老朽化、巨大設備、耐震問題、圧力容器の脆性、等に加え、「ひび割れ放置運転」、ガバナンス、コンプライアンス欠如など、原発は大きな危険をさらけ出しています。
再生可能エネルギーという安全で環境にも良い技術があるというのに、行政、議会は、再稼働に走ろうとしています。
危険性に目を向けず、住民の安全に目をぞむけ、「安全神話」を信奉しています。高浜町議会が再稼働誓願を可決し、おおい町も、美浜町も、再稼働の為の環境整備を行っています。
福井県の対応がポイントとなりますが、関電の使用済み燃料の保管先を公表する約束が果たせるのか。そこを示さないのに、立地町は先走っています。
私たちが今使う原発の電気は、10万年先まで、その廃棄物を保管しなければ成りません。その管理は誰がするの? 私たちではありません。私たちの次の世代なのです。こんな技術は倫理的にも許せませんよね。
私には異様な光景です。何でこんなことが起きるのでしょうね。お金です。安全でも、エネルギー不足でもないのに、その逆を行く議会と行政。
明日の朝刊全紙に私の「かわら版」を折り込みします。ぜひ見ていたいただきたいと思います。

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