どの政党も、格差社会の是正を訴えています。選挙用の「キャッチ・フレーズ」となっています。
岸田首相が「分配」を語っても、誰も信用しないですね。自分の主張を語りながら、総裁選を勝ち抜くためにコロコロと変えていくその姿勢。
評判通りの人でしたね。
格差社会で多くの若者は苦しんでいます。その若者は投票所に行けない。あるいは政治に背を向けています。
政治はどうやって「分配」を見直すのか。岸田首相は、経済の「成長」を掲げて「分配」を公約しています。
この頭のレベル。「分配」の見直しとは、富裕層が受け取る高額な収入に課税し、働く人たち、若者に還元することです。それ以外にはありません。
法人税がどんどん切り下げられてきました。富裕層への課税率も下げられています。
これを見直す政党こそが、「分配」を真剣に考える政党と言えるでしょう。
経済の「成長」はどういう公約で達成できるか。それは地方経済の活性化です。地方経済の多くは死んでいます。
地方が元気になることで、多様な人材を輩出し、経済を支える技術を成長させることができます。
「分配」は、こういう議論をしてほしいと強く感じています。

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