森と暮らすどんぐり倶楽部のブログ

　コロナ感染が日本で拡大されていく状況を見ていて、「原発事故と変わらないなぁ」と、つくづく思います。

　中国で新型コロナ発症が確認されて以降、安倍政権はどういう対応をとったか。クルーズ船での右往左往が、政権の危機意識不在を示しました。

　パンデミック対応は、外国からの検疫を厳しくし、感染を少しでも抑えることにあります。安倍政権は､情報を受け取っているにもかかわらず、検疫を厳しくせず、中国人旅行客を受け入れました。

　愚かな極みですよね。愚かな国のトップを選んでしまうと、こうなりますよという典型です。私たち有権者の責任です。

　原発事故もそうです。東北地方太平洋沿岸部では、１５ｍを超える津波が繰り返されることは歴史的に分かっていました。
　
　それを知りながら、国も、電力会社も、推進御用学者も、自治体も、議会も､対応しなかった。この罪は重いと言えます。

　厳しく検疫して感染者を抑えること、津波を防止する対策をとること、誰でも分かる対策を打たなかった政権政党。

　結局は責任の所在がどこにあるかを明確にしないことが、対応を適切に「行わない」事に繫がります。

　重大局面の判断では、個人の責任が問われるべきです。そうしないと、又大きな原発事故を引き起こすことになりますよね。

　原発も、地震も、感染症も、そのことを私たちに警告しています。