コロナ禍での人の動きが、昨年とはずいぶん違ってきましたね。「はあとふる体験」はかなりの参加になっていますし、キャンプも今年は少し増えています。
治療法が安定し、重症化しにくい状況になってきたことが要因でしょうか。
当地のキャンプサイトには、現時点で各種どうだんつつじやウワミズザクラが咲き、新緑がみずみずしいですね。
先日来ていただいた尼崎市の中学校の生徒さんが、山肌の新緑を差して「きれいですね」と言ってくれました。
当地の山林はほとんどが天然林で、広葉樹が占めています。私自身は当地区の「山委員」を30年間も務め、新たな杉の植林に反対してきました。
数ヘクタールに及ぶ皆伐を行い、巨木をたくさん切り、育林をする体制もないのに植え続けることの愚かしさを訴えてきました。
「私たちの林業」を実践しようと決意し、脱サラし、20年を経て少しずつ、結果を残すことが出来るようになりました。
当地のキャンプ場に植えた広葉樹。他にも、鳥や動物、風が運んでくれて植えてくれた広葉樹が生長し、今では間伐をしなくてはいけないほどに成長しています。
お客様が来てくれなくても、色とりどりの四季の変化に感動する毎日です。

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