東北地方太平洋沿岸地域には、15mを超える津波が繰り返されてきました。浜岡裁判ではそのことが争点になっています。
国や電力会社がそのことを知りながら、何ら対応をしませんでした。その結果としての福島第一原発事故です。
国も東電も、実質的に何も管理責任を問われていません。おかしな国です。
さらに、たまりにたまった汚染水を、「薄めて海に流すから大丈夫だ」と言います。この横柄な論理。事故を起こしたことへの責任など、これっぽっちも感じていないようです。
1970年代初頭に、アメリカの原子力規制委員会(NRC)が警告を出していました。福島原発のマーク1タイプは、深刻な事故を起こすと、半永久的に炉心部を冷却し続けなければならなくなるということです。
その汚染水を海に流すのですから、許されることではありません。NRCの指摘通りの結果ではありませんか。
今日、福井市で核のゴミの責任を問うシンポジウムが行われます。私もパネラーとして参加します。
原発を終わらせるために、老体に鞭を打っています。

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