日立製作所のイギリスにおける原発建設を見ていますと、まさに「政商」が当てはまります。
民間レベルで事業の成否を判断すべきことを、イギリス政府、日本政府を巻き込んで、2基建設で3兆円もの資金を調達します。
1基3000億円以下で建設できた原発ですが、今やその5倍。新規建設の度に建設単価が上昇していきます。
福島原発事故以降、安全への対策が必要となり、一気に建設単価が跳ね上がりました。では、今までの原発の安全性はどうなの?
危険が一杯!と言うことではありませんか。
日本で建設できなくなった原発。原発建設輸出政策を掲げて日立や東芝、三菱重工の「政商」達を引き連れ、その「政商」達の屋台骨を傾けさせてきた安倍政権。
まちがいなく、日立製作所は痛い目に遭っていくでしょう。世界が「脱原発」に動いているにも関わらず、自らが生き残るために、政治とつながろうとする愚かな会社なのですから!
そしてその結果、後始末は「税金」という「付け」で支払われることになります。

2