町内の小学校の生徒さんが、どんぐり倶楽部を訪れてくれました。自転車に乗って新庄地区まで、県道を約7kmほども登ってくれました。長くて急な坂道がありますので、大変だったと思います。
お弁当を食べて、午後1時から張り絵体験です。みんな一生懸命に頭を絞っていましたね。いい作品がありましたよ。それぞれの顔の表情が良かったですね。爪楊枝を使って立体的な表現をしている作品もありました。ユニークです。
張り絵プログラムは、自画自賛ですが、年少の世代から老齢の方たちまでの、それぞれの表現力を高めてくれます。作業は、木や花、葉っぱの素材を使って、それぞれの思いを綴(つづ)っていきます。見ていて「うーん、どうかな」と思うような表現でも、素材の力で、結果を良く見せてくれるのです。
すばらしいプログラムだと思っています。ヒノキ材も効いています。優しい肌色の「画用紙」を見ているだけで、「いいなぁ」と思います。張り絵プログラムは最初から考案されたものではありませんでした。経験の中で「これはいけるのではないか」というひらめきがあって、実現したものです。
経験から裏打ちされる直観力。数学でもそうですが、問題を解いている時に働く直感が、壁を破ってくれるときがあります。毎日の経験を、常に前向きに受け止めることが大切ですね。

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