ロシア経済のGDP(国内生産)は、韓国に続く世界の11位。その中心は、エネルギーと食物です。これがロシアの実力と言えます。
ウクライナ侵攻の長期化により、経済的には消耗が激しいと言えるでしょう。
経済規模を見る限り、武器やハイテク製品等の重要部品は、世界から調達していることは明らかです。
世界から厳しい経済制裁を課されると、公にロシアを支援する国が現れない限り、ロシア社会は混乱を来します。
その兆候が見え始めました。ロシア人も、状況が少しずつ理解され始めたようです。
ウクライナ東部2州がロシア軍に制圧されそうですが、ウクライナ軍への世界の軍事支援、経済支援により、今後は反撃が始まりそうです。
たとえウクライナ侵攻によりプーチンの戦争が「成果」を得たとしても、その行方は、経済制裁の継続により、さらには、脱炭素化による化石エネルギーの購入縮小により、「大国」としての見栄を張ることも出来ないほどの小さな国に変わるでしょう。
民主主義。一時はロシア国民が求めた制度でもあったように思いますが、独裁を許し、自らを傷つけることになりました。
日本の報道の自由「世界ランキング」は、途上国並みです。常に独裁に移行する危険性をはらみます。他山の石とすべきですね。

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