毎日雨で嫌になりますね…
先週CRF250R(X?)のオーバーホール終了したのですが、これじゃ慣らしにも行けません…
で、今回も整備ネタです。
前回までの記事は
こちら
ヘッドの清掃が終わったら組み付けですが、ステムシールを新品に交換し、バルブスプリングも新品に…
スプリングはまだ使用限界来てなかったのですが、高いものでなし、注文してたのでこの際交換します…
バルブを破損しないように軽くコッタをなじませるようにコンコンやったら終了です。
あとは組み付けですがここが鬼門です…

ピストンピンを止めるサークリップが入れにくい…

2stのようにピストンの円筒形の表面近くに穴がない…
さらに薄いピストンでかなり奥に穴がくるので作業性わるいことこの上ない…
サークリップブライヤーなんて高価なものないので、ラジオペンチで押し込んで、割りばしの裏で押し込みます。
間違ってもクランク内に落とさないようにウエスで周りを塞いでおくことコレ重要っス
4stはピストンリングに回り防止のピンが打ってないので入れるのは簡単ですが、ボアが大きい(ショートストローク)なのでシリンダー入れるのがめんどくさい(手が痛い)です。

オイルをたっぷり塗って入れますが、エンジン組着けの際にはオイラはコレを使ってます。

スプレーなので使いやすいですが、少々高価…

普通使うエンジンオイルにこれを混ぜて使うこともあります。

ヘッドを乗せたら

数回に分けて規定トルクで締めます
ちなみにこのデジラチェ家内からの結納返しの品の一つです

良い嫁もらいました…

カムを入れる前に念のためにシムの厚さを確認しておきます。

こうしておかないとクリアランス測定したあと、いくつのシムを注文すれば良いかわからなくなりますからね…
ヘッドカバー開けたまま放置なんてしたくないし、部品が来るまで待ってられません…
カーボン除去したし、すり合わせもしたので、クリアランスが多少狭くなると予想してたのですが…

クリアランスが基準値より0.01mmずつ増してました…

あれ?なんでだろ…
一つはまだ組んだだけでエンジン始動しておらず、馴染んでないないこともあると思われましたし、
前回の測定値自体に甘さがあり、シックスネスゲージを上手く入れれていなかった可能性があると思われました
どちらにせよ、クリアランスが小さいと適正圧縮が得られないのでまずいですが、多少大きい分にはタペット音がデカくなるのと多少のパワーロスになる程度で大した問題にはならないので、しばらくこれで慣らししましょうかね

慣らし終わったあとでもう一度クリアランス測定し、シム注文することにしました。
現在入っているシムがわかっていればカムを外さなくて注文できます
ヘッドを締めてキャブつけて、EXパイプ、ラジエーター系とカムテンショナーつけたらプラグ入れる前に圧縮を最終確認します
ドキドキの値はなんとサービスマニュアルの基準値と寸分の狂いなく
4.0kgf/cm

いや〜まぁ〜新品交換でしたし、規定トルクで締めましたので当たり前といえば当たり前なのですが、きっちりできていると気分が良いですねぇ〜
作業は先週末に終了しており、
今週末はいよいよ試走(慣らし)のつもりでしたが、(腰上だけなので、スラッジがそうそう出るとは思いませんので慣らしは不要のような気もしますが)
明日も雨

のようで気が重いです…
ちなみに どろんこ村は年中無休です

雨でも普通に走れます

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