今年の梅雨はホント良く降りますね…
そんな梅雨の晴れ間を利用して、先日、
須杭リバーサイドオフロードコースに行ってきたのですが…
一部コースが凄く水が溜まっているところがあり、
おいらのCRFは問題なくとも、坊主のPW80にはまるで湖…
なかなか戻ってこない坊主を心配していると、膝まで浸かった水溜りの中で止まってしまったPW80のエンジンかけようと必死でキックしてました…
とりあえず水溜りから出して、恐る恐るキック蹴ってみましたところ、キックが降りない
押して車まで戻り、プラグ外して蹴ってみると、出るは出るは…真っ黒な泥水が多量に…
あちゃ〜、ここのコースは川砂なので、泥水と言うより、砂水…
サンドブラス状態で、傷だらけに…
2stなのでクランクにまでどっぷりつまっているはず…
「あ〜こりゃ廃車だな

」って一瞬頭をよぎりました
多分クランクベアリングもビッグエンドベアリングも砂だらけでしょうから、
そこまで洗浄するのであればエンジン割らないといけません…
そこまでの労力と費用、時間を考えるとやはり廃車か…
とりあえず、クランクがすぐに錆びてしまうので、明日なんて言ってられない現状ですので、
エンジン割るかどうかは別として、ヘッドとシリンダーまでは外して、クランクまでは出してみました…
そうすると予想通り、クランクまで砂だらけの泥水でびっしり…
なんとチャンバーからも大量の泥水が…
幸い、地元の顔見知りのライダーさんが手伝ってくれて、バイクを立てたりひっくり返したりで泥水を出せるだけ出した上で、大量の廃油オイルで洗浄、さらにはラスペネ(ワコーズの防錆剤)大量に振りかけてとりあえず応急処置終了…
地元のM薗さん、大変お世話になりました
ばたばたしてましたので、写真はありませんが…
かえってからの状況はこちら

連日雨でしたので、トランポから降ろせず…


帰ってからは、キャブレター外して、エアクリーナーはボックスごと外して分解…
リードバルブも砂が溜まっており、分解…

ピストンはまだイケそうでしたし、シリンダーも無事…

ウォーターハンマー喰らってはいると思いましたが、幸い子供キック力でしたので、
コンロッドが曲がるなんてことは無く、無事のようでした。
こちらはケースリードのバルブ穴側から…

幸い初期の応急処置がよかったのか、クランクの錆は発生しておりませんでした。
さて、こうなるとどうするものか…
ここまでしたなら、廃車にするにはもったいないし、
かと言ってエンジン下して割るってのも大変…
結局、洗浄を追加して腰上のOHまでってことで行くことにしました。
てなわけで、とにかく砂を少しでも吐かせたいので、
リードバルブ側から、灯油にオイル混ぜたものを多量に投入し、キックしては排出を繰り返し、
圧搾空気でできる限り飛ばしてから、ゾイルスプレーを大量に振りかけておきました。
治すと決めたので、早速
エルシノアに部品注文に…
いつも部品ばかりしか注文せず、客らしいこと一切しておりませんが、いつも快く応じてくれるK仲社長にいつも感謝です
で、部品来るまでの間で、キャブレターのオーバーホール、エアクリーナーはボックスごと洗浄、ヘッドのカーボン取り、チャンバー内にも多量の泥水が入っており、こちらも洗浄しないといけません…
やることはいっぱいです…
長くなったので つづくです…
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