どろんこ村にはマメに行ってますが、どうも
貸切状態が続きます…
ネタもないので、
先日のCRF整備ネタの続きです。
前回はブレーキトラブルでしたが、今回はオイルトラブルです。
整備してみてわかったことですが、これまでCRFに乗っている方で、
1.クラッチが焼けた
2.ミッションオイルが妙に減る
といった症状がある方、
また
1.オイル下がりやガソリンの混入もないのにエンジンオイルが増える
2.ブローバイからエンジンオイルが吹き返す
という症状があるかたは必見の記事かもしれません…

ってのは、
前回のレース前にエンジンオイルチェックしたのですが、最初適正量であったのですが、暖気後に計るとエンジンオイルが増えてます…
少量だったら、気にしませんが、溢れだしそうなレベルです…
オイル下がり?ってか、普通キャブがオーバーフローした時にガソリンの混入があり、このようになることは良くあるトラブルなのですが、通常停止しているときで、こんだけガソリン流入するようなら、シリンダー内はガソリンだらけで失火し、エンジンかかるはずありません…

腰上の
オーバーホール後まだ1年位しか乗っておらず、(CRF250エンジンオーバーホール記事は
こちら)そんなはずはない…
いろいろ原因を考えていたところ、思い当たる節が…
ってのは最近ミッションオイルが減っているのを思い出します。
レースごとにチェックするのですが、減ってた分足すと次に見た時にチェックボルト穴からかなり漏れてくるということもあり、増えてんのか減ってのかわからない…
CRFはエンジンオイルとミッションオイルが別々になっており、
それはそれで、助かることが多く、良いことなのですが、
今回はこれが仇になりました。

CRFのエンジンオイルは左のエンジンカバー内に注入する形で、普段はここにプールされます。
これがオイルポンプでシリンダー、クランクに散布されたあと、ワンウェイバルブ機構で回収されて、また左カバー内にプールされる形になります。
ってことは、ミッションオイルが左カバー内に入り込むとすればそれはどこから入ってくるのか…
そうです、答えは簡単、クランク内にミッションオイルが入り込めばすべてワンウィバルブによって左カバー内に回収され、ミッション側に戻ることはありません…
それで、ミッションオイルが減る、エンジンオイルが溢れかえる…といった症状になります。
今思えば、昨年、
リクルスオートクラッチを焼き切ったことを思い出します。
たぶんこのころから症状が出ており、ミッションオイルが減っていたのではないかと思いました。
ではミッションオイルがクランクに入り込むとするなどこからか…
(右カバー内、ミッションオイルで満たされている部位です)
CRFの場合は両オイルが混ざることはなく、隔離されてますので、あり得るのは1か所のみ…
右側(ミッション側)のクランク軸のオイルシールからだけです。

問題はクランクにガタが出ていてシールを痛めてるようであれば、いくらシールを交換しても、またダメになるので、その時はベアリング交換を余儀なくされます…
そうなるとエンジン割らんといけなくなりますし、そこまでするならもう買い替え時期かと思います。

この800円くらいの部品でリクスルは焼くは、いろいろとトラブルありました。
幸い、クランクのガタは素人の私がみた限りでは分からない程度のもの(全然ガタなかってです)で、シール交換だけ…

ガスケットもろもろ交換が必要なので、合計4千円ほどの出費でとりあえず終了。
次の休みにどろんこ村で試走しましたが

オイルのトラブルは治っており、めでたしめでたし…
かと思っておりましたら…
更にトラブル発見です…

フレームトラブル編に つづく…
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