チャングム第34話「王の怒り」
薬と毒を区分する試験を乗り切るチャングム。「傲慢は,断定を生む。誤った断定は命を奪う。」渋いな,シン先生。
別の場面では,「医者は深みのある人間になれ」「骨に刻み,血に流れるようにせよ。」。知識や己の力に酔ってはいけないということですね。 これは,なかなか肝に銘じても難しいものです。
今日のチャングムは,ちょっと先生に媚びすぎでしたね。大学の授業で,前の方に座って,先生の板書を消して,必ず授業の後に質問に行く生徒を思いだしてしまいました。
まあ,思い出して見ると,ハンサングンを母として慕って師事していた訳ですからね,シン先生は男性なのでそういう風に見えるのかも(父として慕うっていう感じか),っていうか違和感を感じるのは,やはり講義形式の授業だからですね。
芸者として宴に出なかったチャングムとシンビを不可(しかも,シンビに不可3つって!)にしたイ・ヒョヌク教授。王の逆鱗に触れました。
例のごとく,すっきりしましたね。このシーンを際だたせるために,前回の予告編ではわざと不可になったシーンを放映したのが分かりました。NHKもさるものですね。
シン教授は,他の生徒もみんな不可にして抵抗する。考えましたね。試験の公平性・客観性って,やっぱり重要ですね。そういう意味では,ぼくはあまり面接試験(口頭試問とは違う人物評価目的の場合を指します。)が好きではありません(別に苦手ではないですが)。
そして戻ってきました宮中に。さっそくチェゴ・サングンに昇進したかつての同窓生かつ宿敵のクミョンに再会。
いよいよ宮中の中で,ドロドロのバトル,パート2の開始。チャングムに勝ち目はあるのか・・。ますます期待です。

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