「ビリー・ザ・キッド 21才の生涯」 サム・ペキンパー監督,ジェームズ・コバーン,クリス・クリストファーソン,ボブ・ディラン出演(アメリカ,1973年,2005年)。
サム・ペキンパーが再編集した特別版で見ました。評価の高い作品ですが,自分的にはもう一つでした。
若き日のボブ・ディランも出演しています。期しくも,ディランの新譜,
「Modern Times」がディランとして30年ぶりの全米ナンバーワンに輝くという快挙を成し遂げた時に見た訳ですが,狙った訳ではありません。
この映画,いかにも70年代的な西部劇だと思います。キッドは,フラワームーブメントの寵児のような描き方をされています。これに,年取って保守化した元ヒッピーのパット・ギャレットが挑むという感じ。
地元有力者から助っ人として派遣された男がキッドをあれこれ言うことに対し,パット・ギャレットは,「てめーの講釈は聞きたかねーんだよ,おれは彼を裁くんじゃねー,単に年取ったんだ。」(意訳)と吠えるシーンが全てを物語っていますね。
西部劇っていうのは,まさに無法状態な訳で,無法状態を仕切るのは力(銃)になる訳です。こういう構図自体が古いなー,とか,マッチョ感は否めないなーとか感じる人には,そもそも西部劇は合わないのかもしれませんね。
しかし,ジェームズ・コバーン。印象的ですよね。

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