デマってのとはちょっと違うかも知れませんが・・・
東京の水、70ベクレルなので「乳児でも大丈夫」になった。と日テレ報道。これをいうなら、(「最近政府が、10ベクレルから100ベクレルに変えたので、大丈夫です。WHOは1ベクレルです。」と真実を放送しなさい。)
()内の文を検索するだけで100万件ぐらいヒットする。
ちなみに↓(WHOのガイドライン三版)
http://whqlibdoc.who.int/publications/2004/9241546387_jpn.pdf
29日追記:WHOの見解↓(FAQ)
邦文:
http://www.who.or.jp/index_files/FAQ_Drinking_tapwater_JP.pdf
英文:
http://www.wpro.who.int/media_centre/jpn_earthquake/FAQs/faqs_Drinking+water+safety.htm
(以下抜粋)
・WHOの飲料水のガイドライン値(1リッター当たり10ベクレル)は、
人が一生その水を飲み続けるという仮定でかなり控えめに設定で今回
のような緊急事態において適用される数値ではありません。
緊急事態においては既定国際ガイダンスとしてIAEAのBasic Safety
Standards for Emergencyに従うことになります。
IAEAのOperation intervention Levels (OILs)によると緊急時においての
飲料水に含まれるヨウ素の基準値は1リットル当たり3,000ベクレル。
・これとは別に、国際放射線防護委員会(ICRP)の勧告(Recommendations)
が存在し、これは該当する水を一年程度飲み続けることを仮定して算定。
日本政府あるいは原子力安全委員会がこれを基に緊急時用に設定した
暫定基準値が1リットル当たり300ベクレル。
(代替の水がない場合にその水を飲むことを禁止する必要はない)
・WHO飲料水水質ガイドライン自体にも↓こう記されている。
スクリーニングレベルおよびガイダンスレベルは、既存のまたは新規の
飲料水供給における日常の(「正常な」)運転条件に適用される。
これらは、環境中に放射性核種が放出されているような、緊急時で汚染
を受けている水供給に適用されるものではない。緊急時のガイダンス
レベルと一般的な対策レベルについては、他の資料(IAEA, 1996, 1997,
1999, 2002)に示されている。
(以上)
日本の基準は1/10甘くは無い事がわかるはずです。
それなのに↓
http://viratter.jp/t/50832272751984640
ツイッター。良い面もあるのか知れないけど。
これじゃデマ(うわさ話)拡散器みたいだ。
この話以外にも、根拠不明の数値捏造説など上げるとキリがない。
センセーショナルな話題をついブログやツイッターで広めたくなる
気持ちはわからないでもないですが、不用意な拡散によって要らぬ
不安感を高めてしまう人、怯えてしまう人を多く生み出す事を
考えて見て欲しい。

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