FB Jon RitchieはDET戦で膝靭帯断絶の重傷を負いIR登録されました。
今後はドラフト5巡指名ルーキーのThomas TapehかPS枠から昇格したJosh ParryのどちらかがFBを勤める事になります。
まずTapehですがプレシーズンゲームでパスキャッチ力が有る事が解っていますがショートヤードランナーとしてはそれほど良い成績を残せませんでした、カレッジ時代は優れたランブロッカーでしたけれどNFLではパワー不足と評価されているようです。元々Ritchieは今年一杯までの契約でしたので後釜のFBとして今年1年は勉強させる予定だったのですがCorrell Buckhalterの怪我以来FBよりもRBとして起用する方針に変わったばかりでした。ランブロックとブリッツのピックに不安は残りますがレシーバーとしてはそれなりにやれるのではないかと思います。
Josh ParryですがLBからのコンバートでEAGLES入団後にFBになりました、パスキャッチ力が有りランブロックも悪くないそうです。EAGLESのPSに出たり入ったりして3年チームに帯同してきたので戦術理解ではルーキーのTapehを上回ります、その為来週のCHI戦はParryがスターターFBとして出場すると見られています。
今期ランブロック・ショートヤードレシーブに大活躍していたJon Ritchieと比べてしまうと能力的に厳しいのは仕方が無い事です。今年はBrian Westbrookを守る為にFBを去年よりも多く使いリードブロックさせましたが今後3WRセットを多用する事になると思われます。WRはOwens、Pinkston、Mitchellと3人揃っているので問題無いのですがWestbrookのランプレイでのリードブロック不在によるダメージの蓄積と獲得ヤードの低下、小柄なWestbrookはブリッツピックするの下手ですからパスプロテクト力の低下などオフェンス全体に影響が出るでしょう。
Josh ParryがPSから本契約に昇格したので空いたPS枠にはENFLのリーディングラッシャーで今期のファイナルカットで解雇されたEric McCooが入りました。
腕の靭帯を痛めたJermane Mayberry ですが、今週後半には練習に復帰できる見込みと発表されました。CHI戦に出場できるかどうかは練習を見ながら判断するそうです。ルーキーのShawn Andrewsをすでに失っているOLですのでこれ以上戦線離脱者が出ると能力が落ちる選手を使うことになってしまいます、Mayberryの怪我が軽傷で済んだ事は幸運だったと言えるでしょう。
L.J. Smithの肩の怪我は打撲と診断されました、多分CHI戦には出場するだろうと言われているようです。
STでプレイしているLB Jason Shortは足首の捻挫で苦しんでいます、CHI戦出場可能かは不明ですがST要員なのでそれほどの影響は無いでしょう。
来週のCHI戦が終わればバイウイークなので怪我人の回復や新スターターの調整をする時間が取れます。怪我人の出てきたチームのとっては良いタイミングだと言えるでしょう。