@NYG戦に6−27で勝利し4年連続の地区優勝を決めました。12週目での地区優勝は85年のCHI,97年のSFと並びNFLタイ記録のようです。
試合内容は完勝と言えるでしょう、両先発DEが怪我で居ない事もありますがMcNabbを1サックだけに守りました。Terrell Owensをダブルチームで守ってきたNYGに対しPinkston、Westbrookにも投げ分け、Owensを抑えられた時にオフェンスが進まなくなる事は有りませんでしたし、Westbrookのランも効果的に出ていました。
セカンドターゲットPinkstonが最近好調な事とWestbrookが怪我から復帰した事に加え怪我の為か期待を裏切る働きしか出来なかったL.J. Smithがこの試合で良い動きを見せました、Owensをダブルチームカバーさせにくくする為にもL.J. Smithの復活は良い傾向と言えます。
Tiki Barberに110ヤード走られてしまいましたが崩されたと言う印象は有りませんでしたので問題ないでしょう、開幕戦5サックを記録したパスラッシュはこの試合でも4サックとルーキーEli Manningにプレッシャーを掛けました、2INTを記録し148ヤードに抑えたパスディフェンスは素晴らしい物でした。
Jeremiah Trotterの起用でランディフェンスが向上した事がディフェンスを安定させているように見えます、ただし相手も研究して来るでしょうからアンダーニースへのパスで攻められた時に崩されないかと心配な面も残ります。
Jevon Kearseがパントブロックを記録しましたが、怪我の多いKearseをSTで使うのは危険でしょう。
心配なのが第3Qに退場したJermane Mayberryの怪我です、ここ数試合欠場・途中退場を繰り返していて状態は良くなかったのですが今回ふくらはぎの怪我の悪化で来週のGB戦も欠場する可能性が有るようです。もう1人の先発OG Artis Hicksも膝の怪我で来週まで欠場予定ですのでGB戦は左右両方のOGを欠く事になります。
Hicksの代わりにLGで出場したSteve Sciulloはランパス共に無難にこなしていたように見えました。Mayberryが退場した後RGには2年目CのAlonzo Ephraimが急遽入りました、CはHank Fraleyがほとんど全てのスナップをしているのでもしかするとEphraimはOLとして初めての試合出場かもしれません。GB戦にMayberry、Hicks2人とも欠場した場合はEphraimがRGのスターターになるようでTrey DarilekがOG,Ian AllenがOTのバックアップとして今シーズン初のアクティブ登録される事になります。
先週、今週とOwensだけが目立つ事無くバランス良くオフェンスする事が出来ていますしランディフェンスも改善されてきました、次週強力OLからのランとFavreから長身WRに投げられるジャンプボールのパスとEAGLESのディフェンスの弱点を攻めてくるGBとの対戦でディフェンスが機能すればスーパーボウルが見えてくるのではないかと思います。