Andy Reidが2005年シーズンについていくつかインタビューに答えました。
Terrell Owens、Jevon Kearseと大物2人を獲得した去年のオフシーズンに比べて今年のオフシーズンが地味な動きしかして居ない事を認め、現在の所はたくさんのドラフト権があるのでドラフトでの補強を優先して足りない部分が有るならばFAで補強する考えを示しました。
今年のオフは戦力の流出を最低限に抑える事が最優先事項でしたし、ほぼ予想通りの選手を引き止めることに成功しています。ドラフトとドラフト後に動き出すであろうWestbrook,Michael Lewisとの契約延長交渉がオフシーズンの評価を決めることになるでしょう。
Terrell Owensは怪我から回復して04シーズンよりも今シーズンの方が良い成績を残すと予想しています、McNabbとのコンビネーションも向上するしMcNabb自身も更に良くなると考えています。ReidがコーチしたWRの中でOwensはSterling Sharpeの次に才能が有るともコメントしています。
怪我の影響が無ければ、今年もMcNabbとのホットラインは素晴らしい成績を残すはずです。Sharpeの次がOwensとするとその次がFreemanでしょうか?
Freddie Mitchellがトレード志願した事に関しては(正式には)聞いていないと話しました、スーパーボウル前の発言に対しては否定的に考えているようです。今シーズンEAGLESの一員であり続けるかについては答えませんでした。Greg Lewisをスロットレシーバーとして使い続ける考えが有るようです。
ドラフト上位でWRを獲得した場合Mitchellをトレードに出す準備が有ると言う事だと思います。昨日も書きましたがMitchellは来年FAですし、T.O.に巨額のボーナスを支払えない場合(リングを手に入れた場合、怪我等で成績が急降下した場合)を考えると今年のうちに次期エースWRを獲得する可能性も有ります。Greg Lewisのスロット起用は長期契約をした時点で予想されていました、この発言がMitchellの残留に関係するかは分かりません。
WLBのスターターをMark Simoneau、Keith Adamsどちらがスタータになるかは今の段階では決まって居ないようです。N.D. KaluとJerome McDougleの2人にもREのスターターがどちらかは決まって居ないとコメントしています。またMcDougleは怪我が多い事がスターターへの最大の障害と考えているようです。
Adamsの再契約の時にスターターを確約した噂も有りましたが、そうではないようです。ドラフトで獲得する可能性も有るので今の段階では明言出来ないのでしょう。以前からMcDougleの成長を期待しているらしいのですが怪我が多いですし、ドラフトで指名する可能性もあります。
Hollis Thomasに対しては契約更改に応じるつもりもトレードに出すつもりも無いとはっきり言ったようです。今年もEAGLESの一員で居るかはThomasが決める事と突き放しました。
これは当然の対応です、ドラフト下位でランストップタイプのDTは指名するでしょうしホールドアウトされた場合でも大きなダメージにはなりません。
今年のオフシーズンは始めからFAは戦力の維持を優先して、戦力補強はドラフトでやる方針に決まっていたようです。キャップがまだ残っていますし、ドラフト後に補強できなかったポジションで売れ残ったベテランを補強するつもりなのでしょう。トレードを要求している選手についてもドラフトで補強できたならば出す可能性は有る程度で積極的に売りに出す事はしないのでしょう。これは正しい方針です。