6巡221位指名のOT Calvin Armstrong です。
1982年5月31日にWashington州のCentraliaで生まれました。Centralia高校時代はバスケットもプレイしていて4年生の時に高校が所属するリーグのセカンドチームに選ばれました。 3年生の時にDLとしてリーグのファーストチームに選ばれ、4年生の時にはOL,DL両方でファーストチームに選ばれています。
2001年にWashington州立大に入学して、3試合目からRTのスターターとして試合に出場するようになります。2002年には踵の怪我で2試合欠場しますがRTとLTで12試合に出場してPac 10のファーストチームに選ばれました。2003年はシーズン最初はRTで後半からLTでプレイして2年連続Pac 10ファーストチームに選ばれています。2004年は1シーズンで2個のサックしか許さずに3度目のPac 10ファーストチームに選出されました。
40ヤード5,5秒、20ヤードシャトル4,66秒、3コーン7,62秒、垂直飛び34インチ(86センチ)幅跳び8フィート4インチ(254センチ)225ポンドベンチプレス26回
6−7、325ポンドの大型選手ですが40ヤードの数字が5,5秒は少し遅いです、OLは最初の一歩が大事とは言え10ヤードの数字も1,92秒で相当悪い記録しか残していません。OTにスピードを求めない(対面の選手を叩き潰す事に重点を置く)EAGLESの戦術でも使えるかどうか微妙だと思います。
足が遅い事とフットワークに難が有りバランスを崩しやすいので今後修正が必要、腕の使い方が上手くないのでパワーを無駄にしている。パスプロテクトは低い姿勢のまま相手を待ち構えて長い腕を使う事で有効に機能する。325ポンドからバルクアップをする事が可能でテクニックの向上も期待できるので成長の余地は十分に有る。足が遅すぎるのでOGの方が良いかもしれない。
ミニキャンプではRTとして練習しました。パスプロテクトが得意なので左側向きんも思えますが、フットワークが悪い事を懸念されているようです。特に膝の使い方を修正されたようで、低い姿勢を保ちながら動けるようになる事が次のキャンプまでの課題のようです。3年連続Pac 10のファーストチームですからフットワークが改善されれば1年目から活躍できるかもしれません、4巡指名のTodd Herremans よりも今の時点ではロスターに近い選手だと思います。