2巡63位で指名されたLB Matt McCoyのプロフィールです
本名はMatthew McCoy、1982年10月14日カリフォルニア州のTustinと言う町で生まれ、高校生の時はRBとLBでプレイしています、RBとしては1キャリー平均7ヤードを越える数字を残し、LBとしては4年生の時に71タックルと6回のFGブロックを記録しています。
2001年 出場無し
2002年 55タックル
2003年 125タックル 4サック
2004年 10試合出場 90タックル 3サック
2001年にSan Diego州立大に入学し、1年目はレッドシャーツで過ごしました。2年目の5試合目からWLBのスターターに昇格して55タックルを記録しています。3年目の2003年はMountain Westカンファレンス セカンドチームに選ばれました。2004年はUNLV(ネバダ大ラスベガス校)戦で手首を骨折してシーズン後半を欠場しています。3年間で35試合出場28試合でスターターを務め、8サック270タックルでした。Mountain Westカンファレンスのセカンドチームに2度選出されてアーリーエントリーしました。
アーリーエントリーを表明したのですが、スカウティングコンバインに招待されませんでした。怪我をしていたとはいえ手首の骨折ならばベンチプレス以外の種目には関係ないですから単純に無名で呼ばれなかったのかもしれません。 San Diego Stateの同僚LB Kirk Morrison(OAKに3巡で指名されました)の方が有名でしたからMcCoyは呼ばれなかった可能性も有ります。その後San Diego州立大で行われたプロデイで数値を測定しました。
3月18日に行われたプロデイの数値
40ヤード 4,62秒 20ヤードシャトル 4,24秒 3コーン 7,03秒 垂直飛び 33インチ(84センチ) 幅跳び 9フィート7インチ(292センチ) 225ポンドベンチプレス 19回
5−11、234ポンドのサイズはLBとしては小柄です、40ヤードが特別速いわけでもないしコンバインに呼ばれない位ですから有名だった訳でもありません。ドラフト前の評価も素晴らしい敏捷性を持っていてコーチの指示通りに頑張るブルーカラーでどんなコーチでも欲しがるチームプレイヤーと高評価する専門家から、誰?聞いた事無い・・・まで評価は分かれました。ドラフトが近づくにつれ評価は高くなり2巡指名されるだろうとドラフト前日には言われていました。
ストレートスピードよりも機敏さに特徴が有りショートゾーンならばスロットWRをカバーする事も可能で、オープンフィールドのタックルも確実とニッケルLBに最適な能力を持っています。小柄な割にパワーは有るのですがランで狙われると押し込まれてしまうようです、OLBをスクリメージに配置しないでDLの後ろに配置するEAGLESに向いている選手とも言えます。FGブロックにも定評がありSTでも活躍できそうです。
EAGLESではFAでATLに移籍したIke Reeseの代わりにニッケルバック兼STとして期待されています。同時に1年契約でチームに残留したWLBのスターターKeith Adamsが居なくなる来年以降のWLBとして起用する為の勉強をする1年でもあります。
ミニキャンプでは3番手のWLBとして練習に参加しました、Adams,SimoneauかWLBのスターターをいきなり奪うのは難しいと見られています。ドラフト2巡のLBとしては1年目からスターターを争ってほしい所ですが1回目のミニキャンプが終わってからの評価はスターターには程遠いようです。ミニキャンプでは主にニッケルLBの練習をしたようなので、今年はそれ以上を求めない方針かもしれません。