Wonderlic testとは一種の知能テストでスカウトコンバインで全員が受けます。50問の問題を制限時間12分で答える形式で行ない、平均点は20点くらいだと思います。
4−5日前のチャットでSFファンのNinerFaithfulさんが見つけたWonderlic testのサイトのサンプル問題をその場に居た全員でやってみました。
http://www.angelfire.com/fl3/existence/wonderlic.html
選手の写真の3行上に有る Click Here to See How You Might Score on the Wonderlic. をクリックで制限時間2分間で9問にチャレンジできます。
その結果その場に居た4人は4点から6点という結果になりました(私は6点でした)英語を母国語としない日本人が9問で5点くらい普通に取れるのに、スカウトコンバインのテストで50問で8点しか取れない選手は相当頭が悪いのではないかと言う話になりました。スカウトコンバインではもっとレベルの高い問題が出るに違いない、ある程度の成績を残さないとNCAAの規定で試合に出場できないことになっているからこんなに簡単な問題で一桁はありえないと言う話になってその日のチャットは終わりました。
その後Packer Zoneさんの掲示板でもWonderlic testの話題が出ていて、そこにテストの問題を作っている会社のHPのリンクが張って有りました。
http://www.wonderlic.com/products/sample_tests.asp?prod_id=4
そこのサンプル問題の1問目を見て唖然としました。10セントで1フィートのロープを買えます、60セントで何フィートのロープを買えますか?・・・・・小学1年生の算数です。
スカウトコンバインではもっと難しい問題が出るのだろうとチャットの時は自分を納得させたのですが、全然そんな事は有りませんでした。知能テストは簡単な問題から始まって後半は複雑な問題になっていくものなので全てがこういう問題ではないとは思うのですが、こういう問題だけでも正解すればある程度の得点は取れると思うのですけど・・・。
ドラフトの選手評価にこのテストの点が低いからプレイブックを覚えられるか心配、などと言う評価を目にするのですが、確かにこのテストで一桁しか取れないような選手はそういう不安を持たれても仕方が無いと思いました。
ここで問題なのが2年連続でEAGLESの1巡指名選手がこのテストの点が酷かったという事です。今年の1巡指名Mike Pattersonは9点、去年の1巡指名Shawn Andrewsは正確な点数は知らないのですが相当悪かったと言う記事を読んだ事が有るので一桁だったのではないかと思われます。1巡指名するような選手とは指名の前に面接を行っているでしょうから大丈夫だと判断したのでしょうけど、この2人は期待も大きいですし不安になってしまいます。