長期契約を望みRFAの1年契約にサインをしていないBrian Westbrookですが、代理人を変える事にした模様です。
先月Westbrookが6月15日までにチームに合流するだろうと発言した現在の代理人Anthony AgnoneからDonovan McNabbやCorrell Buckhalterの代理人のFletcher Smithに変える為の申請を選手会に提出したと噂されています。
Westbrookの希望がEAGLESとの長期契約なのはほぼ間違いないとは思うのですが、そうなる可能性は殆ど無いのが現状です。今回の代理人の変更が長期契約する為のものなのか、単年契約を受け入れるのかはまだ分かりません。長期契約を希望しているが上手く行かなかった為に代理人を変えたのならばチームへの合流にはもう少し時間が掛かるでしょう。
私が考えるのは今回の代理人変更はWestbrookがチームへの合流を希望したのに代理人が難色を示したのではないかという事です。ドラフト3巡指名のRyan Moatsがチームに加入した事でWestbrookと同じタイプのRBがチームにもう1人居る事になりました、この指名がWestbrook側に大きな影響を与えたのではないでしょうか。
Moatsの加入でWestbrookは大きなダメージを受けることになります。まずホールドアウトする事で長期契約を勝ち取る事を考えていたのならば同じタイプのRBの加入でホールドアウトの影響力は低下しています。去年Westbrookのワンマンエース状態だった為に記録を大幅に伸ばしましたが、今年はBuckhalterが怪我から復帰しMoatsも居るので2003シーズンのようなRB3人ローテーションで起用される可能性が出ました。EAGLESと長期契約が出来ないならば今シーズン1000ヤード走ってUFAになる事が必要になりますが、3人のRBをローテーションさせた場合1000ヤードを記録することは難しいでしょう。そして、Moatsのミニキャンプでの高評価は来年Westbrookが居なくてもチームは困らない可能性をチームに示しています。これらの理由から長期契約を求めホールドアウトする現状から作戦変更をして、チームに合流し今シーズンに向けてコンディションを整えてUFAになる来年に大金を得る事にしたのではないかと考えます。
6月1日から始まる2度目のミニキャンプまでのチームに合流した場合は単年契約を受け入れる事になります、その場合は来年フランチャイズ指名をしない事を契約の中に織り込むのではないかと予想します(契約にそういう付加条件を追加できるのかは分かりませんけど)