5巡146位指名のDE Trent Coleです
1982年10月5日にOhio州のXeniaで生まれました。Xenia高校ではRBとDEでプレイして、4年生の時にランで1241ヤード10TDと121タックル8サックを記録してOhio州のファーストチームに選ばれています。フットボールのほかにバスケットもプレイしていたようです。
2001年
2002年 86タックル 5サック
2003年 94タックル 5,5サック
2004年 68タックル 8,5サック
Cincinnati大に入学した2001年はプレイする資格が無かったのでプレイしていません、多分学力が足りなかったのだと思われます。2002年はDTでプレイしてConference USA の新人賞を獲得しました、2003年からDEにコンバートされConference USA ファーストチームに選ばれました、2004年はConference USAの最優秀ディフェンス選手に選ばれています。通算19サックはCincinnati大の歴代3位の記録です。
40ヤード4,86秒、垂直飛び35インチ(91センチ)幅跳び10フィート2インチ(304センチ)最大で360ポンド(163キロ)知能テスト14点
6−2,236ポンドとNFLのDEとしては小さく軽すぎます、シーズン終了からドラフトまでに15ポンドほど体重を増やしていて250ポンド近くまで増やしている模様です。評価を見ると敏捷性に特色のある選手だとは思うのですが、コンバインで敏捷性種目の数字が残っていません、40ヤード4,86秒だけを見るとパスラッシャーとして通用するようには思えない数字です。
サイズが無いのでOLと組み合ってしまうと振り解く事は期待できません、その代りオープンフィールドでは敏捷さでOLを翻弄する事が出来ると評価されます。典型的なウイークサイドのパスラッシュスペシャリストでNFLではサードダウンパスラッシュ専用の選手になるしか生き残れないと見られます。ただし40ヤードの数字を見てもスピードが図抜けている訳ではありません。
OLB転向も考えられましたが、ミニキャンプではDEで練習したそうです。パッド無しコンタクト無しの練習の為だとは思いますが、素晴らしいクイックネスでOLを突破してQBにプレッシャーを掛け続けて高い評価を得ました。真価はフルパットをつけた状態でどれだけ動けるのか、OLのブロックを掻い潜れるのかを見るまでは分からないでしょう。現在の所DEの5番手をJamaal Greenと争う事になりそうです。 今回のドラフトではDEの20番目くらいの評価しかないのですが、ESPNのLen PasquarelliはLBとしてですがドラフト前の注目選手に名前を挙げています。