リーグトップクラスのディフェンスを持つ両チームの対戦になったプレシーズン第2戦はBAL相手に20−14で勝利しました。
T.O.が欠場しているEAGLESのレシーバー陣は先週とは打って変わって低調な記録に終わっています。ルーキーReggie BrownとBilly McMullenは記録無しですしGreg Lewisも1キャッチです、Brian Westbrookの51ヤードパスキャッチ(スクリーンパスからの独走だったらしいです)だけしか見せ場の無いままと言えるでしょう。
ランオフェンスでは先週に引き続き右オフガードのランを中心に組み立てましたが3回で1ヤードしか進めませんでした。Shawn Andrewsが酷かったのかRay Lewisが良かったのかは分かりませんが、今年のキープレイになるはずのAndrewsを使ったランは2試合連続して沈黙しています、カレッジトップクラスのランブロック力を誇ったAndrewsが全く通用し4ない事は無いと思うのですけど・・・。左側のTraも調整が遅れていますし今年はランオフェンスで苦労する事になりそうです。
先週は無難にスターターを務めたTodd Herremansですが、この試合ではTerrell Suggsにサックを許し反則を連発するなど圧倒されてしまいました、リーグトップクラスのDEのスピードにはまだ反応出来ないみたいです。ランブロックを試して欲しいのですが記録上左側へのランは1回も無かったようです。
Westbrookのランは4回で僅か2ヤード、McNabbのパスも107ヤード1TD1INTとファーストチームのオフェンスは決して良い出来では有りませんでした。強力ディフェンスのBAL相手ですがT.O.の不在とOLの調整に不安が残りました、2Q途中でセカンドチームに変わっています。
ディフェンスはJamal LewisとTodd Heapが居ない影響を考慮する必要は有りますが、Kyle Bollerから2INTを奪いサックからのファンブルリカバーなどほぼ完璧に1Qを抑えてセカンドチームに引き継ぎました。
ファーストチーム相手にMike Pattersonがサックを記録しました、先週はサードチーム相手でしたが2週連続のサックを見る限りサイズの無さをスピードで補う事に成功しているようです、全く使い物にならないと言う事は無さそうです。
セカンドチーム以降のオフェンスで目立ったのはルーキーの2人Ryan MoatsとStephen Spachでした。Moatsはサードチームでの出場でしたが4回のランで35ヤード走っています、先週の2TDに続いての大活躍です。そろそろファーストチーム相手にプレイさせても良いのではないかと思います。Spachはファーストチームに混ざってプレイをしてMcNabbからのパスをキャッチしました、ベテランのJames Whalenを追い抜いたと考えて良いでしょう。
ディフェンスではJason Shortが8タックルを記録しています、途中パスで連続して狙われたりもしましたがランディフェンスでは良い所を見せたようです。3番手のSS Jeremy Thornburgも8タックルを記録しています、2番手のQuintin Mikell,が負傷した分プレイタイムが増えた結果でしょう。先週狙われたDexter Wynnは今週もパスディフェンスに課題を残しました、リターナーを務めるスピードは持っているのですけど・・・。
David Akersの負傷でチャンスを貰ったJimmy Kibbleですがスナップが悪かった影響も有りますがキックブロックされています。
先週リターンTDを2つも貰ってしまったSTですが、今週はDexter WynnがパントリターンTDを記録するなどいい働きを見せました。足首を捻挫してしまい途中退場しましたがリターナーはKR・PR両方ともWynnでほぼ決まりでしょう。
この試合で5番手のWR候補だったJustin Jenkinsは試合開始直後のキックオフで膝を負傷してカートに乗せられて退場しました、現在検査中ですがシーズンエンドの可能性も有るようです。
Dexter WynnはリターンTDを記録した後にCBとしてプレイしている時に右膝と足首を捻挫して退場しました、それほど重症だとは無いと思われます。
Quintin Mikellは腿を強打して予定よりもプレイタイムを減らしました。Bruce Perryは去年IR登録される原因になった肩の怪我を再発させたようです。David Akersは腿の怪我で後半Jimmy KibbleにKを譲りました。