Todd Pinkstonが金曜日の練習中にアキレス腱を断絶する大怪我を負いました。現在MRI等の検査を行っていますが多分シーズンアウトでしょう。
ロングパスをMatt Wareと争った時に交錯してしまったそうです。一度は立ち上がったようですが歩けずに退場しました。
T.O.も怪我で練習を休んでいるのでGreg LewisとReggie Brownがファーストチームで練習しました、セカンドチームにはBilly McMullen とJustin Jenkinsが入っています。NFLトップ3に入るT.O.が怪我や契約の問題をクリアできれば2番手3番手のWRは普通の実力でも十分なオフェンス力が有るのは去年実証済みですが、肝心のT.O.が足の付け根のヘルニアと契約問題で十分なプレイが出来ない可能性があります。Pinkstonの怪我で契約交渉はT.O.側に有利になるでしょう、再びホールドアウトする様な事にならなければ良いのですが。
T.O.がプレイすると仮定してPinkstonの怪我の影響を代役になるであろうGreg Lewisとの比較で考えて見ます。
去年のPinkstonはT.O.がダブルチームを引きつけてシングルのマンカバーだけの試合では100ヤード越えの活躍をしましたがT.O.にダブルチームに行かない場合やゾーンで守られた場合は50ヤード程度の記録しか残せませんでした。元々ディフェンスをストレッチするデコイの役割を任されていますから、T.O.にダブルチームさせない事で十分に仕事はして居るのです。スーパーボウルでも見せたようにCBとのマンツーマンではスピードと長い腕を利用したサイズで圧倒する事も可能です、ただショートゾーンの密集ではヒットを恐れて散漫なプレイをしてしまうので用途は限定されます。
Greg Lewisはチームのレシーバー最速ですからディープに走りこむ事は可能でしょう、しかしサイズは普通ですからCBとのマンツーマンで勝利出来るかはまだ未知数です。ストレートでしか速くないPinkstonに比べればショートゾーンでの機敏さはLewisが勝っています、WCOらしいショートゾーンに入り込むプレイでは確実性が増すはずです。
来シーズンは分かりませんが、少なくとも今シーズンはT.O.をパスオフェンスの柱として計算する事になります。T.O.を活かす為にディープに走りこむ能力ではPinkstonが勝っているでしょう、デコイにはそれなりのネームバリューが必要だと思われます、ディープで実績の有るPinkstonと売り出し中ですがFAルーキー上がりのLewisではデコイとしての価値には差が有りそうです。
Greg LewisがPinkstonの穴を埋めれるかどうかはシーズン序盤に何本ロングパスを成功させるかが鍵になると予想します。
Correll Buckhalterが去年手術をした右ひざの打撲で途中退場しました。現在検査中ですがトレーナーの感触だとそれほどの怪我ではないようで今日の練習に参加できるかもしれないと言う事です。キャンプ中の怪我で2度シーズンアウトになっていますがシーズン開始まで無事に過ごせた年は活躍しています、Westbrookが帰ってくるまではスターター扱いですし無事にキャンプを乗り切って欲しいものです。