MINで面接を受けたBrad ChildressがGBを訪問しています、他にはHOUも面接の許可を求めていますがKCとNOからは今の所は面接の申請が無いようです。McNabbを失ったシーズン終盤6試合を5勝1敗で乗り切って以来HC候補として名前が挙がるようになったChildressですが、これまではプレイオフに進出した事もあり引き抜かれずに済んでいました。
MINはTom Heckertの獲得に失敗しましたし、火曜日の面接の後にも数人の候補と面接をしているようなのでChildressがMINのHCになる可能性は低くなったように思います。
QBコーチとしてMcNabbを入団から育てた事もありますから、伸び悩むDavid Carrの指導者としてもChildressを引き抜くかもしれません。土曜日にHOUを訪問する予定になっています。
GBとは今日面接のようです、ここ数年ディフェンスの弱体化が問題なのでディフェンス畑からHCを呼ぶような気もしますが、DCのJim Batesは実績が有るので戦術が浸透するのを待つのかもしれません。私は最もChildressが引き抜かれる可能性が高いのはGBだと考えています。
Childressが引き抜かれた場合のOCはMarty Mornhinwegになるでしょう、HCとしてはDETで失敗しましたがWCOに精通していますしOCとしては十分な能力を持っているでしょう。DETを解雇された後にHC補佐としてチームに招いた時は何故呼んだのか全く分からなかったのですが、今考えるとChildressがSFのHC候補として名前が挙がった年ですし、いずれ流出する事を覚悟して代わりのOCを確保したのかもしれません。逆に今年もChildressがHCに成れないままチームに残留した場合はMorninwegの方がどこかのOCとしての職を求めるような気すらしてきました。ディフェンス出身の新HCが誕生したチームでWCOを採用したい場合には選択肢として名前が出る可能性はありそうです。
実現の可能性は低いかもしれませんが、Childressが引き抜かれMorninwegがOCになった時にGBのHCだったMike Shermanをスタッフとして招くような気がします。元々Andy ReidがGBに居た時にShermanを紹介したように2人は友人です、お友達人事のReidとしては放っては置けない人材でしょう。カレッジに帰る事も考えられますし、今年の成績は怪我の多さが要因と考えれば他チームからも声が掛かるかもしれません。もしも浪人するような事になった場合には何らかの肩書きを与えてReidがチームに呼ぶ可能性は有るのではないかと思うのです。
DC Jim Johnsonに対する面接の許可をSTLが求めたようですがJohnson自身が断っています、65歳の高齢ですしDCとしてコーチ生活を終える道を選んだのでしょう。今年は怪我人がオフェンスに比べて出なかった割には成績が急降下しましたし、チーム残留を選んだのですからディフェンスの再建に力を尽くしてもらいましょう。