マンデーナイトの@WAS戦、Nate AlllenとEllis Hobbsの欠場が決まりました、King Dunlapもダウトフルですし欠場でしょう。脳震盪のMax Jean-Gillesは医師の許可が出て練習に復帰しクエスチョナブルですが出場するようです。
WAS側ですが、クエスチョナブルが7人、練習にフル参加しているDonovan McNabbらは出場でしょう。別メニューの4人の中でRyan Torainは出場してくるようですが残る3人はまだ分かりません。
Kurt Colemanが初先発になります。FSよりもSSタイプに見えるのですが、これはST要員で前に出てタックルするのが目立つからなのか、パスカバーの時にマンだとあっさり振り切られゾーンだと位置取りと反応が遅いプレシーズンからのイメージが抜けないからなのか、多分両方でしょう。
Stewart BradleyはTEのカバーで後ろに下がるプレイが多くなるでしょう、その分SSは前に出てランサポートに回る機会が増えます。そしてFSはSSが前に出る分最後方をカバーする為に残るのが基本の形になるはずです。最後に残るのがColemanなのは不安ですが、Quintin Mikellを後方に残しボールに絡まないプレイが増えるのも大きな問題です。
やはり、ColemanがFSでMikellがSSになりそうです。Dimitri Pattersonには先週同様ディープに抜かれ無い事を優先してもらい、Asante Samuelにはディープまで食いついてもらいましょう。Colemanの負担を減らす為に残るDB3人に負荷を掛ける事になりますけれど、Colemanに大きな責任を負わせない事を優先すると考えます。
LeSean McCoyにサイズが有る訳でもないのにインサイドに飛び込ませるプレイを多用しています。スクリメージを抜けてしまえば一発ロングゲインが有りますが、抜けられずに0ヤードも多いMcCoyにインサイドを任せるのはランでゲインする事以外にディフェンスを中央に集めることを狙っているはずです。
Micheal Vickは左側に逃げるプレイを好みますし、スクランブルを防ぐ為に外側から包み込む動きを狙ってくるでしょう。その時にMcCoyが手薄になるインサイドを抜けるリスクが高ければ高いほどVickを止める事を諦めてでもランを警戒しなければならないと言う形でディフェンスに負担を強いる事が出来ます。
Brian Westbrookの時はスクリーンパスでパスラッシュを掛けさせないようにしました、McCoyはインサイドへのランでQBを助ける事になります。試合中のレポートを見ても最近10年で最もランパス比率でパスに偏ったチーム(つまりは史上最高にパスが多いチーム)と言うような情報が常に出ます。
ランが出る事でディフェンスが前に出てくればパスも出るようになる、パスでカバーを厚くしニッケル体制を強いればランが出し易くなる。ランとパスは協力するのが普通ですが、Andy ReidにとってRBはQBを助ける為にプレイするもので、パスを出す為にランは捨てても良いものなのかもしれません。