Evan Mathisが左の足首を手術する事になりました。前から痛めていた部分の手術ですが、大掛かりなものではなく軟骨をちょっと削るとかの調整程度と言う事です。春のミニキャンプなどは休みますが開幕に影響はしない予定です。
ならオフシーズン始まったと同時にやれよ、と言いたくもなるのですが、ベテラン選手がミニキャンプサボる口実に小さい手術やるのはよくある事です。そして、案外回復が遅れて開幕に間に合わないのもよくある事です・・・
元々Mathisは2年連続で健康だった事が無い選手ですし、2年連続プロボウル級の仕事を続けた方が珍しいですから、キャンプ出遅れる程度で済むなら仕方が無いと思いましょう。
そして、Lane Johnson指名でTodd HerremansがRGに再コンバートされる事が有力視されています。Lane指名時にHerremansがG/Tで経験が有るのは素晴らしい。とChip Kellyは発言していますし、LaneはRT候補、HerremansはRG候補で開幕を目指すと考えます。
LGとLTでのプレイが長く、RTにコンバートされたのですからRGでも問題なくプレイ可能でしょう。隣に入るルーキーの面倒を見ながらと言うのはJon Runyanも昔やりましたし、チーム最古参Herremansが次を育てると言う絵は伝統のようなものを感じます。
Herremansコンバートの結果Danny Watkinsがポジションを失います。と言うよりも、Jake Scottに去年後半スターターを奪われてますけれどね・・・
OL6番手の位置もDennis Kellyに抜かれているでしょう。Watkinsを解雇するのではないかと言う噂が少し前からあります。私は解雇はしないと考えているのですけれど、HC交代で元1巡指名と言う保険は無くなりましたし、キャンプの出来次第では本当にカットされてしまうかもしれません。
地元紙ではMathisの手術でWatkinsは得をした、代わりにファーストチームでもう少しアピール出来る。手術が無ければカットされていただろう。と言う話すらあります。
Watkinsの出来不出来も重要ですが、去年シーズン中に集めた他チームPS引き抜き組の若手OLの評価もOLの評価で未知数な部分です。今年のキャンプはChip Kellyや新任コーチの評価も重要ですが、これまでの人事でAndy Reid主導の選手とHowie Roseman主導の選手で待遇の差が出るような気がしています。Reid派一掃キャンペーンみたいなのは好きじゃないのですけれどね・・・
DALの元1巡指名Felix Jonesがトライアウトを受けに来るようです。元々DALでは(と言うか、カレッジ時代から)2番手RB兼リターナーでの起用で、怪我とスタミナに大きな問題が有る選手です。NFL入り後も小さい怪我を繰り返して出世を逃してきた印象ですし、ルーキー時の契約終了後のFA市場で売れ残っています。
スピード自慢でパスキャッチも出来る、Chipが好きそうな選手です。たしか脳震盪癖があったと思いますし、契約する可能性は低いと考えます。ただ、RBはバックアップの層が薄いですし、中堅を1枚入れる事のメリットは案外大きいのかもしれません。