2006/6/30

英語で俳句  趣味

昨日の午前中、所用のため、友人が住職を務める竜勝寺に行ってきました。古杉が鬱蒼と繁る参道を2キロ余り車で行った山の中に本堂があります。

車を下りると、真夏のような気候に誘われてか、時期的には早い蝉の声が四方から聞こえてきました。その時です。思わず英語が口を衝いて出てきました。
Deep in the woods,
the cicadas are chirping,
my mind is calm.
直訳すると、
森深く
蝉時雨聞きて
平静なり
と言ったところでしょうか(日本語で俳句を考えた後にそれを英訳したものではないので、日本語に直すと、必ずしも五・七・五にはなりません)。

初めての英語俳句にしては上出来ではないでしょうか?

自分でもびっくりしました。思わず英語の俳句が口を衝いて出てきたのですから・・・。偶然の賜物ではありますが、英語俳句はとても興味深いと感じました。是非とも自分の趣味にしていきたいと思った次第です。

無理に英語俳句を創ろうとは思いません。今回のように、何かが心の琴線に触れた際に一句捻り、紹介させていただきます。

英語俳句に造詣が深い方、いろいろとアドバイスをいただければ有難いです。

※当ブログ内に掲載される英語俳句の無断転載・転用を一切禁止いたします。

2006/6/29

感謝の気持ちをこめて  閑話

結婚して自分の家庭を持っても、ついつい親には甘えてしまう。近くに住んでいれば尚更のこと。大した親孝行も出来ないまま、毎年の父の日・母の日にはメッセージカードを送るだけでした。

今年は趣向を凝らし、以前のエントリで紹介したブログ「似顔絵〜顔面狂喜〜」の管理人のきすけさんに、私の両親と愛息の似顔絵を描いてもらいました。
クリックすると元のサイズで表示します
courtesy of きすけ
両親にプレゼントしたところ、大喜び!きすけさんの描く似顔絵は、写真では表すことができない温かみが感じられます。誕生日や記念日の贈り物に最高です。是非皆さんも、世界に二つとないプレゼントをされてみては?

2006/6/26

第52回ペン祭  子育て

昨日は、我が母校伊那北高等学校の第52回ペン祭に行ってきました(生徒会のHPはこちら)。ペン祭と呼ばれる所以は、校章がクロスペンだからです。慶應義塾大学のそれとそっくりなのですが、その由来は明確ではありません。恐らく、“The pen is mightier than the sword.(ペンは剣よりも強し。)”の概念が根底にはあるのではないでしょうか?

さて、ペン祭の代名詞と言えば、入り口で迎えてくれる巨大な張りぼて
クリックすると元のサイズで表示します
今年はカラフルな馬でした(私が3年生だった17年前の第35回は「となりのトトロ」をつくりました)。鉈を使って竹から竹籤を一つずつ作るところから始まり、それらを用いて張りぼての枠を組み、最後に小麦粉を水に溶いて作った糊を新聞紙などと混ぜて貼り付けていくのです。考えただけでも気が遠くなる作業。例年、一般公開直前に完成し、ペン祭最終日には解体。校庭に移されて、ファイアーストームで火を放たれて、生徒がその周りを水をかけながら夜遅くまで、走り続けるのです。いいな〜、青春って。

さて、今回ペン祭に行ってきた目的は二つ。まず、英語を指導している高校生の半数以上が伊那北高校生であり、普段の高校生活の様子を見られる絶好のチャンスなのです。皆、塾とは違う表情を見せてくれ、露店などで顔が合うたびに「先生、これ買ってって〜」と気さくに声をかけてくれるのは、嬉しい限り。

二つ目は、愛息の勉強に対する意識付け。私は実家が伊那北高校の近くであったため、小さい頃から親に「ここは勉強しないと来られない高校だよ。」と教えられ、羨望の眼差しで伊那北高校を見てきました。そのお陰で、勉強に対する意識を高く持ち続け、進学校である伊那北高校に合格できたのです。愛息にも、早い時期から伊那北高校を意識してもらいたく、ペン祭に行く前は「今日はパパの通っていた高校に行くよ。勉強をしっかりやった人たちが来られる高校だよ。」と話しました。

ペン祭見学後の昨晩、お風呂の中で「今日は面白かったね。伊那北高校に行くために勉強できるかな。」と聞くと、「うん、僕、勉強好きだから。」の一言。

本人が今日の出来事を、今後覚えているかどうかは分かりません。しかし、このような、親による日々の意識付けが、子供の勉強に対する姿勢にかかわってくると、私は信じています。

2006/6/22

GREAT THANKS!  閑話

昨日、アクセス数が20,000件を突破いたしました。

昨年5月14日にスタートした本ブログ。約8ヵ月半後の今年2月6日にアクセス数10,000件を達成いたしました。しかし、それからわずか4ヶ月半での20,000件突破となり、想像を上回る速さに自分でも驚いております。

これもひとえに、毎日「英語道」を訪れていただく皆様のお陰です。今後ともよろしくお願いします。

2006/6/21

Saint Helens  実用英語

先日、シアトルに住むホストマザー Judy に近況を報告する写真を送ったところ、お返しに、セント・へレンズ山(Mt. St. Helens)の綺麗な写真が転送されてきました。

セント・へレンズ山は標高2975mで、米国ワシントン州南部にある活火山。1980年5月18日に大噴火しましたが、噴火予知に成功したため、死者は62人にとどまったそうです〔『百科事典マイペディア』参照〕。

以下に、添付されてきた英文と共に写真を紹介します。
Here is something not many of us get to see, unless you live near there - Mt. St. Helens at sunrise. Mt. St. Helens continues to spew ash, while it is forming a lava dome in the crater and still having minor tremors. Here in this sunrise shot, she appears to be blowing smoke rings (and anything so benign is welcomed, given recent history). What forms the "smoke rings" is the air flowing over the mountain getting pushed up higher as it goes up and over the top. The moisture content and initial temperature are just right so that the moisture condenses from a vapor to small particles at the higher altitude. When the moving air moves past the peak and comes down again, the particles evaporate back to an invisible vapor. The two "pancakes" describe that there are two layers of air for which this is happening, thus making this awesome picture possible.
クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します


2006/6/20

新TOEIC結果  TOEIC・英検など

5月28日に受験した新TOEICの結果がネット上で発表された。恐る恐るアクセスして結果を見ると・・・、910点(Listening 455点、 Reading 455点)であった。

前回より10点下がったものの900点突破は出来た。今回は自身27回目のTOEICであったが、7回連続レベルA入り、6回目の900点突破となった。

英語道を追求し英語指導者の立場である以上990点満点が未だ達成されていないことは遺憾ではあるが、今回は新TOEICを体験できただけでも善しとしている。中には二の足を踏んで様子を見ている指導者もおられるようではあるが・・・(They have gotten cold feet, haven't they?)。

次回の受験は未定であるが、自己最高得点の940点の更新はもちろんのこと、満点を目指して日々精進していこうと思います。

2006/6/17

what I used to be  指導現場にて

高校3年生の塾生の一人が、教室に来るなり「先生、慶應にも興味がわいてきました。」と話しかけてきた。

彼の第1志望は高校入学時から早稲田大学。早稲田目指して、英語・日本史・国語を徹底的にやってきた。高校では、英語に関しては1位。塾での授業中も、時間が少しでもあれば、すかさず単語練習するなど勉強に隙が無い。

彼の向上心は旺盛で、高いハードルがあればそれを乗り越えて行くという気力に満ち溢れている。選びさえしなければ、どこでも大学に入れる今の世の中。楽な方、楽な方を選んでいく学生が増えているなか、彼のような学生は稀有だ。

慶應は早稲田以上に英語力が必要となる。それは彼も重々承知している。しかし、彼から出た言葉は、「今まで以上に徹底的に英語に取り組みます。」

そんな彼の言葉を聞いて、懐かしくなった。受験生時代のかつての自分(what I used to be)を見ているようであったからだ。早稲田合格という目標に向かって我武者羅だったあの時。超えられない壁は無いという信念のもと、無我夢中で勉強したあの頃。

そして、懐かしいと思うと同時に、羨ましく思った。これからの努力次第で、如何様にも人生を変えることが出来る。自分にもそんな時代があったんだな〜と考えると、ノスタルジーな気持ちになる。若さは素晴らしい。

そんな彼を指導し応援できる今の仕事には魅力がいっぱいだ。是非とも彼には、早稲田と慶應を合格してもらい、贅沢な人生の選択に悩んでもらいたい。

2006/6/16

新ブログへのご案内  閑話

春・初夏の陽気・梅雨と日々季節が移り行く中、自分が生まれ育った信州伊那谷の素晴らしさを再認識している今日この頃です。私が暮らすこの伊那谷を一人でも多くの方に紹介したい、という思いから、ブログ「信州伊那谷の風土記」を立ち上げました。

是非ともご覧いただき、コメント等をいただければ幸いです。

2006/6/15

末恐ろしい中3生  指導現場にて

以前のエントリで紹介した現在中学3年生の女の子が、先日、英検準2級(高校中級程度)を受験しました。

仮定法を習得後は関係詞や過去完了形などを教えて、ここ2ヶ月は、ひたすら準2級の過去問に取り組んできました。

そして、今回迎えた英検。私の中では、「ボーダーラインにのれば充分だな」という気持ちがありました。しかし、どうでしょう。今日、私の授業を受けに来た時、今までにない笑顔で「先生、準2級の1次試験、多分受かっている!」と満面の笑みで報告してくれるではありませんか。準2級は75点満点。ボーダーラインは60%なので、45点取れていれば合格の可能性が出てきます。しかし、彼女の自己採点は60点!余裕で受かっています。

ここまでくれば、もう指導に遠慮は要りません。英語指導者の立場からすると、教えられる側が5文型を習得していると、レベルの高い指導が可能となるため、今日は5文型を指導しました。

彼女は、ほんの1時間で5文型を理解してしまいました。来週からは、更なる高度な指導が可能となります。

このように、教える側と教えられる側の歯車がしっくりと噛みあうと、その指導結果は自ずと良いものになります。こんな時、「この仕事をしていてよかったな〜」と、心から思えるのです。

2006/6/13

英検2級  TOEIC・英検など

一昨日、2006年第1回英検が行われました。英検2級はセンター試験レベルなので、特に高校3年生の塾生には積極的な受験を促しています。

ここ数年の私の指導経験論から言うと、英検2級合格はセンター試験英語の170〜180点に相当(因みに準2級合格は100点〜120点位)します。

妻も2級を受験したため、問題用紙を見せてもらいました。私が合格した14年前とは比較にならないほど、実用的な表現が出題されています。いくつかご紹介しましょう。

第1問
(7)
A: How        do the buses run in this area?
B: Pretty often. There's usually one every 20 minutes.
1.seriously
2.frequently
3.temporarily
4.particularly

(15)
Helen dreamed of becoming a chef, but she had second        when she heard how difiicult it would be to get a job.
1.thoughts
2.attempts
3.waves
4.choices

(17)
A: This party is boring. Let's go home.
B: I didn't want to come here        . I told you it wasn't going to be fun.
1.one after another
2.in the first place
3.at the least
4.on the average


(7)の正解は 2.frequently。
頻度を表す副詞の知識が求められています。

(15)の正解は 1.thoughts。
have second thoughts は、『Longman 現代アメリカ英語辞典』によると、to have doubts about a decision you have made と定義されており、「考え直す」という意味です。
この表現は、私は留学中の Conversation & Pronunciation の授業で習いました。

(17)の正解は 2.in the first place。
『Longman 現代アメリカ英語辞典』では、used to give a fact ot reason that proves what you are saying in an argument と定義しており、「そもそも、端から」という意味です。

(15)(17)とも、日本の受験英語参考書では余りお目にかかれません。しかし、この他の問題で問われている語彙は、受験英語で習うものばかり。結局、受験英語といっても実用英語と余り大差はありません。

英検2級・準1級・1級は語彙力がないと、勝負になりません。だからと言って、単語集に取り掛かるのは危険です。飽くまでも、文法力があり、英文構造を瞬時に把握できることが前提条件。その後に語彙力がつけば鬼に金棒です。

2006/6/11

昔とった杵柄  閑話

息子も順調に成長し、気がつけば、来年は保育園に入園予定。その後の小学校のことなども考えると、「そろそろマイホーム」と、最近の休日は目ぼしい土地物件を物色しています。

今でこそ自他共に認める英語オタクの私ですが、こう見えてもかつては銀行員で、不動産には精通し、宅地建物取引主任者証を取得していたほど。

「昔とった杵柄」と不動産屋を回るときに意気込んではみたものの、悲しいかな、だいぶ忘れてしまっている。人間は忘れる動物、とはよく言ったものです。

今日は友人の結婚式で大阪から5時間かけて帰ってきたあと、疲労も何所吹く風、土地物色し、その後本屋に直行。宅建主任者用の不動産取引専門書を購入して、あやふやになっていた分野の知識の確認をしました。

不思議なもので、昔培った知識が、すぐに戻ってきました。「昔はこんな複雑なことを勉強していたんだ」と、変に自分に感心してしまいました。

何事も毎日コツコツ続けていくことが大切だと実感した次第です。

2006/6/7

親として  子育て

2歳8ヵ月の愛息は、最近日に日に大人びて、いわゆる反抗的な態度を見せるようになってきました。「いけない」と言われているのに、図書館から借りてきた本の上に故意に乗ったりして、大人の反応を見るのです。

先日、私の留守中にこんなことがあったそうです。
プラレールのレールのはめ込みが上手く出来ないからと、愛息は、そのレールをテレビに投げつけました。前々から「物を投げちゃいけないよ。物だって『痛い痛い』って言ってるよ」と言い聞かせてきました。しかし、今回はその投げ方も尋常ではなかったため、ついにママの堪忍袋の緒が切れて、引っ叩いたとのこと。息子は、大声で泣き、いつもは優しいママの変わりように、咽び泣いたそうです。

ママはその後すぐ、なぜ引っ叩いたかをきちんと説明し、息子も納得して、叩かれたか理由を理解してくれたそうです。

教育と体罰は違います。自分の子供なら、手をあげる時があって然るべきです。なぜなら、それが家庭での教育だからです。しかし、そこには手をあげるに至る過程と理由がなければなりません。さもなくば虐待になります。やりすぎても虐待、しかし、やらなければ子供になめられて、我がままに育ってしまいます。

子供は説明すれば必ず分かってくれます。つまり、ただ手をあげるのではなく、そこにはコミュニケーションが必要なのです。その説明=コミュニケーションが往往にして欠如してしまうため、子供達は訳もなく叩かれたと思い、さらに反抗的な態度をとっていくのです。

さて、その日の就寝時、ママは息子に「今日は叩いちゃってごめんね。でもママはあなたのことを思って、怒ったんだよ」と言って、息子と笑顔でキスをして寝たとのこと。

ママにしてみても、人を引っ叩くのは人生で初めて。息子以上にママの方が心に痛手を負ったことでしょう。

翌日、ママが床においてあった本の片隅を少し踏んでしまいました。すると、息子は「本の上に乗っちゃいけないんだよ」と一言。わずか一晩で成長した息子を見て、親も一歩成長できたかなと思う出来事でした。

2006/6/2

早稲田の英語  英語勉強法

教材研究や入試傾向を知る意味で、全国の大学入試問題を解くのは私にとってルーティーン。私の母校である早稲田大学政治経済学部で今年2月に出題された英語の長文を読んでみた。一題目の長文は、ロンドン市内で自転車に乗ることは健康に甚大な被害を与えかねない、という内容の文章。

本文中では昨年7月に起きたロンドン多発テロにも言及していたので、新聞記事に間違いないと思ってネットで調べてみたところ、ズバリ。イギリス「The Sunday Times」の昨年8月21日の記事でした。

驚くべきことは、早稲田政経の入試日は2月20日。実に入試当日のほんの半年前の記事が使われているのです。

私が受験生であった、1990年前後では考えられない現象です。当時はまだ、時事英文(新聞や雑誌からの記事)自体が珍しく、上智などのいわゆる英語難関大学で散見された程度。難解な論説文や小説が出題英文の大半を占めており、「時事英文問題演習」(駿台文庫、高橋善昭著)などの参考書がようやく出版され始めた時代だったのです。

しかし、今や私立大学や国公立ニ次試験では、時事英文が主流となっています。

2005年入試においては、名古屋大学前期日程1問目・上智大学外国語学部1問目・聖心女子大学2問目で、前年4月11日付「Japan Times」 editorial で論じられた、テレビが子供の発育に及ぼす影響についての記事 “Turn off the television” が採用されていました。まさにこの年の“頻出英文”と言えるでしょう。

このように見てくると、ある程度英語力がついた受験生は、新聞の記事を読んでいくことが、有効な長文読解対策なると考えられます。

2006/6/1

If I had enough time, I would・・・  英語勉強法

昨日は、スカパーで、FOXの「American Idol」 を見た。最初はあまり興味なかったが、見ているうちに引き込まれ、結果発表まで見入ってしまった。さすがは、entertainment の本場。演出が上手い。悪く言えば、アメリカっぽい。

アメリカの番組を見ていると、シアトルで暮らしていたときのことを思い出す。今、もし自由になる時間がとれるとすれば、絶対シアトルに留学するだろう。

今の希望は、言語学(linguistics)を徹底的に学んでみたい。生成英文法、つまり、なぜ英語は「主語+述語+目的語」の語順になるのか、なぜ三人称単数現在の主語の場合、一般動詞には s がつくのか、等々の当たり前の根本を追究してみたい。

私が言語学に興味を持ったのは、『町田教授の英語のしくみがわかる言語学講義』(町田健著、研究社)をシアトルから帰国後に読んで以来。そして、留学していたワシントン大学でも linguistics を学べると知り、なぜ留学していた時、選択しなかったのか、少し後悔した。まあ、当時は全く linguistics には興味はなかったので仕様がないのだが・・・。

ワシントン大学の linguistics で、テキストとして用いられているのが、『An Introduction to Language』。今は留学できない代わりに、時間が出来たら、是非とも読んでみたい一冊だ。



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ