2006/7/31

効率よく・・・  英語勉強法

夏期講習真っ只中ですが、昨日は休み。妻と息子を連れて、「しまじろう ふしぎなもりのものがたり」に行ってきました。

しかし、チケット予約当時、昨日は仕事の予定だったので、私のチケットはなく、独り時間を潰さなければなりません。近くの大型書店に入って英語関連の参考書や雑誌を物色しましたが、特に目新しいものはなく、そそくさと車に戻り、クーラーを効かせて1時間半、集中して英語の勉強が出来ました。

使用教材は「NEWSBREAKS for STANDARD English Learners 2006」(EMILE)。伊那北高校2年生の夏休みの長文課題帳です。内容は、Hurricane Katrina、パレスティナ問題、国連、日中関係と時事ネタが中心。大人の自分が読むと知的好奇心を駆り立てられるのですが、高校生が苦手とする分野です。私の伊那北高校時代は Helen Keller 自叙伝とか、O.Henry 短編集など文学的な作品を読んだものでしたが・・・。

TOEIC990点を当面の目標にして英語に向き合っていますが、書店でもこれといった参考書や問題集がないため、仕事で使う教材を少し掘り下げて勉強していこうと思います。何事も効率が大切です。

2006/7/26

未熟な自分  指導現場にて

高校2年生が夏休みの課題として学校から配られた英語長文教材の中に、黒人差別問題に立ち向かった Rosa Parks についての文章がありました。

その中に、“Jim Crow laws”という語句が出てきているのですが、その英文の脚注には「黒人差別法」という訳が記されているだけで詳しい解説はありません。

気になったので Longman で調べてみると、
Jim Crow [n]
a system of laws and practices used in the U.S. until the 1960s, that treated African-American people unfairly and separated them from white people

と出ています。

ジーニアス英和辞典では、
@黒人差別
A(形容詞的に)黒人(専用)の、黒人差別待遇の

と記されています。

更に、辞典やインターネットで調べてみると、この Jim Crow という単語は黒人の蔑称で、1830年代中頃に、アメリカのコメディアンが“Jump, Jim Crow”という歌をつくり、顔を黒く塗って踊ったことが始まりらしいのです。crow はカラスのこと。つまり、黒人とカラスの黒さを掛けたらしいのです。

全くもって知らなかった事実。英語をより深く知るには、その文化に深く切り込んで、社会の成り立ちを理解しなければならないと痛感しました。英語の資格を持っていてもたいしたことはない。英語の教え方が上手くてもたいしたことはない。やはり、英語が話されている国々の文化背景に精通することも必要不可欠。まだまだ自分も未熟だと痛感した次第です。

この夏はアメリカ文化に関連した書籍を読んでみたいと思います。

2006/7/22

ドイツ語と私  英語勉強法

プロフィールにも書かせてもらってますが、私は大学時代にドイツ語検定3級に合格しました。
「何だ3級ぐらいで」と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、大学で履修する第ニ外国語を、検定試験3級合格レベルまで勉強する人は少ないと断言できます。

私が第二外国語としてドイツ語を選んだのは、日本に抜かれるまではドイツ(当時は西ドイツ)がGNP2位の経済大国だったからです(GDPは経済指標としては当時メジャーではありませんでした)。

受験英語に飽き飽きしていたときに出会った新しい言語。私は、新鮮な気持ちでドイツ語と向き合いました。大学のテストでは教科書は全部丸暗記。英語にはない格変化も全て諳んじることが出来るようにしておきました。その結果、ドイツ語は全て“優”。3年生時には、卒業単位に算入されない随意科目としてドイツ語を履修するほど、のめり込んでいました。

その3年時の授業の教材となったのがウンベルト・エーコ『薔薇の名前』。ショーン・コネリーが主演した映画を見たり、邦訳された原書を購入したりするなど、徹底的な勉強をしていました。

ここまで好きになったドイツ語だったので、「せっかくだから勉強した証が欲しい」と思い、創設されたばかりのドイツ語検定の受験を決意したのです。

3級合格を目指して当時の私が採った勉強方法は、英語の勉強とも共通するものですので、以下に紹介させていただきます。

@参考書を絞る
使用した教材は、文法を理解するための『速習現代ドイツ語』(郁文堂)のみです。あとは、語彙力をつけるために大学の授業で使っていたリーダーの教科書を音読する程度でした。

A毎日やる
大学の講義が終わった後、必ず図書館に立ち寄り、『速習現代ドイツ語』を一単元ずつやりました。

B日々の生活の中で使う
当時のスケジュール帳を見ると、可能な限りドイツ語で書かれています。例えば、自分の誕生日には“Mein Geburtstag”といった感じです。

ドイツ語検定は3級と4級をダブル受験し、見事両級とも合格を果たしました。また、英検の2級にも合格し、同日に3枚の合格証書が手元に届いたので、嬉しさの余り写真を撮ったのを今でも覚えています。

2006/7/19

記録的豪雨  閑話

16日から降り続いた記録的豪雨により、私が住む伊那谷の中心を流れる天竜川は一変しました。こんな天竜川を見るのは、もちろん生まれて初めてです。私が幼少の頃から大人達が「昔は“暴れ天竜”って言ったものだ」と教えてくれた意味が、ようやく分かりました。
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伊那市中央橋付近 20日11時頃撮影
この豪雨で、ただでさえ支流からの流れ込みが増えていた上に、天竜川の源にあたる諏訪湖の釜口水門は上限の毎秒400トン以上の放水をしていました。結果、箕輪町と伊那市西春近で堤防が決壊。現在は辛うじて水が流れ出すのを抑えている状況です。

恐らくここまでの被害が出たのは、昭和36年の「三六(さぶろく)災害」以来だと思います。

避難勧告や避難指示がだされ、混乱した状況になっています。昨晩は徹夜して、テレビに食いついていました。

梅雨前線の南下に伴い、今日は午後から晴れ間ものぞきましたが、明日から再び前線が北上するという予報。我が故郷の変わり果てた姿を目の当たりにすることにならないように、祈るばかりです。

2006/7/18

至福の時間  実用英語

16・17日は約2ヶ月半ぶりの連休。母が65歳になり国民年金の裁定請求手続きを済ませたお祝いにと、諏訪湖畔の温泉旅館「浜の湯」に行ってきました。

宿泊した部屋は最上階の特別室。第54期王将戦第3局が谷口王将と羽生九段との間で繰り広げられた部屋でした。私は愛息と甥っ子と共に、枕投げ合戦を繰りひろげてしまいましたが・・・。
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部屋からは諏訪湖が一望できました
子供達が寝静まった後、大人たちはリビングでビールタイム。結局3時過ぎまで飲んでおりました。

そして、私以外の大人が寝入った後に至福の時間がやってきました。テレビでCNNが見ることが出来たので、独りソファに横になり、ほろ酔い気分で何も考えずに、流れてくる英語に自分の身を浸らせたのです。普段の仕事では、生徒に対してガチガチの英文構造説明が中心になりますが、日本人向けに手直しされていないCNNのような生の英語を聞くと、頭の中が一気に英語モードになり、α波に満たされる感じです。

この連休で十分英気を養えました。気力体力を充実させ夏期講習を乗り切ろうと思います。


2006/7/14

懐かしの英文  英語勉強法

私は、自分が早稲田大学政治経済学部に合格した年に購入した同大学同学部の過去問題集(通称、赤本)を今でも大事にとってあります。久しぶりにその赤本を開いてみました。

その当時に出題されていた英文を読むと、非常に懐かしく郷愁的な気分になります。近年の過去問と比較すると、同じ大学・学部とは思えないほど、出題形式が異なっていますが、設問がとても工夫してつくられていて、真の読解力がないと解けない良問ぞろいで驚かされます。現在の速読力偏重の大学入試問題が虚しく感じるほど。

中でも、1989年に早稲田大学政治経済学部の「大問3」で出題された小説には思い入れがあります。

出典は定かではありませんが、
Paul was standing on his head on the pillow of his bed.
で始まる小説は、学校をサボって自分の部屋に閉じこもっていた Paul が逆立ちをして自分の部屋を見渡すと、普段はぱっとしない部屋の景色が一変して魅力的な世界に映り、部屋の天井に止まっているハエも同じような景色を見ているのだろう、と空想するお話です。
この英文のキーワードは「逆立ち」。本文中にも三通りの表現で出てきます。
stand on one's head / upside-down position / topsy-turvy position

当時愛読していたエール出版社の『私の早慶大合格作戦』の合格体験記で、ある合格者が「“topsy-turvy”の意味を知っていたので、そのお陰で全文の内容がす〜っと見えてきた。」と述べていたのを今でも覚えています。

その彼が topsy-turvy を含めた難単語対策に使用していた単語帳が、語学春秋社の『英単語の合格水準 Cコース』。当時は結構売れていた単語集でA〜Cコースまでありました。Aは大学受験に必須の単語。BはMARCHレベルの大学。Cは早慶上智対策に使うというのが一般的でした。私は、以前のエントリでも書いたように、青春出版社『試験に出る英単語』を使っていたので、この単語集は使っていませんでした。

topsy-turvy の意味を知らなくても前後の英文から推測でき(これが読解力です)、全問正解できますが、やはり知っていても無駄ではありません。

因みに、2歳の愛息も topsy-turvy はすでに知っていて、真っ逆さまや散らかった状態を目にすると、口にします。

昔の入試英文を読み直し、古き良き時代に思いを馳せるのも、また楽しいものです。

2006/7/12

planets  子育て

2歳9ヶ月の我が子は、以前にも増して知識欲がすごいです。最近では、以前紹介した私の友人で上智短期大学講師を務める考古学博士の田畑氏からプレゼントされた百科事典『分解博物館21−英和ビジュアルディクショナリー』(同朋舎)に夢中。

大人が読んでも難解なこの百科事典を開いて、「これな〜に〜?」と説明を要求します。特に最初の項目が宇宙であるため、息子も興味津津です。

息子:「これ何て書いてある?」
私:「それは太陽系だよ。」
息子:「太陽系ってな〜に〜。」
私:「英語で言うと“the solar system”で、恒星である太陽を中心としてその周りを回っている天体の集まりだよ。Make sense?」
息子:「Make sense!」

と言うのが一連の流れです。

この様に繰り返していたら、昨日の朝起きたとき、息子が突然、「地球は太陽から数えて3番目の惑星だよ」と言うではありませんか?そして「♪水・金・地・火・木・土・天・海・冥♪」と口ずさんでいます。

見出しの項目も覚えてしまったようで、“宇宙の構造”“銀河”“星雲と星団”“小惑星、彗星、隕石体”等の漢字もすらすらと読むことが出来ます。

息子の知識欲に乗じて、今月中には9惑星を英語で言えるようにさせたいと思います。

2006/7/8

Clapton  英語勉強法

英語勉強法の一つに「好きな洋楽を聴く」というのが、挙げられるかも知れません。しかし、個人的には賛成できません。なぜなら、極端な例を挙げれば、サザンを聴いている欧米人が、日本語を話せるようになるわけがないと思うからです。

私は小さい頃から全く洋楽を聴きませんでした。というよりも、聴く環境になかったともいえるでしょう。しかし、大学生時代のある日を境にして、一人のアーティストにのめり込むことになります。真夜中、テレビをザッピングしていると、ある外国人アーティストの特集が組まれていました。彼こそが Eric Clapton。何故かチャンネルを変えることが出来ず、そのまま見続けてしまいました。ロック路線の彼が、息子の事故死をきっかけに、本来あるべき姿のブルースに傾注し、電源を必要とする楽器を一切使わずにライブを行う MTV の 「Unplugged」 に出演した番組の特集だったのです。

翌日、すぐにそのCDを購入。繰り返し何度も聞き、ついにはビデオまでも購入することに。文字通り、擦り切れるほど観ました。これだけこのCDとビデオを聴いたり見たりしたのは、日本中で私だけと言える自信があります。

そして、ついには自分でもアコースティックギターを弾きたくなり、フォークとクラシックの2本を買ってしまったほどです。Clapton の『Unplugged』は楽譜も発売されているため、それも入手し、大学時代は独り暮らしの部屋でよく練習したものでした。

また、いろいろ調べていくうちに Clapton が最も影響を受けたのが、Robert Johnson だとわかり、そのCDも購入してしまうほど、大学時代は Clapton の研究に勤しみました。

ここ4〜5年は音楽を聴く余裕もありませんでしたが、たまたま今日妻が部屋を片付けていて、「久しぶりこのCD聴いたら?」とEric Clapton 『unplugged』を手渡してくれました。通勤中の車で思わず大合唱してしまい、ストレス解消になった次第です。

自分に英語力がついてから聴く Clapton も、また違う発見があって、新鮮な気持ちになりました。


英語タウン「英語道」も是非ご覧下さい。

2006/7/6

カードのデータ化  英語勉強法

普段の私の英語学習の中心は、月刊誌『ENGLISH JOURNAL』(アルク)。別売CDと共に年間定期購読しています。

その7月号の45ページに、ライターの狩野みきさんが、ご自身の英語学習方法を紹介されています。流暢に英語を操る狩野さんは、雑誌・ペーパーバック・英字新聞などから拾った単語やフレーズをコンピューターでデータ化し、それをプリントアウトして、日々目を通し、暗記に努めていらっしゃるとのこと。やはり、英語が出来る人はそれなりの努力をしているのだということを痛感しました。

1年以上も前のエントリで紹介しましたように、私も留学中に出会ったボキャブラリーや表現を全てカード化してあります。今回の狩野さんの記事を見て、私のカードもデータ化すればかなり有益なものになるのではないかと感じました。
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「口語表現」「経済」「文化」「自然科学」等のジャンルに分けてデータ化すれば、相当なものになると思います。パソコンにインプットしている暇があれば、そのカードを何回も見て書いて暗記した方が自分の英語力を効率よく伸ばすことが出来るのは確かです。しかし、私自身の経験から作られたこの貴重なカードを、後世に残していくのも大切ではないか、と最近考えるようになりました。

暇を見つけては、少しずつ形にしていきたいと思っています。

2006/7/1

学ぶべきプロ意識とこだわり  指導現場にて

実家のご近所さんの「若林設計工房」代表の若林晴二さん(一級建築士)からご案内をいただき、住宅完成見学会に行ってきました。

若林さんには私が小さい頃からお世話になっています。中学時代に数学でわからないところがある度に、事務所にお邪魔し、教えてもらっていました。私が社会人になった時も、バーに連れて行っていただいて大人の飲み方を教えてもらったりと、懇意にさせてもらっています。
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若林晴ニさん(写真と実名公表はご本人の了解を得ています)
昔の民家再生に取り組んだり、長野県産木材のみを使用した家の設計を手がけるなど、こだわりを持って設計の仕事に携わっていらっしゃいます。「信州木づくりの家」認定グループである「寺子屋『信州木づくりの家』」の代表も務めておられます。

若林さんはよく、「僕の仕事は、好きじゃないと出来ない仕事だね〜。何かにこだわって家をつくりあげるのが好きなんだ。」と口にされます。

分野は違いますが、仕事人・社会人として、このこだわりとプロ意識は、私も見習いたいと思います。自他共に認めるこだわりをもってその道を極めていく、これこそ職業人(プロ)だと思います。

若林さんを見習い、私は英語にこだわりを持って生きていきたいです。



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