2006/11/24

伝わる熱意  指導現場にて

今週は、先週行ったテストの追試を行っています。

生徒の一人に「どうだ、覚えてきたか?」と聞いたところ、「今日は満点を取るために来ました。」とやる気満々。彼はスペリングミスをして一問落とす以外は完答しました。私の熱意がようやく通じたようです。

そのあとの授業で長文読解問題をやったのですが、以前と比べると読解力もついてきて「何とか大学入試で戦えるようになってきたかな」という感想を抱きました。

センターまで、あと57日です。

2006/11/23

a splendid view  指導現場にて

指導している高校2年生が、見事英検2級に合格しました。彼女は現在、修学旅行で長崎に滞在中。合格をメールで知らせたところ、長崎の夜景写真を送ってくれました。
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嬉しい心遣いです。

2006/11/19

Milton Friedman passed away.  閑話

アメリカの経済学者M.フリードマン氏が亡くなられました。現代経済学史を語るには、氏の存在なくして語れません。

私は大学受験時代、社会は「政治・経済」を選択していました。勉強を始めて数日でこの科目の虜となり、大学で経済学を学びたいと決意したほどです。そして、全国模試で全国1位、偏差値も80を超えるほどに極めました。

今日は専門的な用語が続出しますが、氏の功績を語りたいと思います。なぜなら、彼の理論は日本経済の現状にも多大な影響を及ぼしているからです。

フリードマンといえば、マネタリズムです。それまでアメリカの経済政策の中心であったケインズの有効需要理論に一石を投じ、供給サイドの経済学を提唱、小さな政府への回帰を唱えました。当時のレーガン政権はフリードマンの理論を支持して小さな政府を目指し、ひいてはそれが日本の中曽根政権にも影響を与え、国鉄などが民営化されたのです。

フリードマンの理論に基づいたレーガン政権の経済政策(=レーガノミクス)の結果、アメリカは双子の赤字が拡大。その赤字是正のため、円高・ドル安を誘導しようと、1985年、G5でプラザ合意を採択。この結果日本は円高不況になります。

円高のために輸出が振るわず不況に陥った日本は、政府が景気対策として、低金利政策を誘導。そして、これこそがバブル形成の源になったのです。

数年後、バブル経済は破綻。日本は大不況に陥りました。景気回復を目指し、日本政府はかつてない低金利政策を実施しました。そして、ようやく最近になって、ゼロ金利時代が終焉したのです。

このように、フリードマンは現在の日本経済を語る上で、なくてはならない人物です。氏の逝去で、一つの時代が終わったような気がするのは私だけでしょうか・・・。

2006/11/18

打てば響く  指導現場にて

先週、全高校生にテストを実施しました。高校1年生には基本的な書換問題、2・3年生にはイディオムと書換問題を中心に出題しました。

平均点が60点になるように作ったのですが・・・。結果は散々たるものでした。

この結果を受け、今週は授業中に説教をしました。特に2・3年生には危機感が感じられません。「どうにかなる」「どこか受かる」「先生や親が何とかしてくれる」といった甘い考えから脱却できない生徒たち。大学受験は自分で行動を起こさない限り、どうにもならないのです。

説教の後、今までの弛んだ生活を見直そうと、涙ながらに決心してくれる者が殆どで、今の高校生にも「打てば響く」のだと思いました。

しかし、いくら言っても「はあ、そうなんですか〜。はい〜。」と他人事のように言う者もいて・・・。居た堪れない気持ちになります。

そういう生徒に対しては「今のままではどこの大学も受からんぞ!」と吠えたいのですが、残念ながら(?)私の受験生時代と違い、今はとても合格しやすくなっています。

一昔前までは“日・東・駒・専”といえば相当のレベルでしたが、現在は多少受験勉強すれば受かってしまうのが事実。大学全入時代を控え、自分の名前させ書ければ入学させてしまうような大学すら見受けられます。

こんな時代だからこそ、「どうにかなる」「入れる大学でいい」といった妥協の人生を生徒たちが送らないように、これからも彼らに真正面からぶつかり、指導に取り組んでいきたいと思います。



2006/11/10

Norwegian Wood  閑話

前回のエントリで紹介しました大学見学ツアー。立教大学での自由行動の時間に、生協書店に足を運びました。

英書コーナーに村上春樹著『ノルウェーの森』の英訳版『Norwegian Wood』がありました。立ち読みをしたのですが、読み出したら止まらない。10分余りで一気に10ページ程読んでしまいました。

実は『ノルウェーの森』には、青春時代のほろ苦い思い出があります。大学2年の春、つきあって4年目になる彼女に、「私たち、少しの間、距離を置かない?」と言われました。彼女の唐突な発言に動揺を隠せなかった私。続いて彼女はこう言ったのです。「『ノルウェーの森』を読んでみて。私の気持ちがわかると思うから・・・」

当時はもちろん日本語版を読んだのですが、内容とその時の自分の気持ちが重なり過ぎて、読み始めて泣いてしまったほど。最初の数ページは、地下鉄東西線早稲田駅のホームで、待っていた電車に乗るのも忘れ、本の世界に吸い込まれてしまいました。あの時の衝撃と共に、早稲田駅ホームの光景や臭いまでもが、鮮明に蘇ってきます。

それほどまでに、私の五感に訴えてきたのが『ノルウェーの森』でした。

あれから12年。その英訳版『Norwegian Wood』もまた、当然のように、五感を通して私の中に染み込んできます。そして、当時つきあっていたその彼女は、今は私の妻となっています。

『ノルウェーの森』は、私の青春時代を語る上で、なくてはならない珠玉の一冊です。

2006/11/9

大学見学ツアー  指導現場にて

5日(日)は、勤務する塾が主催する毎年恒例の「大学見学ツアー」でした。

貸し切りバスで早朝6:00に出発し一路東京へ。 今年は、早稲田大学・東京大学・立教大学を見てきました。

まずは、私の母校、早稲田大学へ。
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久しぶりの大隈重信像を前に一礼。当日は学園祭が開催されており、もの凄い活気です。
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しかし、生徒たちに是非とも見てもらいたかった早稲田のシンボル大隈講堂が、開学125周年を前に大改装中。 全体が白いシートで覆われているではないですか!
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これには、皆がっかり。でも生徒の中には「来年合格して見れるように楽しみをとっておく」という頼もしい声も聞かれました。

次に、東京大学へ。
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赤門を通って、日曜日で静まりかえるキャンパスを散策し、安田講堂を見学。
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歴史の舞台にもなったその姿は、いつ見ても威厳を感じます。

早稲田は学園祭をやっていたということもありますが、“動”の早稲田・“静”の東大、という印象を受けました。

そして、最後は立教大学。こちらも学園祭で盛り上がっておりました。
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ミッション系の大学だけあって、洗練された女子大生が多い印象を受けました。

一日に3大学を見学すると流石に疲れますが、生徒に高い進学意識を持ってもらう意味で、とても有意義な時間を過ごせました。

因みに、愛息へのおみやげは“早稲田マロン”。
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親の勝手な希望ですが、息子には、早稲田大学国際教養学部に行ってもらいたいな〜。親子2代の早稲田進学を目指し、これからも日々勉強です。



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