2007/6/30

いよいよ発売です!  取材・出版関係


福澤健一著 『インプット重視の英語学習法 〜私の英語道追求記〜』
(株)文芸社 1,155円



拙著『インプット重視の英語学習法』が、明日(7月1日)、文芸社より発売となります。
本ブログを訪れていただいた方にも是非ともご一読いただき、ご意見・御批評等を頂戴できれば嬉しく思います。

全国の書店で購入可能ですが、お近くの書店にない場合はご注文下さい。
ご注文頂く際に便利なISBNナンバーは 978-4-286-02973-3 となります。

また、インターネットでも購入可能ですので、以下にアクセスをお願い申し上げます。
アマゾン → こちら
セブンアンドワイ → こちら


「KINOビジョン」上映!
拙著は、紀伊國屋書店・店頭映像ニュース「KINOビジョン」で上映・紹介されます。
紀伊國屋書店が近隣にある方は是非足を運んでいただき、ご覧いただければ幸いです。
〈上映予定期間〉
2007年7月7日〜2007年7月20日

〈上映予定店舗〉
北海道地区:札幌店、札幌ロフト店
東北・関東地区:仙台店、宇都宮店、さいたま新都心店、新宿本店、新宿南店、
          渋谷店、玉川高島屋店、大手町店、国分寺店、横浜店、川崎店
関西地区:梅田本店、本町店、京橋店、神戸店
中国・四国地区:クレド岡山店、徳島店、松山店、広島店
九州地区:福岡本店、長崎店、熊本店、鹿児島店

地元(伊那市・上伊那郡)にお住まいの方へ!
ニシザワいなっせ店、TSUTAYA伊那店には他の書店よりも多く配本されます。
お手にとってご覧いただけたら幸いです。

この出版を機に、今後も英語の道を極めるべく専心致す所存でございますので、何卒一層のご指導とご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

2007/6/27

単語か文法か  英語勉強法

英語を勉強していたり指導をしていると、究極の課題にぶつかります。英語は結局「単語か文法か」という問題です。

「卵が先か鶏が先か(a chicken and egg problem)」、あるいは、その分野の碩学であり『The Blank Slate』 でも有名な Steven Pinker 氏が言う「生まれか育ちか(nature vs. nurture)……人間の学習メカニズムは、親から引き継いだ遺伝子によって決められてしまっているものか、それとも育つ環境によって左右されるものか」などと同類で、結論は出ません。

しかし、私の経験論に基づいて強いて言うと、やはり文法です。そして、文法を礎とした確固たる英語力がつくと最終的には単語ということになるでしょう。

私自身、英語力が発展途上であったTOEIC700点以前の時代、「文法は一通りやった。あとは単語だ!」と勘違いし、『英会話・やっぱり・単語』などという本も購入したことがあります。

しかし、TOEIC700点前後では単語力はおろか、文法も穴だらけ。文法の基礎がしっかりしていないと英文構造を瞬時に見抜くことが出来ず、速読力・リスニング力にも悪影響です。

文法に対して揺るぎない自信が持てたとき、TOEICは900点以上で安定しました。しかし、900点以上の現在でも、文法についても次から次へと疑問点がわいてきます。時間さえあれば、アメリカの大学で言語学を学びたいと考えてしまうほどです。

“どんなレベルでも短絡的に決めずにバランスよく”というのが、私の考えです。

2007/6/26

私の人生を後押しする言葉  閑話

今日は祖父の話をしたいと思います。

建具師であった職人気質の祖父が、孫である私に、面と向かって人生論を語ることはありませんでした。

早稲田はおろか滑り止めの大学にもすべて落ちて浪人が決まった高3の終わりに、祖父は私を大衆食堂に呼び出しました。そこで「もう飲めるんだろ?」とビールを注がれたことが昨日のことのように思い出されます。

そのときは浪人についての話は一切なく、「まあもう一年頑張ってみろ」とだけ言われた記憶があります。今となればその不器用さがとても嬉しく感じます。

早稲田に受かった年の夏、年老いた体にもかかわらず、ひとり暮らしの私の東京のアパートまで上京してもらいました。そのとき撮った写真は、今でも大切にアルバムに保管されています。

そんな祖父から、私が中学生の頃、クリスマスプレゼントとともにそこに添えられたメッセージカードをもらいました。
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「他事に頼らず自分の信ずるとおりに進め」。なぜだか分かりませんが、この言葉は私の心にスーっと入り込んできて、今でもそのカードを大切に持ち続けています。

浪人、早稲田合格、就職、結婚、留学、再就職、そして出版。私の人生の節目に、私を後押しする言葉として、祖父は常に私の心の中に現前するのです。

今日はそんな祖父の12回目の命日です。

2007/6/21

「あんたがライバル」  指導現場にて

私の行う指導のひとつに「あんたがライバル」というものがあります。

互いをライバルと認め合った者同士が、共通の課題を毎週与えられ、その小テストを受けて点数を競っていくというものです。

1・2年生の先輩と後輩でライバルを指名する者もあり、共通の教材がないため、大学受験に頻出の英単語を私が毎週5つ選んでいます。そして、派生語や反意語を生徒自身に調べさせて、効率的にボキャブラリーがつくようにしています。

その小テスト問題は、基本と大学入試レベルを織り交ぜて私が作成したオリジナル。
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テストの作成は講師の腕の見せ所。私自身が一番楽しんでいます。

この「あんたがライバル」は3年目を迎えていますが、過去2年を振り返ると、毎週しっかりと「あんたがライバル」の課題をこなし、ライバルを負かすことに夢中になっていた生徒が、志望校に合格できています。

チリも積もれば山となる。1週間にたった5個の英単語。しかし、派生語等を含めればその数は3倍にも5倍にもなります。

継続が英語力アップのキーワード。植田一三氏の言葉を借りれば、
“Let's enjoy the process!”
です。

2007/6/19


先月受験した第130回TOEICの結果がわかりました。
TOTAL SCORE:915
LISTENING:440
READING:475
自身28回目となるこのTOEICで990点満点を取得し、TOEICからは卒業しようと意気込んでいたのですが、まだまだ実力不足です。以下は自分なりの分析です。

LISTENING
国の違いによる発音の違いは全く気になりませんでした。会場のスピーカーから流れる音声が、高音になると割れてしまい、いわゆる“muffle”の状態でした。しかし、結局は、私のリスニング力がその程度でことで揺らいでしまうものだったのです。
帰国してからの絶対的リスニング量の不足が原因です。この反省を、今後の勉強に生かしていきます。

READING
自己最高の475点でした。受験が終わった後は「今回は満点だ」と確信したにもかかわらず、100問中4問程度の誤答があったと考えられます。時間が15分程度余ったため、速読に関しては十分と思われるので、次回TOEICまでに正確性を追求していきます。

7回目の900点突破となり、絶対に譲れない「900点以上」は維持しているものの、990点満点取得には、まだ大きな壁があるように思えます。
6年前、なかなかAランク(860点以上)入りできず、800点近辺で右往左往していた時に感じた壁よりも、更に大きな壁が自分の前に立ちはだかっているように思えます。
新たな breakthrough が必要かもしれません。

今日はweb上で点数の確認しかできませんので、後日送付される詳細なスコア内訳を見て、今後の勉強法を更に修正・検討していきます。

2007/6/18

日曜参観  子育て

昨日は、息子が通う幼稚園の日曜参観に行ってきました。

日ごろ練習をしているダンスを見せてもらったり、一緒に泥まみれになりながら土粘土で植木鉢を作ったりと、楽しい時間を過ごさせていただきました。(土粘土は釜で焼くため仕上がりまでにはもう少し時間が掛かります。手元に届き次第、本ブログで紹介します。お楽しみに!)

幼稚園に通い始めて2ヶ月半。息子も団体生活に馴染んできており、まずは一安心といったところです。

そして、父の日ということもあり、似顔絵をプレゼントしてくれました。
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パパはこんなに髪の毛が薄いのかな・・・?でも、眼鏡とヒゲが特徴を捉えています。手作りの鉛筆立てのプレゼントもありました。
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夕方からはPTA役員の懇親会があり、美味しいビールと焼肉で、充実の一日を締めくくりました。

2007/6/15

special thanks  閑話

本日、アクセス件数が50,000件を突破いたしました。

2年前の5月に本ブログを始めて以来、今日まで多くの方々に訪問していただきました。

今後ともよろしくお願い申し上げます。

2007/6/14

a shoulder to cry on  指導現場にて

昨日の指導中、ある高校3年生が突然泣き始めたため、別室に呼んで話を聞きました。

「部活を引退したのに受験勉強に集中できない」
「文化祭の準備のことで仲間内で揉めている」
「志望だけ高くてそれに見合った努力をしていない」
「勉強をしていないことは承知しているのに、塾の英語のテストで1位になれずに悔しい」
などなど。

彼女には完璧主義的なところがあり、あれもこれもと欲張りすぎてしまうのです。

私は次の点をアドバイスしました。
1.物事に優先順位を付ける
2.完璧主義をやめて楽観的になる
3.隙間時間の利用
泣くことも大切です。涙と共にモヤモヤしたものが流れるため、一番のストレス解消になります。

いっぱいいっぱいの彼女を見て、留学時代の自分を思い出しました。インターンのため現地の企業で働かなければならず、緊張と不安に苛まれていた時に、信頼する先生が言われた言葉があります。
Just go with the flow.
‘go with the flow’ は、ロングマン英英辞典によると以下のように定義されています。
to do what is easiest in your situation, and not try to do something difficult or different
(難しいことや違ったことをやろうとせず、できることから優先してやること)
的を射た表現です。自分が困難な状況になったとき、わたしは常にこの言葉を思い出します。

高校生と言っても、悩みは多いもの。彼らの悩みを聞ける人(a shoulder to cry on)でありたいものです。

2007/6/13

言葉の枠  英語勉強法

先日の早朝、息子が突然目を覚まし、
「ポイフルとママのお薬がケンカしている」
と泣き出しました。(因みに、‘ポイフル’とは明治製菓のキャンディーです。)

彼は夢を見ていたのだと思います。最近のママは風邪が長引き、バッグにはいつも薬が入っていました。そして息子の好きなポイフルもママのバッグに入っているので、そのことが夢につながっていると思うのです。

彼のこの表現を聞いて、ある文章を思い出しました。中学3年生の国語の授業でとりあげた広島県の県立高校入試問題です。出典がわからないのが残念ですが・・・。

その文章の論点をまとめると、
・子供の言う言葉が詩的に聞こえることが多い。
・これは、子供の純真な気持ちがたくまずして出てくるものではなく、言葉の力が十分に発達していないからである。
・しかしその一方で、子供にとっては毎日が新しい経験の連続。
・自分が既に習得している言葉だけではその経験を表現することができない。
・そのため‘言葉の枠を破る必要性’が生じる。
・このプロセスが詩人と似ている。詩人は日常的な経験を超える経験をもつため、日常の言葉の枠を超える必要性がある。
以上のことは、英語を話す時に共通するものがあると思うのです。

決して難しい言い回しで発話しようとするのではなく、知っている範囲のボキャブラリーで発話する。

ただそれに甘んじていても進歩はありません。やはり、知っているボキャブラリーや文法力を高めて、常により英語らしい発話を心がけることが、大切ではないでしょうか。

2007/6/12

腐った日本  閑話

住民税の納税通知書が郵送されてきました。

税源移譲で住民税が増税になるのは承知していましたが・・・。去年と比べて23万円もアップしました。もちろん所得が多少増えたことも関係しているでしょうが、所得税は減税されたとはいえ、定率減税の廃止。納税通知書を見て我が目を疑ったのは言うまでもありません。とんでもない金額です。

冷静に考えてもこの税額は異常ではないでしょうか。日本はおかしいです。働けば働くほど苦しさを感じてしまう。勤労意欲が削がれます。

果たしてこの金額に見合った公共サービスを私は受けているのでしょうか?

一般企業における財・サービスで考えると23万円という金額は相当なもの。購入した財・サービスにはそれ相当の実感があるはずです。しかし、この金額相応の公共サービスを享受しているとは感じることはできません。

と、このブログで吠えたところで、この日本は何も変わりません。

積もりに積もった感情(pent-up emotion) を発散する(vent my anger)しかないのです。

もっとよい世の中にしないと日本は崩壊するでしょう。たいした仕事をせずに、ただ机に陣取り(sedentary)、お役所仕事(red tape) をすることに喜びを感じる公務員のお陰で、受けとれられるはずの年金(pension)も受け取れない。単なる詐欺(fraud)に他ならない。そして、お役所に文句を言いに行っても、たらい回し(runaround)にあうだけ。

今度の参院選は、与党(the ruling party)にとっては厳しい審判となるでしょう。

2007/6/11

シアトルの母から  子育て

シアトル留学中にお世話になったホームステイ先の Judy から、私の息子に面白いHPを紹介してくれました。→ http://www.procreo.jp/labo/flower_garden.swf

画面上でクリックやドラッグをすると、花が次々と咲くのです。息子も早速やってみて夢中になっていました。
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2007/6/9

Where there's a will, there's a way.  指導現場にて

この春の大学入試で不本意な結果に終わり、捲土重来を期した浪人生から、近況報告がありました。

3月下旬、浪人を決意し、その胸の内を泣きながら話してくれた彼女に、私はある合格条件を与えました。
「5月最初の模試で、第一志望の大学合格判定が、悪くても‘B’以上であること。」
彼女は、この条件をしっかり憶えていてくれて、報告のメールをくれたのです。

結果は‘B’判定。もちろん、模試の結果が全てではないですが、浪人生活のスタートとしてまずまずではないでしょうか。

彼女の報告を受け、私自身が受けた浪人最初の模試結果が気になり、調べてみました。
私は代ゼミに通っていましたので、1990年4月の全国総合模試の偏差値です。
英語:63.4 国語:59.5 政治経済:69.9 総合:64.3
明治大学に合格したものの早稲田をあきらめきれずに、いわゆる仮面浪人した1991年4月の同模試の結果は以下の通りです。
英語:71.1 国語:68.8 政治経済:70.6 総合:70.2
やはり、浪人生が合格を引き寄せるには、よいスタートを切り、その結果に驕ることなく、努力を続けていくことが大切になるのではないでしょうか。

「浪人してから勉強やればいいや」という気持ちでは既に同じ過ちを繰り返す方向に行っています。浪人は曲がりなりにも、4月の内には全範囲を終えている必要があります。なぜなら、すでに現役の時に終えていなければならないのですから・・・。

浪人生はこれからも不安と焦燥との戦いになるでしょう。しかし、合格すれば全てが良い思い出になってしまうから不思議なものです。合格を信じて突き進むのみです。
Where there's a will, there's a way.(精神一到何事か成らざらん)
私が今の仕事を天職に思えるのも、あの2年間の浪人生活があったからに他なりません。



2007/6/5

気の緩み  指導現場にて

高校生にとって、この時期は中間テストも終わり、文化祭に気持ちが向かっていく時です。

高1生は初めてのテストを終えて、「高校の勉強はこの程度のものか」「難しすぎて出来ないのだからしょうがない」と努力する姿勢を失う傾向があります。

受験生である高3生も部活が終わり、「さあやるか!」と意気込もうとしているときに文化祭があるため、「文化祭が終わってから本格的にやろう」と先延ばし主義者(procrastinator)になってしまうのです。

この弛んだ姿勢に活を入れるため、今週は生徒達に敢えて厳しい言葉をかけるようにしています。

大学入試は高校入試とは比べることができないほど熾烈です。しかも、高校入試のときのように学校の先生や親が手助けしてくれることもありません。全ては、自分で決めなければならないのです。

私は、大学入試を“社会に出るための最初の試練”と位置づけています。この試練を皆に乗り切ってもらうために、熱く指導していきます。

2007/6/1

いよいよ出版へ  取材・出版関係

7月に発売予定である拙著『インプット重視の英語学習法〜私の英語道追求記〜』の著者贈呈本が、昨日届きました。
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自分の文章が本という形になり、それを実際に手にとってみると、感慨深くなりました。

発売の詳細については、後日、弊ブログで紹介させていただきます。




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