2017/1/31

パート5を徹底的に  TOEIC・英検など

「TOEICのリーディングのパート7まで全問を、時間内に解き終えるにはどうしたらよいか」という相談を学習者の方からよく受けます。私の持論は、「パート5の30問を5分で正確に解けるようにする」です。

パート5を速く正確に解けるということは、英文をかたまりでとらえ、瞬時に英文構造(=修飾構造と接続構造)をとらえることができる証でもあります。英文を速く読めれば、自ずとパート6・7でも功を奏しますし、パート3・4での先読みにも生かされます。もし、リーディングで最後まで解き切れない方は、徹底的にパート5を鍛えることをお勧めします。

私は毎晩就寝前にパート5を30〜40問解くのを習慣にしています。年明けから一昨日のTOEICまでに主に取り組んだのが、中村澄子先生の千本ノック新刊三部作です。
  
本著の魅力は以下の3点です。

@文庫本なのでどこでも出来る
A問題レベルの振り分けが秀逸
B最新傾向が盛り込まれている

特に白の『難問・ひっかけ・トリック問題編』は、ここ1〜2年で上級者たちを悩ませ、TOEICKERの間でテスト後に少なからず話題になった問題が収められていて、感動ものです。一昨日の本番まで、3冊ともそれぞれ3周したおかげで、準備体操が完全にできた状態で臨めました。

『千本ノック!』は、実は今から8年ほど前、家族で佐渡島に旅行した時のお供に持っていったのを覚えていますが、当時はまぐれで970点が取れていい気になりTOEICの勉強をまともにやっていなかった時期でしたので、その一冊すら当時は完璧にできていませんでした。あの時の自分には戻りたくありません。だからこそ、この三部作は何度も繰り返します。
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佐渡島から望む夕日(2009年5月撮影)


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2017/1/30

TOEICから一夜明けて  TOEIC・英検など

いつものことですが、TOEICの当日と翌日はブログへのアクセスが急増します。TOEICの人気を感じさせる一つの現象ですね。

さて、TOEIC受験は英語学習のモチベーション維持のために大切ですが、もっと重要なのが、受験後の感想を記しておくことです。何が良かったか、何が足りなかったか、今度どう学習すべきか・・・、等々、受験中や受験直後に感じたことや気持ちをメモ書き結構なので残しておきます。出来なかったり迷った問題、知らなかった英単語も思い出し、出来なかったところを明確にして復習することです。TOEICを今後の勉強に生かすことは、受験する一番の意義かも知れません。

私は今回、パート2対策の必要性を感じました。従来通りのパターンが少なくなり、より日常会話で起こりうるダイナミズムを想定しているように思われます。もっと自然な英語を聞いたり、ネイティブと話して、バリエーションのストックを増やしていくのも大切なように感じました。

せっかく2時間集中して辛い時間を乗り切ったのですから、今後に生かさなければ意味がありません。今回感じたことを今日からの勉強に生かし、次回の2時間を楽しめるようになった時、TOEICのスコアは必ずアップしています。
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2017/1/29

第217回TOEICの感想  TOEIC・英検など

自身60回目となる第217回TOEICを受験してきました。受験された皆さん、お疲れ様でした。
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会場は松本大学。会場に到着したのが10時30分。到着するのが早すぎるのもいつも通りです(^^ゞ

以下、個人的な感想を勉強法も含めて記します。

【リスニング全般】
5人掛けの長机が30以上もある大教室にもかかわらず、CDラジカセ一つという悪条件。音が割れて籠ってしまっていましたが、これも試練だと考え、特に何も言わずにそのまま受けました。早口になるところが聴き取りにくく、解答にも多少影響があったかもしれません。

【パート1】
2問目で少し迷いましたが、その他はいつも通りの難易度。TOEICの初学者は、まずは身の回りの目に入ってくる物を片っ端から英語で言えるようにするところからボキャビルを始めるといいと思います。

【パート2】
ヒントになるものが何もないので、リスニングの中で一番苦手なパート。集中力勝負なので一問ずつ呼吸をして間を意識し、目を閉じて解答するのが私のスタイルです。付加疑問文、否定疑問文がいつもと比べかなり少なくなり、その代り、型にはまらない応答パターンが増えました。肯定文からの疑問文返し、疑問文からの疑問文返しとバラエティに富んだ内容。とにかく文頭に全神経を集中しましょう。

【パート3とパート4】
新形式からパート3は13セット×3問の39問、パート4は10セット×3問の30問。チャートやイラストが含まれ、3人の会話も2セットありますが、旧形式と同様に「設問の先読み」→「内容推測」→「聴きながら解答」→「解答指示アナウンスの時に次のセットの設問を先読み」のリズムを維持できれば、内容が推測しづらいセットはありませんでしたが、大教室に小さなCDラジカセ一つという条件だったので、細かいところが聞きづらかったのは否めません。

【パート5】
新形式は30問。文法・語彙問題とも満遍なく出題されていましたが、特に迷う問題はありませんでした。

【パート6】
新形式は4セット×4問の16問。文挿入も各セットで問われますが、紛らわしい選択肢はありません。空欄の前後関係を意識しつつも、全体の流れ意識すれば大丈夫です。

【パート7】
新形式ではダブルパッセージ(DP)だけでなく、トリプルパッセージ(TP)も出題されるため読ませる量が増え、受験者を最も悩ますパートです。パート5を6分、パート6を10分で通過し、14時00分頃に約60分残してパート7に突入しました。解き方は、今回も旧形式同様HUMMER式を採用しました。NOT、suggested、indicated問題の場合は、次の設問も読み、全体像を捉えつつ細部も意識するようにしました。最近のパート7は長文化しているので油断せずに全精力を傾けました。No.176のDPに突入したのが14時23分、No.186のTPに取り掛かったのが14時34分。途中、残り時間が多少気になりましたが、何とか10分前に完答し、迷った問題の再検討や全体のマーク漏れチェックも出来ました。

残り時間で迷った問題を見直していると、簡単に答えが分かるという状況。例えば、コスメティック開発製造の研究室への転職を場面にしたTPがそうでした。私の場合、逆説的ですが、時間に追われると読むスピードと正確性が落ちます。まだまだ改善の余地がると、今回も勉強させられました。

私は大学受験時代に徹底的に文法と読解の基礎を鍛えあげたので、これまで受験した60回のTOEICで幸いにもリーディングは最後まで読めて完答できていますが、多くの受験者が最後まで解き切れておらず、“塗り絵”になったと推測できます。速読力と英文に対するスタミナ、そしてそこに正確性が加わった英語力をつけることが、TOEICでは求められています。

TOEICの数週間前からの緊張感と高揚感。終わった後の達成感と開放感。そして、全国の多くの受験者・学習者とつながれるのもTOEICの醍醐味です。これまで60回味わってきたこの感覚をこれからも味わっていきたいと思います。

今夜からまた、次回のTOEICへ向けてトレーニングを積んでいきます。


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2017/1/29

感謝の言葉しかない  TOEIC・英検など

初めてTOEICを受験したのが大学3年生だった1994年5月。試験の内容もよく分からないまま受け、気づいたらリスニングが終了していました。リーディングは現在と比較できないくらい分量が少なく最後まで解き切れ、この初回から今まで、リーディングが解き切れなかった(=塗り絵になった)ことはない。それでも575点。

大学卒業後も英語力とともに点数が伸びていくTOEICの魅力に憑りつかれ、3年目で730点、6年目で800点を突破。この頃、就職5年目で退職し留学。留学中も、独りシアトルのスターバックスで黙々と公式問題集を解いていたのを思い出す。

7年目で900点突破、14年目で950点突破。20年目に990点満点を達成し、独立開業。そして、23年目を迎える今年、今日の第217回TOEICで自身60回目の受験を迎えます。還暦と同じ回数とは感慨深いです。

私の英語人生はTOEICとともにあります。TOEICの勉強に打ち込めていない時は人生が流されている時。TOEICに夢中になった時は人生の転換点で、向上している時。

私の人生の道標であるTOEICには、感謝の言葉しかありません。だから、今日のTOEICもいつも通り目の前の一問一問に集中し、与えられた2時間、脳みそに思いっきり汗をかいて来ようと思います。

受験する皆さん、共に全身全霊、目の前の一問と対峙しましょう。
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※第217回TOEICの感想は、今夜7時くらいのアップを予定しております。


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2017/1/28

英検1級語彙問題  TOEIC・英検など

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昨日は息を飲むような素晴らしい朝焼けでしたが、快晴無風の一昨日と違い、薄曇りで春一番を思わせる南東の強風が吹く日中でした(*_*)。5km余りの軽めのジョギングをしましたが、強烈な追い風と向かい風の中、ペースを維持するのが難しかったです。でも、様々な気象条件の中を走るのは面白いですね。

英検協会のHPに先日行われた第3回英検の各級問題がアップされました。いつも通り英検1級語彙問題25問中に挑戦しましたが、結果は22問正解。普段はTOEICや大学受験英語ばかりで何も対策していないから、まあ、こんなもんでしょう。

間違った熟語問題の正解の選択肢に bargain on 〜 という初見のイディオムがありました。LONGMAN では次のように定義されています。

bargain for sth (also bargain on sth)

[usually in negatives] to expect that something will happen and make it part of your plans

ex) They hadn't bargained for such a dramatic change in the weather.

昨日のジョギングは差し詰め、
I hadn't bargained on the strong wind.
と言ったところでしょうか。英検1級の熟語は意外と使えそうなものを出題してくれます。一昨年は、「ウォームアップする」という意味の limber up が出ました。マラソンや筋トレする人はすぐ覚えられそうですね。


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2017/1/27

習慣の恐ろしさ  趣味

昨日の午前中、快晴無風のもと、信州大学農学部キャンパス内を折り返し地点にして、今週2回目の10kmジョグランナー

昨朝の最低気温は前日と同じ−12℃でかなり冷え込みましたが、日中は6℃まで上がり、快適なコンディション。素晴らしい景色を眺めながら走るのは、至福の一言に尽きます。
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信州大学農学部キャンパス内
最近は走り始めると、一時間は走らないと体が満足しなくなってきています。私の場合、6分/kmですので、10kmでちょうど1時間のペース。

1時間同じペースで走り続けられるようになるとは、3ヶ月前の自分からは信じられない進歩ですね。改めて、習慣は恐ろしいと実感しています。


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2017/1/26

高2生から感じる自覚  指導現場にて

昨日と今日は二日連続の−12℃!今冬一番の冷え込みで、北海道より寒い信州伊那谷です。
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この時期、高3生は2月の一般入試へ向けて余念がありませんが、来年度に受験生となる高2生達も、少しずつ変わり始め、大学受験へ向かうための逞しさを感じさせてくれるようになりました。

ある高2生に、世界の富の半分がたった8人に占められているという Oxfam が発表した英字新聞の記事を題材に授業したのですが、文中に出てきた vote を veto と見間違えて「拒否権」と訳す“高度な”間違いをしていました。このような間違いは大歓迎ですし、勉強している証拠です。

また別の高2生は先日の英検2級で7割以上の得点をし、その表情から、英語に対する自信を明らかに感じることができました。

彼らが大学受験生になる来年度が今から楽しみです。


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2017/1/25

自分の実力を認める  指導現場にて

毎年のことですが、大学入試センター試験ができなかった生徒が口にする「失敗した」「ミスした」という言葉が気になります。点数が取れなかったのは、失敗でもミスでもなく、すべて実力のなさが原因なのです。

これらの言葉は「本番では点数が取れるはず」「いずれ自分は出来るようになる」という妄想に依拠しているだけであり、己の現在の実力のなさを認めることがなければ、今後の成長を望むことはできません。同情しても学力が上がる訳もなく、だからこそ私は敢えて、高3生には厳しい言葉を投げかけます。

センター試験から十日が過ぎ、受験生たちは国公立大学二次試験や私立大学一般入試の出願先を行う時です。センター試験をしっかりと反省し、自分の現状と実力を客観的にとらえる。そして、残された1〜2ヶ月間、最大限の努力をし、最終的に出た結果のなかで、また最善最高の選択をする・・・。そんな現実と向き合う時間を、高3生は過ごしていかなければならないのです。

今こそ大切なことに気づき、自分を変える絶好の機会。ピンチは人生を向上させるチャンス。一浪+仮面浪人一年の私が学んだ経験論です。
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2017/1/24

ケイゾクノチカラ  趣味

昨日は月曜日でオフではありませんでしたが、午前中に日課のジョギングをしました。最近の一回当たりの平均走行距離は4〜5kmだったので、昨日は10kmを走りました。

ジョギング始めて3ヶ月半で初めての10km走でしたが、多少の筋肉痛はあったものの、息も上がらず快適でした。明らかに筋力と心肺機能が向上しているのを感じることができます。

最近は体脂肪が減ってきて、現在17.2%。筋トレをしている人から見るとまだ高いかもしれませんが、ここ数年は22%前後だったので、自分としてはかなり低くなりました。そして、骨格筋率38.8%、基礎代謝1482kcalで、ともに過去最高を記録しています。継続することで人はどこまで変われるか。英語だけでなく、筋トレ&ジョギングでも生徒たちに範を垂れていきます。
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2017/1/23

未来を引き寄せる勉強  TOEIC・英検など

昨日は2016年度第3回英検が行われました。我が学院生も十数名が挑みました。みんなできたかな〜。問題がHPにアップされるのが楽しみです。

英検の前日の土曜日、英検2級を受検する高1・2生が午前中から自習に来て夜まで頑張っていました。このような姿が自分の思い望む未来を引き寄せます。一意専心に頑張る彼らを誇りに思います。

そして、今度の日曜日は第217回TOEICが行われます。各自、様々な問題集や参考書を使って勉強されていると思いますが、直前期は公式問題集に戻る時です。自己最高点の更新を目指す人は、この一週間、公式問題集だけをやってみましょう。思わぬ発見があるはずです。

2月5日(日)には、公式問題集を使った「TOEIC新春勉強会」を開催します。TOEICは「公式問題集に始まり、公式問題集に終わる」と言われています。TOEIC対策のみならず、英語力全般を上げる学習法にまで言及します。今年こそ英語力を向上させたいと思う方は、是非ご参加ください
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2017/1/22

人生の選択肢  指導現場にて

大学入試センター試験から一週間が経ち、出願大学を決めなければならない時期です。

予想通りの点数が取れ、ずっと夢に抱いていた第一志望の大学に出願をする受験生がいる一方で、自己採点が芳しくなく、現実を突きつけられる受験生がいるのも事実です。

周りの友人や同級生たちが進学先を決めていく一方で、狭まった選択肢に焦りを感じる受験生の気持ちは分かります。しかし、周囲と比較したり、プライドや虚栄心に依った短絡的な決断だけはしないでほしい。

私は一浪+仮面浪人一年=二浪を経験しているので、その不安な気持ちが手に取るように分かります。「こんなはずじゃなかった」という自暴自棄な気持ち。しかし、後になって考えると、実はなるべくしてなった結果。努力と思っていたのが努力ではなかっただけなのです。

人生はこの数ヶ月で決まるわけではなく、その後の方が大切。今は辛いかも知れないけれど、浪人という選択肢は、数年後に人生において大きな意味を持ちえます。しかし、家庭の方針や事情もあり、浪人が許されない場合もあります。しっかりと家族で話し合い、今持てる選択肢のうちで最善のそれを選んでもらいたいです。
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2017/1/21

信頼の先にあるもの  指導現場にて

トラスト英語学院を3年前に開校した時、真っ先に入学してくれた高1生がいました。彼女は英語が苦手だったのですが、約3年の時間をかけて徐々に力をつけてきて、英語以外の教科も学年の上位で安定するようになり、今冬、第一志望の大学に指定校推薦で合格を果たしました。

今週はその彼女との最後の授業でした。「最後に、先生に最高の報告をしたかった」と言って、センター試験の英語の点数を教えてくれました。何と、187点!3年前の様子から9割以上の得点率を誰が予測できたでしょうか。

彼女との授業で記憶に残っているのは、英語の指導そのものよりも雑談です。時には、進路の話や入試制度の説明に全部の時間を使ったこともあります。にもかかわらず、なぜ英語力、そして学力全体が伸びたのか。

それは信頼関係でした。教育は信頼がすべてです。その信頼関係を構築するために授業があり、私にとって英語を教えることは授業の引出しのほんの一つに過ぎません。学校のこと、世の中で起こっていること、社会の仕組み、恋愛、寒いギャグ(笑)。このような雑談こそが生徒との信頼関係を強めてくれます。しかし、その雑談も、きちんとした英語指導があるからこそ生きるのです。(英語力と指導力のない人間が雑談していれば、それはごまかしているだけの詐欺です。)私にとって英語指導と雑談は、授業においては欠かすことのできない両輪なのです。

そして、授業を通して信頼関係ができてしまえば、生徒たちは勝手に勉強をするようになります。最高のスパイラルです。

上述の生徒から授業の最後にいただいた手紙に、次のようにありました。
「『高い目標でもそれを目指して頑張っていれば大丈夫』と応援してくれたことがとても心強かった」
生徒の力を信頼し目標を後押しすることで、彼女は伸びていきました。「教育は信頼(=トラスト)がすべて」という自分の考えが実証されて、今、大きな充実感に包まれています。「トラスト英語学院」と名付けた意義を、改めて実感しています。
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2017/1/20

継続は「力」ではなく「恐怖」  閑話

1月も3分の2が過ぎようとしています。お正月気分は当然の様に抜け去り、これまでと同じ日常を過ごされている方がほとんどだと思います。

新年の抱負についてはどうでしょうか。元旦、新鮮な気持ちと共に「今年こそは!」と目標を立てても、すでにその想いを忘れてはいないでしょうか。

結果を残すにはまずは一歩を踏み出すこと。そして、それを少しでもいいから毎日継続することです。毎日すべきことをしない自分に嫌気を感じるようになれば、すでに成長が始まっています。

継続は「力」ではなく「恐怖」。何かを続けることが習慣化すると、それをやらないことが罪悪感となって襲ってきます。何かを成し遂げている人たちは皆、この恐怖感を拭い去るために、毎日継続しているのです。
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2017/1/19

未来が現在を肯定する  指導現場にて

FBの「過去のこの日」で、2年前の今日、以下のYAHOO!ニュースをシェアしていました。センター試験も終わり、現実を受け止めて、己の人生と向き合わなければならない時。今は辛くても、数年後にその経験が実は人生を好転させる経験となります。つまり、現在の自分を建設的に肯定できるかは、将来の自分に依っています。
<受験と私>上原浩治さん原点の浪人経験 苦しい時は19を見る

米大リーグ、ボストン・レッドソックスの2013年のワールドシリーズ制覇を支えた上原浩治投手(39)。「クローザー」としてチームメートや監督から絶大な信頼を得ていた上原投手の登板は、常に苦しい場面ばかりでした。重圧をはね返す力になったのは、「背番号19」。その裏付けは、浪人経験だといいます。

大学を卒業してプロ野球の巨人入団からずっと付けている背番号「19」は、「19歳の時の苦しさを忘れないように」との思いで選びました。高校生の頃は、大学に行って4年間野球をやり、その後は体育教師になろうと思っていました。そのため、自宅から通え、自由な校風の大阪体育大(大体大)への進学を考えていました。

高校3年間は野球漬けで全く勉強しなかったため、知識はほぼゼロに近かった。浪人してから、中学レベルからやり直そうと、予備校の一番下のクラスに入りました。午前9時から午後5時ごろまで予備校で勉強。うまく気分転換しないとおかしくなってしまいそうだったので、夕方からスポーツジムでウエートトレーニングをしていました。振り返ってみると、無理に受験のテキストを開かず、中学の勉強からやり直したことが良かったように思います。野球もキャッチボールなど基礎が大事ですが、基本をおろそかにしていると応用もできません。

好きな教科なんてありません。でも、やらないといけなかったので。逃げては通れない道ですからね。あの時、勉強したから今があると思っています。もしスムーズに現役で受かっていたら、今の自分はないかもしれない。だから振り返ると、あの1年があって良かったと思います。もっと野球が好きになりましたから。

大学を選ぶに当たって一番大事なのは、自分が何をしたいかだと思います。単に友達が行っているから、という理由だったら絶対、やめた方がいい。僕の場合は体育教師になりたいという夢がありました。浪人の1年は本当にきつかった。ですが、あの1年があったから、野球でしんどい場面があっても、そんなに気にやむことはありませんでした。やっぱり、先が見えない19歳の時が一番つらかったから。

クローザーはきつい。チームの勝利のかかった大事な場面でマウンドに上がり、抑えることを当然のように求められます。でも、そういう時も背番号を見れば、「19歳の時に比べれば、好きな野球を仕事にしている。そんな幸せなことはない」。そう思うとすごく気が楽になるんですよ。

大事な場面でマウンドを任される時、(満員の)スタンドを見上げます。「わー、すごいお客さんがおるわー」。試合だけにとらわれることなく、球場を見回してみる。勝負とは別のことが頭に浮かんできて、またパッと試合に気持ちが向かいます。野球は投手が投げなければ始まりません。自分が主役です。受験も自分が主役。試験監督が「よーい、始め」と言ったら、1分ぐらい周りを見渡して、心を落ち着かせてから始めるのもいいんじゃないでしょうか。見渡したらカンニングと思われちゃうか(笑い)。

派手なこと、奇をてらったことで注目を引かなくても、こつこつ努力している人は、誰かがちゃんと見ていてくれるものです。野球でも球団によって目立ち方が全く違い、「自分の方が成績を上げているのに、なんであいつが目立つんだ」ということもあります。でも第三者より、まず自分がこつこつ頑張っていけば、間違いなく自分に返ってきます。人はなるようにしかなりません。ただ、やることをきちっとやって、なるようになるための努力をしてきたかどうかで違いが出ます。

僕は今、39歳。メジャーリーグに来たのは、野球選手にしては遅めの34歳です。こつこつやってきたことが10年、15年を経て実を結ぶことがあります。だから、やっぱり諦めるな、ということですよ。受験もそう。今やった勉強がすぐ受験に役に立つかは分かりませんが、試験の前日まで、最後の最後まで頑張ることが大事です。

この年齢でレッドソックスの2年契約を取れたということで、提示してくれた球団や関係者、ファンにはすごく感謝しています。またそういう人たちのためにも頑張らんとあかんなと思います。頑張っている人にしか野球の神様は降りてきません。それは受験勉強も同じで、頑張った人にちゃんと点数が与えられると僕は信じています。ここまできたらちゃんと体調管理すること、最後まで諦めずにやることだと思います。改めて浪人の1年を振り返り、自分でもようやったなと思います。僕は今でも「尊敬する人」を聞かれると、「勉強している浪人生」と答えるんですよ。それくらい大変だってことを、身をもって経験しましたから、受験生には本当に頑張ってほしいなと思います。

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2017/1/18

一言のタイミング  指導現場にて

年末年始休業明けに長男(中1)の中学校で行われた定期テストの翌日。長男が数学の先生に廊下で呼び止められたそうです。
先生:「今回の数学はどうだった?」

長男:「手応えはあったと思います」

先生:「やっぱ、そうだよな。答案がイキイキしていたぞ」
帰宅後、このやり取りを長男は嬉しそうに報告してくれ、数学になお一層の自信が持てたようです。

先生や親など周りの大人のちょっとした一言が、子どもにやる気や自信を与えるきっかけになります。その一方で、そのタイミングを逸してしまうと、その後の人生の選択にも影響を及ぼすかもしれません。

私は中学1年生の時に長野県西部地震を経験し、それ以来、地震に興味を抱くようになりました。地震があるたびに、本震と余震の間の時間を計ったりしていました。シアトル留学中は、地震センターでのボランティアを真剣に考えたほどです。
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王滝川の自然湖(2006年9月撮影
今思うと、中学校の頃の私は地震学者(seismologist)になりたかったのではないのでしょうか。当時は、望遠鏡を購入し、徹夜で天体観測をしていたぐらいですから、地学自体に興味を持っていたのでしょう。しかし、高校になって理系科目が苦手になり、「自分は文系人間なのだ」と決め込んでしまい、進路を決めました。

それから時は過ぎ、社会人になってから数年が過ぎたある日、母から次のようなことを聞きました。

「中学3年の時の保護者面接に行った時、玄関で数学の先生に呼び止められて、『息子さんは数学のセンスがあるから、将来楽しみですね』と言われたことがあるよ」

この言葉を聞いて、私は母に詰め寄りました。なぜ、その当時にそのことを言ってくれなかったのかと。自慢になってしまいますが、中学時代は数学が得意でした。しかし、英語がそれ以上にできたため、自分の中では“数学ができる”という意識はありませんでした。

私は思い込みが強いため、「数学ができる」と先生に言われれば、いい意味で真に受けて、もっと数学にのめり込み、理系の道に進んでいたかも知れません。

教育現場に身を置くようになった現在、上に述べた経験が役立っています。生徒の個性や長所を見抜いて、タイミングよく、少し煽ててあげる。そうすることで、生徒は「自分は出来るんだ」と思い込み、やる気を出して勉強に打ち込むようになるのです。子ども達は大人が思う以上にちょっとした一言を覚えていて、「あの時の先生の言葉に背中を押されました」と、私が覚えていない瞬間を反芻してくれることもしばしばです。

時に厳しく時に優しく・・・。そんな言葉を発せられる指導者であり続けたいと思います。
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