2021/6/12

詐欺師なんかじゃない  指導現場にて

今回の英検準1級の長文問題で、Impostor Syndrome について論じた文章が出題されました。
Impostor Syndrome(インポスター症候群)

自分の達成を内面的に肯定できず、自分は詐欺師であると感じる傾向であり、一般的には、社会的に成功した人たちの中に多く見られる。ペテン師症候群、詐欺師症候群とも呼ばれる。

この言葉は、1978年に心理学者のポーリン・R・クランスとスザンヌ・A・アイムスによって命名された。この症候群にある人たちは、能力があることを示す外的な証拠があるにもかかわらず、自分は詐欺師であり、成功に値しないという考えを持つ。自分の成功は、単なる幸運やタイミングのせいとして見過ごされるか、実際より能力があると他人を信じ込ませることで手に入れたものだと考える。インポスター症候群は、特に社会的に成功した女性に多いとする研究もある。
(Wikipediaより)

毎年のことですが、能力が高く、第一志望の大学に合格できる可能性を秘めているのに、自分の能力と可能性を信じることができずに自信をなくし、さまよっている受験生がいかに多いことか。私自身もそうでしたが、中学の時はそこそこできたのに、高校で自信をなくし、勉学に自信が持てなくなってしまう地方の進学校に通う生徒が多いです。その殻を打ち破るには、自分の努力を認め、自己肯定感を抱くようになることです。

大学受験は、再び自己肯定感を持てるようになる過程そのものだと思います。

これから本格的に大学受験に向かおうとしている高校生たちよ。己の歩んできた道と残してきた結果は、欺瞞や嘘ではない。詐欺師なんかじゃない。更なる達成感を味わい、自分自身の存在を肯定できるよう、目の前の勉強に取り組もう。


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2021/5/23

O(オー)の欠落  指導現場にて

慶応義塾大学を目指している高2生・T君との授業。

私:「なぜ、このthatが関係代名詞だと思った?」

T君:「O(オー)の欠落があるからです」

関係代名詞の場合、直後の文章には主語、所有格、目的語のいずれかが欠けた不完全な文章が来ます。その根拠を、「O(目的語)の欠落」と簡潔に言ってみせたT君。英語力の向上を実感できただけでなく、「Wの悲劇」みたく、かっこいい言い方に、脱帽です!(^^)!

英語に限らず、学力が伸びていく生徒は、答えになる根拠を明確に述べることができます。「なぜ、そうなるのか」と疑問を持ちながら、自分が納得できる解答を探しながら勉強をしているから、常に論理的な思考になっているのです。こんな当たり前のことを忘れて、ただ勉強していても、力にはなりません。

Be logical. Be objective.

常に論理的に、客観的に。勉学に求められる姿勢です。
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2021/5/13

30年の時を超えて  指導現場にて

この春から指導している高2生が、「GW中に学校で代々木ゼミナールの人気講師・西谷昇二先生の講演がありました」と話してくれました。講演のテーマは、現役での第一志望の難関大学合格。講演中に夢中でとったというノートを見せてくれながら、心に響いた西谷先生の講義内容を話してくれました。

西谷先生がこんな格言を紹介してくれたそうです。

By failing to prepare, you are preparing to fail.
(準備を怠ることは失敗するための準備をするようなものだ。)

アメリカの政治家、Benjamin Franklin の言葉です。大学受験に向かう高校生たちには、最も響くのではないでしょうか。

1956年生まれの西谷先生は、私が代ゼミに通っていた1990年は34歳。既に人気講師でカリスマ的な存在でした。あれから30年。多くの大学受験生に影響を与え続け、いまだに代ゼミの第一線で活躍されている西谷先生の言葉は、すべての受験生の心に浸透していくはずです。

浪人時代に予備校の先生からいただいた言葉は、今でも覚えています。そして、30年前の予備校の授業を今受講できるとしたら、また新鮮な発見があることでしょう。
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1991年 代ゼミ冬期講習パンフレットより
西谷先生の著書の感想は、以下の記事をお読みください。

自分だけのリゾーム(2012年7月9日 投稿)
英語指導の付加価値(2009年3月11日 投稿)
「壁を越える」ということ(2008年2月2日 投稿)

  


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2021/4/23

『NEW HORIZON』改訂版!  指導現場にて

今年度から改訂となった中学校の英語教科書『NEW HORIZON』。既に多くの英語指導者が指摘されているように、その内容が従来版と比して劇的に変わっています。
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中学1年の内容を比較してみます。

【従来版】
 Unit 1・・・be動詞、1人称と2人称
 Unit 2・・・this、that、3人称
 Unit 3・・・一般動詞
 Unit 4・・・冠詞、複数形、命令文
 Unit 5・・・疑問詞(what)、形容詞の補語
 Unit 6・・・3単現
 Unit 7・・・疑問詞(who、what time、which)
 Unit 8・・・疑問詞(where、whose)、代名詞
 Unit 9・・・現在進行形
 Unit 10・・・助動詞(can)、疑問詞(when)
 Unit 11・・・一般動詞過去形

【改訂版】
 Unit 1・・・be動詞、一般動詞、助動詞(can)
 Unit 2・・・this、that、3人称、疑問詞(what、who、how)
 Unit 3・・・疑問詞(where、when、how many)、不定詞(want to)
 Unit 4・・・命令文、疑問詞(what time)
 Unit 5・・・前置詞、動名詞、一般動詞過去形、was
 Unit 6・・・3単現
 Unit 7・・・代名詞、疑問詞(which、whose)
 Unit 8・・・現在進行形、感嘆文
 Unit 9・・・不完全自動詞(第2文型)
 Unit 10・・・一般動詞過去形
 Unit 11・・・be動詞過去形、There is構文、過去進行形

Unit 1 でいきなり、多くの中学生が英語が好きか嫌いになる分かれ目の一つであるbe動詞と一般動詞が出てくるなど、小学校で英語を教科として習ってきたのを前提にしている内容ですので、レベルが上がったのは一目瞭然ですね。しかし、英語を指導している立場から言わせてもらうと、改訂版の方が与し易いです。従来は、一般動詞の過去形を中1の最後にやって、be動詞の過去形を中2の最初にやるという、意味不明な構成でしたから・・・(苦笑)。

ただ、小学校で英文法をきちんと指導していたかは、疑念の余地が残ります。ゲームや歌などのアクティビティが中心でしょうし、担任の技量に依ると思います。この新しい教科書を使う場合、指導がきちんと施されないと、これまで文法に馴染がない中1生は英語難民になってしまう可能性が大きいと思います。

当学院の中学生は、小学生の頃から十分な先取り学習をして、小学生のうちに中2・3レベルまで修了しているので、新版の教科書でも十分対応できますし、むしろ学習しやすく感じることでしょう。

今後も中学校の指導現場の動向に注目していきます。


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2021/4/15

月が太陽に吠える  指導現場にて

地元の進学校で私の母校でもある伊那北高校の3年生たちが、「4月になって『ターゲット1900』が配られました。1・2年時に『コーパス4500』をやってきて、これからもっとやり込もうと思ったのに・・・」と困惑しています。

塾業界で生き抜く人間模様を描いた感動巨編『みかづき』(森絵都・集英社)に「学校教育が太陽だとしたら、塾は月のような存在」とあるように、学校と塾はお互いに補完し合う存在なので、私は高校の指導にあまり文句を言いたくはありません。
しかし、受験学年である3年生になって新しい単語集を学校が与えるやり方には絶対に異議を唱えます。

何も伊那北高校に限ったことでなく他の高校でもよく見られることです。私は問いたい。なぜ1年生から3年間使う一冊を与えないのか・・・と。徐々にレベルを上げていくつもりでしょうが、最終的に与えようとしている一冊を最初から与えていればいいでしょう?進学校なら、入学時に例えば『鉄緑会 東大英単語熟語 鉄壁』を与えていれば、それでいいでしょう?英語が苦手な生徒で基本的な語彙を知らない生徒は、授業で使う教科書の中で出てきた単語を暗記していけば事は足ります。
何も単語集に限らず、どんな教材でも、大学受験までに何度も繰り返して手垢で汚して、やり切った気持ちを持って受験本番に臨むことが自信につながります。語彙は英語の基本分野だからこそ、3年間の時間をかけて一冊を繰り返すのが大切なのではないでしょうか?

ちなみに、新しい単語集を含め、高校で使うすべての副教材は保護者負担です。その辺りのこともよく考えていただきたいと思います。
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2021/3/28

前途は洋々  指導現場にて

先週は、春期講習の他に、補習や体験授業、問い合わせ、そして、高3生が続々と合格の挨拶に訪れてくれて、忙しくも充実した一週間となりました。

大学受験を終えた高3生たちは、たとえそれが満足するものでなかったとしても、受験結果を受け入れ、4月からの新生活を享受する準備ができているようでした。

確かに、大学受験はそれまでの勉強の集大成としての結果かも知れません。でも、それが将来の人生を担保するものでもありません。選択した道で頭一つ抜き出る努力を続けること。それこそが、その後の人生の選択肢をひろげ、なりたい自分になれる唯一の術です。

スタートの春。新たな一歩を踏み出す彼らの前途は洋々です。
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2021/3/25

大学入試は情報戦  指導現場にて

ある高3生から国立大学に後期日程で合格したという報告がありました。

彼が当学院に入塾したのは昨年の10月。苦手な英語を何とかしたかったのですが、共通テストまでわずかな期間しかなく、本番では4割程度しか得点できませんでした。しかし、生物が得意科目で、自習に来ている時に声掛けをすると、ほぼ生物を勉強しているほどで、共通テストでは何と100点満点だったのです。

臨床検査技師になるために、ある公立大学を目指していましたが、総合点では物足りずに不合格となっていました。私立大学にはいくつか受かっていたので、そちらに入学意向もあったのですが、学校の先生の勧めで、ある国立大学の理学部の後期日程に出願していました。後期日程のため募集人員はわずか3名で、二次試験は課されず、共通テストの点数だけで合否判定がなされます。しかし、その配点が特殊でした。

英語 100点
数TA 100点
数UB 100点
生物 600点

つまり、英語(リーディングとリスニングで200点満点)が半分に換算され、数学はそのまま、そして、生物は6倍換算されるのです。彼の場合、生物は600点満点ということになります。数学は平均点以上は取れており、苦手な英語の得点は全体の約11%しか占めないので、彼にはうってつけの配点でした。

結果、募集人員わずか3名でも見事に合格!晴れて、この国立大学に進学することになりました。臨床検査技師という当初の目標とは離れましたが、大好きな生物を勉強しながら、また新たな目標を見つけて、キャンパスライフを送ってくれるでしょう。もしかすると、大学院に行って学者の道に進む可能性だってあります。

全国には約800の大学があり、それぞれが多数の学部・学科を有し、それぞれが複数の入試制度を持っているため、学校・塾・予備校など大学受験に携わる指導者が全ての大学の入試制度を把握することは不可能です。だからこそ、受験生は志望大学を早めに決め、先生、親、親戚、友人など、自分に関係する多くの人にそれを伝えておくことによって、必要な時に必要な情報が集まってきます。

上述の高3生が良い例です。当初の目標とは異なるものの、彼の生物への特性を見極めた学校の先生のアドバイスは、彼の人生を大きくプラスに変えるものになります。

今回の合格例から、以下のようにまとめられます。

@自分に関わる周囲の人に夢や目標を伝える。
A得意科目を伸ばし、苦手科目をなくす。

ただし、周囲の人に目標を公言して情報収集などの協力をお願いしても、当の本人が勉強しなければ本末転倒ですから気をつけましょう(笑)。
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2021/3/24

浪人という道  指導現場にて

大学受験で望む結果を出せずに浪人を決めた生徒が今年もいます。また、ここ数日、浪人を選択した大学受験生から、体験指導や相談、入塾問合せの電話をいただいてます。

私は2浪(1浪+1仮面浪人)をしているので、そんじょそこらの人より、その厳しさを分かっています。だからこそ断言できるのですが、浪人したからと言って学力が伸びるとは限りません。

予備校に通おうが、自宅浪人しようが、仮面浪人しようが、当の本人の強い意志がなければ、再び同じ結果を繰り返すことになる可能性が大きくなります。それまでの自分を見つめ直し、己を律することができる人間にならなければなりません。浪人は勉強するだけでなく、自分と向き合う時間でもあるからです。

一つのことを極める意義。
一つのことで望む結果を出す達成感。
一つのことを通して変わる自分。

大学受験というたった一つのことでも納得するまでやり通すことができれば、それはその後の人生を歩む上での貴重な財産となります。
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「気合入ってっか〜、受験生!」

TBSドラマ『予備校ブギ』は当時の受験生の心の拠り所でした


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2021/3/19

その先にある道を歩む  指導現場にて

大学受験を終えた高3生たちは、それぞれが進路を決め、新しい道を歩き始めます。確かに、大学受験の結果に関しては、生徒それぞれで本意不本意があるでしょう。特に不本意な結果の場合、煮え切らない、くやしい気持ちが大半を占めているに違いありません。

「大学受験がゴールではない。その先にある目標のために、大学進学後が大切だよ」という陳腐な言葉は、不本意な結果に終わった高3生には響かないことは、私自身がそれを2度経験しているので、一番分かっています。

しかし、大学受験を終えて30年近い月日が経ってあの頃のことを冷静に振り返ってみると、第一志望でなくても合格した大学に進学し、その与えられた環境の中でベストを尽くし、周囲よりも頭一つ抜き出ることにも大きな意義があると思えるようになりました。

さあ、いつまでも大学受験ごときで立ち止まっているわけにはいきません。時を刻み続ける人生において、立ち止まることは後退を意味します。第一志望に合格して進学するか、それ以外の大学に進学するか、浪人するか、浪人するにしても、予備校に通うのか、仮面浪人するのか。人生は選択の連続であり、その選択が正しいかなんて、今は分かりません。

若い諸君の目の前には、まだ知らない大きな世界と、無限の可能性が広がっています。大学受験を通して自分が対峙したあらゆる想いを糧にし、見聞を広め、心広く、社会に貢献する大人になってもらいたいと願います。
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信州伊那谷も、例年より早く桜が咲き始めました。今日は長野県公立高校入試の合格発表もあります。受験を終えた受験生たちはみな、新たなスタートラインに立つ時です。


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2021/3/16

塾は農業に似ている  指導現場にて

Twitterで相互フォローしている塾講師歴20年の先生の固定ツイートです。
塾は農業に似ていると思う。土を耕して、水をあげて、悪いところがないか観察して。そういう手間ひまかけて、いい農作物が育つ。
無理に収穫量を増やそうと、肥料を与えすぎたり、大型機械に頼りすぎたりすると、いい農作物は育たない。
最近、電子黒板やiPadを導入したり、コロナ禍のリモート授業ため様々な機材を導入したりする塾が多くなってきました。それぞれ目的があり、理にかなっているので素晴らしいと思う反面、教育はどこへ向かっているのだろうと思う自分もいます。古い人間だと言われればそれまでですが、やはり教育は人と人が向き合い、黒板(ホワイトボード)、鉛筆、ノートという原点を忘れてはいけないのではと考えます。

教育や塾経営に関して情報交換をさせていただいている愛知県蒲郡市の未来義塾の守田先生が、塾講師としての原点に戻るため、電子黒板をやめてホワイトボードを再び使い始めたというのも、至極納得できます。

結局のところ、何をベストと感じ選択するかは塾それぞれであり、それが個性になっていきます。私も自分の芯にあるものをブラさず、貫いていこうと思います。機械に頼り過ぎず、肥料を与え過ぎず、作物が本来持っている成長するための強さを引き出すような“農業”を目指していきます。
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2021/3/14

11ヶ月後を体感する  指導現場にて

春休みなどの長期休暇になると、高校生には学校から課題帳的な宿題が課されます。休み明けに提出し、テスト範囲にもなっているので、生徒たちはやらざるを得ません。

長期休暇中に勉強をやらせるために高校の先生たちは課しているんでしょうが、学生は課題帳を終わらせることが目的となっていて、片付け仕事的(slapdash)になっています。それをやったからって英語力が伸びてるとは思えません。知らない単語を抜き出して暗記し、長文を何度も音読すれば確実に力がつきますが、そこまで使い倒している高校生に、これまでお目にかかったことがありません。

だから、長期休暇中の宿題なんて出さなくてもいいのではと考えてしまいます。
それよりも、単語集や『Next Stage』などを繰り返して暗記した方が、英語力は飛躍的に伸びますね。

では、宿題を課さなかったために勉強をやらずに遊んでしまったら・・・。高校は義務教育じゃないんだから、自己責任でいいような気もします。

高校生にとっては時間が比較的自由に使える3月です。高2生には、基本語彙の暗記の他に、第一志望の大学の過去問1年分にチャレンジするように指示しています。英語に関しては、解答解説・全訳を見ながらでも100%理解し、知らなかった単語は覚える。11ヶ月後にどのレベルまで英語力を伸ばさなくてはならないのか体感することが、現役合格のための条件です。
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2021/3/6

早稲田社学の英単語  指導現場にて

大学受験業界で最近話題になったのが、今年の早稲田大学社会科学部の入試問題。英語長文中で問われている語彙のレベルがハンパなく高いのです。

protract
espouse
panacea
disseminate
innocuous
repository
enshroud
plunder
hobble
estrange
disconcert
proximity

※赤色の単語は『Pass単熟語1級』に収められている単語

これらはすべて設問に直接関係しています。文脈から推測できるのもありますが、選択肢が5択であり、その中にも難語が散見されますので、知らなければ得点できません。英単語の意味を知っているか否かの単純な知識問題です。

すべて英検1級や国連英検特A級レベル。これらの英単語を網羅している大学受験用の単語集があれば教えてもらいたいです(笑)。ハイスペックな英単語がこれだけ多く出題されるということは、合格と不合格を振り分けるための問題ではなく、早稲田の社学はこのレベルまで受験生に要求しているということでしょう。

早慶志願者には、語彙に関して今まで以上に掘り下げて指導していこうと思います。
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2021/3/4

長野県高校入試志願倍率  指導現場にて

今月9日(火)に行われる長野県公立高校入試の後期選抜志願者数が確定しました。地元通学区の上位2校である伊那北高校と伊那弥生ケ丘高校の直近8年間の志願者数をまとめておきます。(  )内は募集人員です。

【伊那北高校】
 2021年度 普通科 197名(200名) 理数科 4名(4名)
 2020年度 普通科 207名(200名) 理数科 5名(5名)
 2019年度 普通科 209名(200名) 理数科 4名(5名)
 2018年度 普通科 218名(200名) 理数科 7名(5名)
 2017年度 普通科 210名(200名) 理数科 9名(4名)
 2016年度 普通科 199名(200名) 理数科 8名(4名)
 2015年度 普通科 217名(200名) 理数科 7名(4名)
 2014年度 普通科 195名(200名) 理数科 15名(4名)
 ※理数科で不合格となっても第二志望で「普通科」と書いていれば普通科で合否判定されます。

【伊那弥生ケ丘高校】
 2021年度 普通科 209名(200名)
 2020年度 普通科 238名(200名)
 2019年度 普通科 268名(240名)
 2018年度 普通科 264名(240名)
 2017年度 普通科 255名(240名)
 2016年度 普通科 262名(240名)
 2015年度 普通科 250名(240名)
 2014年度 普通科 257名(240名)

伊那北は5年ぶりに倍率が1倍を切りました。だからと言って全員が合格できることを意味するものではありませんから、油断は禁物です。

高校受験生は、英語に関しては以下のポイントをチェックしておこう。

・helpの語法 → help (+ 人) + (to) do
・It is 〜 for 人 to do の形式主語、意味上の主語、真主語構文
・疑問詞+to 不定詞と節への書き換え及び間接疑問文
・使役 make の用法
・授与動詞の用法
・接続詞 when, if, because, that
・主語を先行詞とする関係代名詞目的格の省略
・Whoで始まる疑問文の応答
・月、曜日、数字の綴り
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そして、教科書や入試過去問や英検準2級レベルの長文を、精読後に何度も繰り返し声に出して音読しよう。語学習得の基本は音読です。
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2021/2/25

真の英語力  指導現場にて

「日本人は英語が読めるのに話せない」とよく言われますが、ほとんどの日本人は英語が的確に読めていません。文章として文字であらわされている英文を適切に解釈読解できる英語力があれば、話す英語を身につけるのは意外とスムーズなことに気づいている人は多くありません。

英語指導の現場にいると気付くのですが、英単語の意味をつなげただけで何となくわかったつもりなっている学習者がいかに多いことか。

かく言う私も実はそうでした。英語を習得する過程で、いい加減に読んでムダにしてきた英文量は果たしてどれくらいでしょうか。ただ単語をつなげて何となく理解した気分になっていただけの英文、英文構造は見抜けても背景知識がなく投げ出した英文。

完璧に理解されずに闇に葬り去られたこれらの英文のおかげで現在の英語力があることを、決して忘れてはなりません。だからこそ、今は一文一文をきちんと読むことの意義を知っており、その読み方を後進に伝えていく必要があると強く思います。
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2021/2/24

早慶突破!  指導現場にて

今日は朝から忙しいです。5時50分起床で愛犬の散歩。7時から資源ごみ回収の立ち会い、その後、半年毎の術後定期診断で信大病院へ。病院が松本にあるので往復2時間以上かかります。午後は一番で朝の資源ごみ回収の片付け。分別ができない一部の町民のため、回収されなかったそのごみを分別し直し、処分しなければなりません。そして、夕方から夜10時までは英語指導という怒涛のスケジュールです。

通常ならこのブログの更新を午前中にするのですが、今の時間(午後3時)になってしまいました。ルーティンでやっている時間にできないのはストレスになりますね。そんな時にこそ、それらを継続できる力が問われているようにも思います。

そんな忙しい中でしたが、生徒から慶應義塾大学に受かったという嬉しい報告が届きました。今年は早稲田大学にも合格者が出ていますので、早慶突破です(^^)v。生徒たちの頑張りを誇りに思います。

さあ、明日からは国公立二次試験です。


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