2021/9/17

ツールとしての英文法  指導現場にて

『VINTAGE』や学校配布の文法単元別の問題集で勉強していた生徒が質問をしてきました。

「先生、こういう文法を勉強していても、共通テストでは出題されないですよね」

高校時代の私もそうでしたが、英文法は文法問題を解くためのものだと思い込んでいました。だから、受験英語の大半を占める長文読解になると、英単語をつなげて意味を類推することになり、何となく感覚で選択肢を選んだり、和訳を書いたりして、結局点数につながらない。

英文法とは英語に触れる際の不可欠なツールです。英語を読むときだけでなく、聴き、書き、話す際に、常に意識すべきことは主語(S)と動詞(V)。それを見抜くための道具が英文法です。文法問題は、英文を学ぶ上でのおまけ。英語に触れる際の根幹にあるのが英文法です。

英語を分からなくしているのは修飾構造です。SとVが見抜けない場合、たいていの場合、不定詞、分詞、関係詞、接続詞の修飾関係が原因となっています。英文法を勉強する時は常に「修飾構造を見抜く力をつけよう」と意識すれば、文法の勉強が楽しくなりますよ。
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2021/9/4

学生の特権  指導現場にて

自分自身や教育現場に携わっている経験から言えることは、高校受験までは親や先生など周りの大人の意見が幅を利かせる一方で、大学進学は受験生本人の意見が尊重される場合がほとんどです。

大学進学において重視すべきこと、つまり、文系なのか理系なのか、何を学びたいのか、どこの地域の大学に行きたいのか等々、すべては本人に委ねられ、自分の出した結論が説得力を持って保護者に伝われば、ほぼ自分の望む通りになります。

だから、大学受験なんて怖がる必要はありません。自分の人生を自分で好きなように決められる。だからこそ、その希望する道に進むには、勉強すればいいのです。

大人になると、色々な事情が絡み合って、勉強で切る時間が取れなかったり、勉強したことが結果につながることが少なくなってきます。勉強が直接、将来を担保してくれるのは、学生の特権です。
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2021/9/3

『早慶大合格作戦』  指導現場にて

『私の早慶大合格作戦 ’22年版』が今月発売となりました。
私が大学受験生だった1990年頃は、毎年5月に発売されていました。代ゼミで浪人していた時、発売日に代ゼミライブラリーには行列ができ、先を争って購入したのが懐かしく思い出されます。早稲田と慶應を目指す受験生にとってはバイブルであり、みな隅から隅まで読み漁っていました。私は文字通り毎日手に取り、合格者に自分の姿を重ね合わせることで心躍らせ、大学受験に対する不安を軽減していました。

少子化の加速、プライバシー問題、インターネットの普及・・・。時代の流れと共に、いつからか読まれなくなってしまったようです。入試対策として使いたいのに9月発売では遅すぎる感を否めませんが、もちろん、現在の高1・2年生や高3で浪人してでも早慶を目指している受験生には強力な一助になります。
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受験勉強では合格した人の勉強法を参考にするのが大切です。しかし、万人に通用する勉強法はなく、様々な成功例から情報を取捨選択し、自分にあったやり方に微調整して自分独自の勉強法を確立する。その過程こそが、受験勉強の醍醐味なのです。

目標を達成する人はみな、自分流の勉強法を持っています。先生や先輩から指導されたことや言われたことをそのままやってみるのは大事ですが、そのやり方がその人に相応しいとは限りません。まずは行動を起こし、やってみる。そして、しっくりこなければ少し変えてみる。この試行錯誤が自分流の勉強法の確立につながっていきます。


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2021/9/2

ポンデリング?  指導現場にて

早稲田大学文学部の長文で出てきた英文。

I lay very wide awake, pondering over it.

ある高校生に訳させたところ、

「『私はぱっちりと目を開けて横になっていた。そして、・・・』?ポンデリングって、ドーナツですか?」

生徒たちの発想は、いつだって自由だ(笑)。
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『英単語連想記憶術』より


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2021/8/31

メンテナンス的勉強  指導現場にて

今日で8月が終わる。

高3だった約30年前の夏、全統記述模試で英語の偏差値が初めて60を超え、全くやっていなかった世界史から政治経済へ科目変更し、ようやく大学受験勉強の軌道に乗った感じがあった。

でも、9月以降、参考書を買っただけで満足、問題集をちょこちょこっと解くような勉強をしていて、暗記を中心とした勉強から逃げてたため、その後の飛躍はなかった。今、大学受験生を指導する立場になって分かることは、問題を解いたり先を進めたりする勉強も大事だが、それ以上に、復習をして覚えたことを忘れないようにするメンテナンス的勉強がもっと大切だということです。

周りから「そこまでするの?」と思われることが自分の当たり前になれば、頭が一つ抜け出せます。そうすれば、新たな自分の可能性が見えてくるでしょう。

明日から9月。季節は秋へ。大学受験生諸君、来るべきその日へ、着実に歩を進めていこう。
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2021/8/29

コロナ禍の大学進学  指導現場にて

都内の大学4年に在籍する教え子と、3年ぶりに話しをしました。

@オンライン授業100%なので早々にアパートを引き払い、長野で実家暮らし。

A奨学金が給付される特待生になるほど勉学に勤しんだのに、準備万端だった留学もキャンセル。

Bゼミの担当教授に未だ直接会えていない。

Cでも、大学の授業料は変わらず。

Dサークル、バイト、旅行、合コン・・・。学生の特権が全く享受できない。

大学は勉学をするところという大義名分は否定しません。でも、それ以外の、様々な人と交流し、見聞を広め、人間的に成長できる活動も大学生活であり、大きな部分を占めていると、私は考えます。週末、大学の講義が終わった後、気の置けない友人と安い居酒屋に繰り出し、飲み足らずに自分のアパートに友人を泊め、夜通し酒を飲みながら人生や夢を語らう。それも大切な大学生活じゃないのでしょうか?

約30年前、私はサークルのコンパで酔いつぶれ、山手線の終電でゲロをしたこともあります。今の世の中じゃ決して許されませんが、そんな武勇伝も語れるのも、自由奔放な大学生活があったからこそです。

コロナ禍の今、果たして大学に籍を置く意義があるのか。生徒には大学合格のための指導をしていますが、その一方で、コロナが収束するまでは、休学したり浪人したりと、新たな選択肢を考える必要性も感じます。

今の大学生たちが、本当に可哀想です。


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2021/8/12

暗記すればいいだけのこと  指導現場にて

先月下旬から、高3生に「基本イディオム・語彙100問チェック」を行っています。基本熟語とその言い換えを1問1点で100問出題していますが、英語力が高い生徒は80点以上を取り「知っていて当然のものばかりですね」と涼しい顔 ̄ー ̄。英語力が低い生徒は10点前後で「こんなに覚えないといけないんですか?」と困惑顔@〜@

同じ内容でも、生徒によって受け取り方が違います。そして、その姿勢を良い方向に正さない限りは、英語力は永遠に伸びないし、他教科の学力も似たり寄ったりとなるのは、指導経験上から分かり切っていることです。

90点未満は再テストを課していますが、2回目はほぼ全員が満点近い点数でクリアーします。そして、必ず「英文を読んだり問題を解いていると、ここで覚えた100個によく出会うようになりました」と言います。そりゃ〜そうでしょう。プロが厳選した100個ですからね ̄ー ̄

覚えてなければ、読めない、聞けない、書けない、話せない。そんな分かり切った当たり前のことなのに、やれ「4技能だ」「思考力だ」と綺麗事を言って、暗記という地道な勉強を軽視するような風潮には辟易します。


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2021/8/10

その先につながるレール  指導現場にて

高3の夏、高田馬場にある早稲田予備校の夏期講習を受講した。東西線の門前仲町駅にほど近いに、朝夕食事つき・冷房完備の早稲田予備校深川寮から2週間通った。受講料・寮費・交通費で、おそらく20万円近くかかったと思う。

当時SKYと称された駿台(S)・河合塾(K)・代ゼミ(Y)ではなく、なぜ早稲田予備校かと言えば、TBS系で受験英語の深夜番組をやっていたからだ。「名前も“早稲田”だし、この予備校に通えば、早稲田に必ず受かる」という安易な発想からだった。

結論から言うと、学力は伸びなかった。これは予備校の授業内容や講師のせいではなく、自分が原因。確固たる基礎力もないのに、講座名だけに惹かれて受講し、予復習もせず、授業に出るだけで満足していた自分。夏だからという理由で背伸びした勉強をしてしまい、暗記を中心とした基礎力を固める勉強を避けていた自分が情けない。そして、多額の金額を出してくれた親にも申し訳なかった。

秋以降も、結局、暗記から逃げ、問題集ばかり解いて勉強を「やった気」になっていた。その先に浪人というレールが敷かれているのに気づいたのは、実際にそうなってからだ。
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長野県の高校は、すでに夏休み後半に入っている。学校の補習や予備校の夏期講習を受講している高3生が多いが、暗記を中心とした勉強が中途半端になっていないか不安になる。この夏、基礎事項の暗記徹底を怠ると、間違いなく私と同じ過ちを犯すことになる。

大学受験で求められているのは基礎知識の瞬時の出し入れ。センター試験・共通テストレベルの問題であれば、進学校の生徒にとっては「見たことがある」「やったことがある」問題ばかりだろう。でも、そのような問題を解くときに少しでも迷いが生じたり、時間内に解き終わらないのであれば、基礎学力はまだまだだ。

夏休み後半。大学受験生よ、足元を固める勉強に終始せよ。
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2021/7/27

昨今の大学入試英語  指導現場にて

『全国大学入試問題正解 英語』の今年度版が発売になったので、私立大、国公立大編の両方を購入しました。
 
少しずつ解き進めていますが、長文読解の内容や英作文のテーマとして新型コロナウィルスが多く取り上げられていることに気づきます。昨今の国公立二次試験・私立大学の入試長文の多くが旬な英字雑誌や英字新聞の記事から作成されていますから、当然と言えば当然です。

だからと言って、基礎力もないのにいきなり英字新聞を読むのは間違っています。文法力を養い、共通テストレベルの語彙を覚え、主語と動詞を意識して英語が読める姿勢が身について初めて、英字新聞を読む意義があります。

まずは、大学入試共通テストの英文が80分の制限時間内に読めるようにするのが大切です。共テで8割以上取れる英語力が身につけば、国公立二次試験でも私立大入試でも英字新聞でも、楽しみながら読めるようになります。


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2021/7/15

塾の今昔  指導現場にて

私の英語力の原点は、小6から高1まで通っていた英語塾です。1980年代の長野県の片田舎。英語塾どころか学習塾自体も珍しかった当時、その塾は普通の民家の一間に、折りたたみ座卓テーブルを4つ囲んで置き、みな畳の上にベタ座りして勉強していました。
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その家の奥さんでもある先生が中央に座って、学年も学校も違う生徒を指導していました。多い時は先生一人で10人程の生徒を教えていましたが、みな黙々と自分の課題に取り組み、口コミで生徒が入ってくるほど盛況で、退塾者を見たことはありませんでした。

私は教科書の暗唱と傍用問題集を繰り返し、分からない箇所をたまに質問する程度で、中学英語は学年トップを取れました。時間内は自学に集中しているイメージでした(^^)。

先生に指導力があり、勉強できる雰囲気が醸しだされていれば、個別かグループかといった指導スタイルなんて問題じゃないし、市販の問題集だのオリジナルのプリントだの、教材だって何でもいい。

昨今の塾業界を見ていると、月謝や教材、学習環境を売りにしているところは多いですが、指導者自身を売りにしているところがほとんどないということに気づきます。実はそこが差別化のポイントだったりします。


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2021/7/4

逃げの姿勢からは何も生まれない  指導現場にて

今日は先週の日曜日に引き続いて、英検の二次面接試験(B日程)が行われます。当学院の生徒たちも準備万端で臨みますが、その一方で、一次試験に不合格だった高3生から「今回の英検2級がダメだったので、あきらめて大学受験に集中します」と、一次試験に不合格だった高3生がいます。

私は問いかけたい。

英検2級も受からないのに、第一志望の大学に受かるつもりなのかい?

大学受験で求められる英語の勉強は、英検2級に直結しています。特別なことをする必要は全くありません。大学受験用の英単語集を一冊完璧に仕上げ、『Next Stage』などで、文法・イディオムの知識を固め、文法に基づいた正確な速読力を身につけるために音読を徹底する。ただそれだけで、英検2級に合格するし、共通テストであれば7割以上は取れる。

秋の英検で合格すれば、それでいいじゃないか。なぜ、あきらめる。また不合格になるのが怖いだけじゃないのか。
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挑戦するのか、しないのか。やるのか、やらないのか。行動に移すのか、移さないのか。常に二択。どちらを選ぶべきかは分かっているのに、どうしても現実から目を背けてしまうのが人間の性。その弱い自分に打ち克つためにするのが、日々の勉強です。逃げの姿勢からは何も生まれない。日々の小さな努力の積み上げだけが、弱い自分の心を書き換えてくれるのです。


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2021/7/2

目を向けるべきは全国区  指導現場にて

大学受験生だった30年前は、個人情報保護などどこ吹く風。全国模試では成績優秀者の偏差値・実名・出身高校名・志望大学が勝手に冊子に掲載されていました。浪人してから学力が伸び、成績優秀者に自分の名前が載り始めてから初めて、自分の名前の周囲をよく見るようになり、大学受験で戦わなければいけない相手が、灘、開成、筑駒、日比谷、ラ・サールの高校生たちだと気づきました。

地方の公立進学校によくあることですが、その高校に合格して勝ち組のように思っていた自分が情けなくなりました。地方では、都市部の中高一貫私立校の学力の凄さを知るものは皆無です。

7月になり、共通テストまで200日を切りました。高3生たちは大学受験を今まで以上に意識することでしょうが、クラスで一番、高校で一番になっても、そんなものはお山の大将、井の中の蛙。目を向けるべきは全国区です。
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2021/6/29

土俵に上がるために  指導現場にて

TBSテレビ日曜劇場『ドラゴン桜』が最終回を迎え、受験結果が出ました。二次試験の点数は分かりませんので、一次試験(共通テスト)の点数と合否結果です。※ネタバレ注意
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東京大学 本郷キャンパス

・小杉(文三)810点 合格
・健太(理二)803点 合格
・天野(理二)801点 合格
・岩崎(理二)752点 合格
・早瀬(文三)738点 不合格
・藤井(理一)719点 不合格
・瀬戸(文二)620点 合格
・小橋 492点 未受験
・岩井 484点 未受験

東大は共通テスト(900点満点)が110点満点に換算され、二次試験は440点満点、合計550点満点で合否が決まります。ただし、志願者が多くなった場合は、共通テストの得点の上位から募集定員の3倍程度で締め切られてしまいます(いわゆる、足切り)。因みに、今年度の東大入試の足切り状況は以下のようでした。
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科類によっては、一次(共通テスト)で7割取れていなくても二次試験が受けられています。一次の点数が約12%に圧縮されてしまうとは言え、基本事項が出題の中心である共通テストで8割取れなければ、東大の二次試験ではまともに戦えないので、共通テストで得点を取っておくことは大切です。

ドラゴン桜では620点から文二に合格するなど、ドラマなので多少の脚色はあると思われます。しかし、要は、土俵に上がれれば(=足切りを通過すれば)、勝負ができる可能性があるということです。ここには「まずは土俵に上がろう」という強いメッセージが込められています。

共通テストで80〜85%の得点率であれば、東大合格は現実味を帯びてきます。基本事項の出題が多く、平均点が6割になるように作成されている共通テストです。ドラゴン桜のように高3になってから本格的に始動するのではなく、早い時期から基本を徹底していけば、共通テストで8割以上は必ず取れます。


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2021/6/28

安易な術などない  指導現場にて

昨日は2021年度第1回英検二次面接試験(A日程)が行われました。今度の日曜日はB日程が行われます。特に、高校生は大学受験の推薦入試で使う場合は今回が最後のチャンスとなりますし、この時期は文化祭とも重なっていますので、忙しい中でも何とか結果を出してもらいたいです。

さて、二次試験の模擬面接をしている時、自分の言いたいことが英語で出てこず、とりあえずはこれを言っておけば無難にまとまると思ってのことか、学校の先生に入れ知恵されたか、はたまた自分で考えたかは知りませんが、何の脈略もないのに、決まり切った表現を使ってその場を逃げ切ろうとする人がいます。

結論を言えば、「これを言えばまとまる!」「この表現を使えば合格する!」というようなマジックフレーズは存在しません。

私は大学の時、英検準1級二次試験に受からず路頭に迷っていて、二次試験の直前期に英検対策専門塾の特別講座を受講したことがあります。苦労せずに受かろうとする魂胆だった私は、何か特別な秘訣があると思っていました。たまたまそこで行った練習問題で「〜, but in vain.」が出てきたので、「これは使える!」と思い、すべての問題に当てはめようとしました。当然、そんなことはできませんし、楽に二次試験を乗り切る方法を模索していたから、勉強を自分でするわけもありませんでした。結果は火を見るよりも明らかです(苦笑)。

その6年後、TOEICで800点を取り、留学直前に思いつきで受けた英検準1級は、一次も二次も一発で合格しました。英語力が向上し、明確な目標があれば自ら進んで勉強をするから当然の結果ですね。実力がついてくると、合格のための安易な術なんて存在しないことを知っています。
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2021/6/24

成長した姿  指導現場にて

ある高1生が英検準1級の一次試験に合格し、昨日の授業では二次面接対策として、過去問を使った模擬面接を行いました。英検準1級二次面接試験では4コマ漫画のストーリー展開を英語でナレーションし、その後、関連した質問に対する受験者の意見を聞く質問が4問出題されます。

時に思ったように英語が口から出てこず、詰まりながらも、自分の意見を英語で紡いでいく彼の姿に、素直に「成長したな・・・」と感じました。

彼が小学校5年生の時から指導していますが、決して天才肌ではなく努力を積み上げて結果を残していく生徒です。ほぼすべての小学生がそうであるように、彼も小学生の頃はbe動詞と一般動詞の区別さえままなりませんでした。しかし、努力を積み上げ、小6で3級、中2で準2級と2級、そして、高1で準1級一次まで到達しました。

彼が英語を話す姿を見て、英検準1級・TOEIC800点を持って留学した時の自分を思い出しました。日本では英語ができる人と見られていましたが、留学当初は全く通用せず、ホストマザーの言っていることさえ分かりませんでした。しかし、相手の言うことに耳を傾け、自分の意見をゆっくりでも英文法に則って真剣に発話すれば、その思いが必ず相手に伝わり、コミュニケーションが取れるのを実感しました。

昨日の模擬面接の出来であれば、二次試験も合格でしょう。自分の意見を英語を話すことは、英語の上級者でももっとも高く感じるハードルですが、準1級一次試験に受かる英語の基礎力があれば、たとえ流暢でなくたどたどしくても、発する英語には魂が宿り、必ず相手に伝わります。大切なのは、意見を持ち、それを伝えようとする気持ちです。

彼にとって準1級は通過点です。英検1級、そして、医学部合格という大きな目標に向かって、ステップアップしていってくれることでしょう。
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