2022/3/24

伝えたいこと  指導現場にて

ある高3生との最後の授業で、心のこもったメッセージカードをいただきました。
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高い目標を達成するために、日々の小さな努力を積み上げる。継続することの大切さ。英語の授業、そして、私の趣味であるランニングを通して、その本質が伝わっていたと知り、指導者冥利に尽きます。

季節は春、4月から新年度がスタートします。来年度も生徒一人一人と真摯に向き合ってまいります。


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2022/3/17

やる、やらぬ、それが問題だ  指導現場にて

高3生の大学受験がほぼ終わり、今度は高1・2生の出番となる。しかし、まだまだ当事者意識が足りない。「まだ大丈夫だろう」「何とかなる」・・・そんな思いが、宿題の徹底具合からも垣間見れる。

一週間でたった8つの基本構文を暗記できないのか?

自動詞 lie と他動詞 lay の変化すら覚えられないのか?

部活が忙しい?衛星予備校の映像授業の受講で時間がない?

工夫が足りないだけ。隙間時間は使わないの?

合格するのが当たり前の長野県立高校入試と違い、不合格が多い大学入試。その厳しさを知らないから、行動が伴わない。毎年のことだけど、大学受験に向かう高1・2生たちの意識改革が、指導者にとっての最大の課題となる。

高1・2生たちは、3月は約10日しか学校に行かない。しかも、コロナの影響で休校になっている学校もある。余りある3月のこの時間を可能な限り勉強に充てられなければ、充てられている人との差は更に歴然としたものになる。

To be or not to be: that is the question. --- W. Shakespeare
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シェークスピアも言っている。「やる、やらぬ、それが問題だ。(小津次郎 訳)」


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2022/3/9

サムライの心を知る  指導現場にて

7年前のブログ記事でもジョン万次郎についての思い出を記しましたが、昨年度まで各中学で使われていた英語教科書『NEW HORIZON 3』でも、ジョン万次郎が紹介されていました。
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旧『NEW HORIZON 3』99ページより
このページは気づかなかったな〜。

アメリカの学校の教材として使われていたこの本を読んでみたくなり、先ほどポチりました。ボキャビルにも一役買ってくれそうです。

今日は長野県公立高校入試が行われていますが、数年前の英語では、1860年の遣米使節団を乗せた咸臨丸をテーマにした長文読解が出題されました。その使節団の一人として乗っていたジョン万次郎は、英語を通して日米関係の構築に大きく貢献してきた重要人物ですから、いつテーマとして取り上げられてもおかしくありません。


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2022/3/8

押し寄せる少子化の波  指導現場にて

明日9日(水)に行われる長野県公立高校入試の後期選抜志願者数が確定しました。地元通学区の上位2校である伊那北高校と伊那弥生ケ丘高校の直近9年間の志願者数をまとめておきます。(  )内は募集人員です。

【伊那北高校】
 2022年度 普通科 199名(200名) 理数科 7名(4名)
 2021年度 普通科 197名(200名) 理数科 4名(4名)
 2020年度 普通科 207名(200名) 理数科 5名(5名)
 2019年度 普通科 209名(200名) 理数科 4名(5名)
 2018年度 普通科 218名(200名) 理数科 7名(5名)
 2017年度 普通科 210名(200名) 理数科 9名(4名)
 2016年度 普通科 199名(200名) 理数科 8名(4名)
 2015年度 普通科 217名(200名) 理数科 7名(4名)
 2014年度 普通科 195名(200名) 理数科 15名(4名)
 ※理数科で不合格となっても第二志望で「普通科」と書いていれば普通科で合否判定されます。
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【伊那弥生ケ丘高校】
 2022年度 普通科 237名(240名)
 2021年度 普通科 209名(200名)
 2020年度 普通科 238名(200名)
 2019年度 普通科 268名(240名)
 2018年度 普通科 264名(240名)
 2017年度 普通科 255名(240名)
 2016年度 普通科 262名(240名)
 2015年度 普通科 250名(240名)
 2014年度 普通科 257名(240名)

伊那北の普通科は2年連続で倍率が1倍を切りました。伊那弥生ケ丘が定員割れするのは、私の記憶ではここ約20年間はなかったように思います。やはり少子化の波は止められないのでしょう。この2校の統合も現実味を帯びてくるように思えてしまいます。因みに、第二次ベビーブーマーの私が受験した35年前の募集人員は405名で、翌年は450名まで増え、それでもその数を上回る志願者数がいました。

さて、志願者数が募集人員を下回っているからと言っても、全員が合格できることを意味するものではありませんから、油断は禁物です。高校受験生は、英語に関しては以下のポイントをチェックしておこう。

・helpの語法 → help (+ 人) + (to) do
・It is 〜 for 人 to do の形式主語、意味上の主語、真主語構文
・疑問詞+to 不定詞と節への書き換え及び間接疑問文
・使役 make の用法
・授与動詞の用法
・接続詞 when, if, because, that
・主語を先行詞とする関係代名詞目的格の省略
・Whoで始まる疑問文の応答
・月、曜日、数字の綴り
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そして、教科書や入試過去問や英検準2級レベルの長文を、精読後に何度も繰り返し声に出して音読しよう。語学習得の基本は音読です。


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2022/3/6

懐かしの『ドリッピー』  指導現場にて

昨日のブログ記事で紹介した breeze ですが、ある高3生に意味を知っているか尋ねたところ、「刃ですか?」という答えが返ってきました。

これは blade(@「刃」 A「草の葉」)と混同していたための間違いですが、blade を覚えていたからこそ起こる現象。新たに覚えた語彙が頭の中を駆け巡り、似た単語と混同する。英語力の成長過程ではよくあることですが、この繰り返しで確実に語彙力と英語力は向上していきます。

さて、この blade を聞いた時、私の頭の中では英語教材『家出のドリッピー』の英文が頭を駆け巡りました。
Drippy was born on a blade of grass on a foggy morning in Los Angeles, California.
(ドリッピーはカリフォルニアのロサンゼルスで、霧の立ちこめた朝、一枚の草の葉の上で生まれました。)

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大学を卒業し社会人になった時、収入も増えたので、英語力維持のために色々な教材を試してきました。その中の一つが、高校の頃から気になっていた『家出のドリッピー』。英語に興味が湧いてきた中高生が取り組むには最適な一冊です。自学では継続が難しいかも知れませんので、指導者について教えてもらうと相当な力がつくでしょう。


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2022/3/4

Yロウと bribe  指導現場にて

高1生のテキストとして使っている『英語の構文 150』に、pollute politics という表現が出てきました。「政治を汚す」、つまり汚職のことですが、一緒に bribe や bribery も教えます。

bribe「賄賂(わいろ)」
bribery「贈収賄、汚職」

「わいろ」という言葉を初めて聞いたという高校生もいて、英単語を覚える前に日本語の語彙力が足りていない現実に気づかされます。中高生諸君、もっと新聞や本を読みましょう!ちなみに、私が「わいろ」という日本語を覚えたのは、ドラえもんの道具「Yロウ」を見た時でした(笑)。
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2022/3/3

高度な間違い  指導現場にて

医学部を目指す高1生に昨年の東大の要約問題を指導していた時、彼は、a temporary reduction(一時的な縮小)を「一時的な推論」と訳しました。これは高度な間違いですね。
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reduction「縮小、減少」
deduction @「控除(額)」 A「推論」

高1の7月に英検準1級に合格し、医学部合格を目指して勉強を続けているからこそ、新たに覚えた高度な語彙が頭の中を駆け巡り、似た単語と混同する。英語力の成長過程ではよくあることですが、この繰り返しで確実に語彙力と英語力は向上していきます。

ついでに、temporary と contemporary も似ているので一緒に覚えましょう。

temporary「一時的な」
contemporary @「同時代の」 A「現代の」


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2022/2/27

想いと行動が交錯する大学受験  指導現場にて

国公立大学二次試験前期日程が終わりました。

志望順位の高い私立大学に既に合格し入学を決めながらも、「せっかく出願したのだから二次試験前期日程も最後まで受ける」と言っていた高3生がいます。今日の授業で、昨日の二次試験の出来を聞いたところ、

「やっぱり、二次試験の受験を辞退しました。受かっても入学する気のない私が受けることで、他の受験生の合格可能性を失くしてしまうのはいけないと思いまして・・・」

という返答。

第一志望でなくても、受験料を払ったのだから最後まで受験して結果を残すのも大事という考えた方もある一方で、この高3生のように他の受験生に合格の可能性を譲るという考え方もある。そして、合格するであろうその受験生の人生もまた、合格したことで大きく変わっていく。

人間同士の想いと行動が交錯する大学受験。改めて、大学受験はシナリオのないドラマだと思う。
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2022/2/19

ある高1生の変化  指導現場にて

高校に入ってから英語が苦手になり始めていた高1生。英文法の基本・5文型から始めて、日本人が英語に触れる際に最も大事なことを刷り込みながら、英語力を再構築してきました。

そして、今週「先生!英作文のコツがつかめました。関係詞を使うと、英文の幅が広がりますね(^^)」と話してくれました。関係詞は英語の最大の特徴である後置修飾の最たるもの。ライティングでその点に気づけたということは、リーディング、リスニング、スピーキングでも当然レベルアップできます。

私は授業できっかけを与えるだけであり、それを自学で昇華させるのは生徒の努力。彼の今後の更なる飛躍が楽しみです。
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2022/2/18

数字を具体化する  指導現場にて

広告によって消費者行動が影響を受けるという内容の英文を授業で取り上げるのですが(J.K.ガルブレイスの“依存効果”)、そこでは必ず視聴率の話をし、視聴率0.1%の違いはどれくらいか高校生たちに聞くようにしています。驚かされるのは、数字を具体化して捉えられていないという点です。

日本の人口が約1億2千万人だということはさすがにほとんど知っていますが、「東京の人口は?」「長野県の人口は?」「伊那市の人口は?」と聞いても答えられる生徒は皆無なのが現状です。「日本の年間の交通事故死者数は?」「日本の年間の自殺者数は?」なんて答えられる訳もありません。ニュースに興味がない高校生が多く、ましてや新聞を毎日読んでいる高校生は皆無です。

「そんなこと知らなくても・・・」と怪訝そうな顔をする生徒も多いですが、世の中のことを具体的に掴もうとしない姿勢からは学力の向上は望めませんから、気長に指導していくだけです。

日本の人口 約1億2千万人
東京の人口 約1千4百万人(日本の人口の1割強)
長野県の人口 約2百万人
伊那市の人口 約7万人
日本の交通事故死者数 約2,700人(2021年)
日本の自殺者数 約2万1千人(2021年)

交通事故死者数が1万人を超えると「交通戦争」と言われて、国も対策に躍起になるラインですが、近年では1995年に1万人を超えてからは減少傾向で、道路交通法の改正なども奏功し、2009年からは5千人以内となっています。

一方で、自殺者数は相変わらず多いです。1998年〜2011年の間は年間3万人を超えていました。近年は減少してきているとは言え、2万人以上で推移しています。交通事故死者数の約10倍の人が自ら命を絶っているわけです。なぜ自殺者数が多いのか、減らすには何をすべきなのか。それらを考えることがより良い社会づくりに貢献していくわけで、我々が勉強をする本来の意義であるはずです。

世の中で起こっていることを知り、数字をより具体的にとらえるために、高校生たちには新聞をもっと読んでもらいたいです。そういう姿勢が、大学受験では問われているのですよ。
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2022/2/17

天職を見つける二十代  指導現場にて

昨日は50歳の誕生日でしたが、既に大学合格している高3生との昨日の授業では、私の二十代、三十代、四十代にしたことを振り返りながら、これから大学生になる彼に、大学時代や二十代でしておくべきことなどを話しました。

その中で紹介させていただいたのが、先月23日に放送された TOKYO FM の「山下達郎のサンデー・ソングブック」の一コマです。私はたまたま車のラジオで聞いていたのですが、とてもいいお話しだったので、ネットで検索したところ、文字起こしして下さっているブログがありましたので、以下に引用させていただきます。山下達郎さんのファンであるリスナーさんが、今年成人式を迎えた息子さんに向けて、山下達郎さんから一言、二十代にしておくべきことや励ましの言葉をお願いするハガキに対して答える場面です。
私の両親が、私にサブリミナルのように言っていた言葉がですね・・・「男の子は特に三十までに、これが一生の仕事だというのを見つけろ」と。

それまでは試行錯誤があってもしょうがないけども。私の両親は三十過ぎて事業に失敗して、けっこう苦労しましたので。三十までに、そういう目星をつけろ、というようなことを、本当にしつこく・・・。

特に私、ミュージシャンになってましてですね。勘当同然だったので・・・。何とか、死なない程度に食えるようになったときに、ずいぶんそれを言われました。

でも、二十代の苦労がですね、三十代に花咲きますし。三十代に一所懸命やったことが四十代・・・。そういう、少しずつ積み重ねがありますので。

いろいろ失敗もありますし、うまくいくことも、うまくいかないこともありますが、そういうところをくぐってですね、大きくなっていただきたいと思います。頑張ってください!

(2022年1月23日放送「山下達郎のサンデー・ソングブック」より)

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一言でいえば、自分の天職(vocation)を探すということです。私も二十代は、結婚して家庭を持ったにもかかわらず新卒入社した銀行を5年4ヶ月で辞め、留学するという暴挙に出ました(笑)。それは自分の天職に巡りあうための必然的な過程であったと今は言えますが・・・。そして、その天職で修業を積む三十代へとつながっていきました。

大学時代は、一生のうちでも時間を自由に使える期間です。大学の勉強はもちろんのこと、サークル、バイト、旅行、ボランティアなどを通して見聞を広め、自分が一生をかけてやりたい仕事は何なのかを模索し続けてもらいたいと思います。

因みに、この高3生は英語系の大学に進学が決まっており、先月の英検準1級も受検予定でしたが、高校で新型コロナ感染者が出たため、濃厚接触者の可能性があって自宅待機となり、受けられませんでした。その英検準1級の語彙問題で、vocation(天職)が正解となる語彙問題が出題されていたのも昨日の授業で紹介し、彼は早速覚えていました。今回受けられなかった英検準1級は、英検協会の配慮で、次回6月に回してもらえたそうです。目指すは、大学生として最初に受ける英検で準1級突破です(^^)/


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2022/2/7

juvenileとsenile  指導現場にて

高3生の授業で使うプリントの中に、juvenile crime(少年犯罪)が出てくるので、「juvenile delinquency の方で覚えよう!」と話し、juvenile の対義語 senile を紹介し、senile dementia(老年性認知症)もいっしょに教えています。

juvenile「若年の;少年少女」
senile「老年の」

「juvenile は山下達郎が主題歌を担当した映画タイトルにもなっているぞ」と言っても現在の高校生たちには伝わらず'_';、「juvenile と senile の語源は junior と senior と同じだから覚えやすいぞ」と言うと、ようやく腑に落ちたように覚えてくれます^o^;

数年前、私の教える単語やイディオムを完璧に覚えていたある高校生が、「英検2級二次面接試験で juvenile delinquency を使ったら、面接官がポカ〜ンとした顔をしていました」と教えてくれました。そりゃ、いくら英検の二次面接委員でも知らない人はいるでしょうね。もちろん彼は合格しましたよ(^^♪

この juvenile、長男が先日受験した大学で young に言い換えさせる問題が出たそうな。要チェックの英単語です。
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     juvenile delinquency


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2022/2/5

貪欲に吸収する  指導現場にて

As soon as I got home, it began to rain.

この文章が出てきたら、

The moment I got home, it began to rain.

No sooner had I gotten home than it began to rain.

Hardly had I gotten home when it began to rain.

Scarcely had I gotten home before it began to rain.

と、瞬時に書き換えができるように指導しています。 それが英語力の基礎というもの。

「会話で No sooner 〜 than の構文を使っているネイティブには会ったことないけどね(笑)」と付け加えていますが、そこで「じゃ、覚えなくてもいいか」と思ってしまった人の英語力は伸びません。口語で使われなくたって、高度な論評文の中では普通に出てくる。そのような文章が読めなければ、いつまでたっても英検や大学受験には受かりませんし、TOEICやTOEFLで目標点を取得できるわけがありません。

知識は力。貪欲に吸収していきましょう。


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2022/2/4

受験生は新聞を読もう  指導現場にて

高校生の授業では、雑談の中にさりげなく時事的なネタを仕込ませて、生徒たちが世界や日本国内の情勢にアンテナを張っているか確認しています。最近であれば、人間へのブタの心臓移植、若者による沖縄警察署包囲騒動、ウクライナ問題などです。

しかし、多くの高校生がこういった問題を全く知らないという現実に驚かされます。「別にそんなことを知らなくても・・・」と彼らは訝しげな表情になりますが、そう言って済まされるのは今だけです。大学受験を目の前にした時、世の中で起きている事象を客観的かつ論理的にとらえ、自分の言葉で意見を言えることがいかに大切か、身につまされます。なぜ大学を目指すのか。なぜ受験勉強をしているのか。自分の身の回りや日常で起きている出来事や世界の事件について知り、それについて自分はどの様な意見なのか、そして、その意見を簡潔に伝えられるか。「読み取る力」「気づく力」「伝える力」をつけるために、勉強をしているのです。

インターネットやテレビでニュースに触れるのもいいですが、やはり新聞を読まなければなりません。活字に触れるのが学力向上の基本であるのはもちろんのこと、新聞は紙媒体として目の前に存在し、逃げていきません。腰を据えて、読みながら考えることができます。新聞のそんな特性と利点を論じた英文が早稲田大学の入試問題でも出題されたことがあります。
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2005年度早稲田大学政治経済学部 英語 第1問
大学受験生は新聞を読むことを習慣にしましょう。朝日新聞や日本経済新聞などの全国紙である必要はありません。例えば、長野県なら信濃毎日新聞。地域面はもちろんのこと、国際面も充実していますので、世界と日本、そして地元の情報と向き合うことができます。


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2022/2/3

脳裏に「ヒツジ」が「しみ込む」  指導現場にて

昨年末より、現高1生もしくは中学生でも英検準2級以上の生徒には『英語の構文150』(美誠社)をテキストとして授業を進めています。基本構文を使った「EXERCISES」の英文に seep という英単語が出てきます。

これ自体、難易度高めの英単語であり、意味や sheep とのスペルと発音の違いを教えることは多いのですが、sheep の形容詞 sheepish までは教える必要はないだろうと思っていました。

しかし、今回の英検1級の語彙問題で sheepishly が出てきていました。やはり、関連した語彙はどんどん掘り下げて教えていかなければなりませんね。

seep「(液体・気体などが)しみ込む」
sheep「ヒツジ」
sheepish「ばつの悪そうな、おどおどした」
sheepishly「きまり悪そうに」

sheepish は十年ほど前に地元・伊那北高校が使っていた教科書に出てきていました。当たり前のことですが、気になった英単語は一つずつ覚えて積み上げていくと、時を経ていつか役に立つ時が来ます。やっぱり掘り下げて覚えておかなければなりませんね。
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