28日の夜にモチをついた。今まで何度も話題にしてきてはいるが、ここ
会津では
28日か
30日にモチをつくことになっている。どの家も
29日だけは餅つきは避けるのだが、これには理由がある。
29日についた餅は
「苦餅(くもち)」といって
縁起が良くないとされている。
「苦を持つ」ということを嫌って、先人は常に縁起を担いでいることが窺える。
ギャグ(ダジャレ)だけに
エンピロの世界と共通し、親しみを覚える。そして、ついた餅は丸めて
31日に
神棚に供える。
モチ丸めとなれば、数少ない
娘の出番である。4、5年前に
上手にできて褒められたことから自信がついたらしい。一方、
エンピロはどうもモチ丸めが
不得手と見えて、丸めたモチに
ヒビが入ってしまう。正直なところ、
ちぎり方次第で丸めモチの良し悪しが決まってしまうようである。
片栗粉のまぶし具合も影響しそうだ。
昨年は
女房が勘違いして1.5升のモチをついて足りなくなり、1升のモチを
追加してついたことは記憶に新しい。女房は前から今年は同じ過ちを繰り返さないと話していて、予定通り
2升の餅をついたた。なお、食べたモチの
メニューであるが、
「納豆モチ」、
「つゆモチ」、
「きなこモチ」の
3点セットと定番。あとは
31日に
神棚や仏壇に供えるだけとなった。

2升用の餅つき機

つき終わったら、普段使っていない古い炊飯ジャーに餅を入れる
餅丸めをする女房と娘

娘にとって餅丸めはお手の物?エンピロは
餅丸めが苦手なのですぐに退散。
人を丸める込むのも得意ではない。

神棚につきたての餅を供えた。何やら紙が貼ってある。

拡大すると
「宝くじ」であることがわかる。親父が「神頼み」ならぬ
「紙頼み」したようだ。

定番の納豆モチ

こちらも定番のつゆもち。ゴボウが入るとより美味しくなる。

ビタミン大根のおろし。モチの消化を助ける。

0