5月3日は恒例の
「江払い(えはらい)」が
午前8時30分から行われた。
5月5日(こどもの日)から
5月3日に
変更されて
7年目。
限界集落と呼ばれて久しい我が集落にとって影響はほとんどないが、
「子どもの日は家族で出掛けたい」という地域のこどもを抱える家庭からの
要望に応えたもので 、期日指定の恒例行事として定着している。
「江払い」とは
生活用水と
農業用水の
堀さらいのことで、当地区の他に同じ堰・用水を利用している地区で一斉に行われる。
GW期間といえども、この日に行楽・レジャーに出かける人はほとんどいない。
「農地・水・環境保全」に伴う自集落の
環境保全会は
4年前に解散したが、この江払いは、環境保全の一環としてやっている事業なので、記事カテゴリは
「農地・水・環境保全」をそのまま使わせて頂いている。
今回は
フォークを準備して自宅から
1.5km離れた
作業開始地点に向かった。午前8時30分に
SK区長代理の挨拶のあと作業が開始となった。
区長は上流での作業を委託されている。
草刈機部隊による側溝脇法面の草刈を始め、
スコップ、
フォーク、
草刈カマ部隊と、それぞれの役割分担がある。
エンピロは前日に
区長から草刈りカマ部隊を要請されたが、草刈りカマを持たないと理由でフォークを用意することで了解を得た。総勢28人だが、役務を免除された高齢の女性らは慰労会の会場準備・料理準備に回る。
今年は昨年よりやや
作業コースが長くなり
約2.3km程になる。集落に入ってから
南側と北側に分かれるが、今年は
北側の班に回った。北側はいつ以来なのか記憶にないほど久しぶりのことになる。最後方の大きな排水路にはかなりの土砂が堆積していたが、
スコップ隊が少なく思うようには土砂を取り除くことができなかった。10時40分にはすべての作業が終了した。家に帰って
シャワーを浴び、着替えて、
観桜会の支度を整える。
11時30分からは、
観桜会(花見)を兼ねた
慰労会が
集落公民館で行われた。花見とは言うものの、桜は散ってしまっても
「花より団子」、
「花よりビール」で特に問題はない。
EJ区長の挨拶の後、
EK農事組合長の
乾杯の音頭で宴会に入った。昨年はカロリー摂取量を考慮してか
ナメコ汁だったが、今年は
肉汁に復活した。区役員が買い求めた
刺身盛り合わせ、
唐揚げなどがテーブルに並べられた。
「さしみ醤油」が準備されているのがうれしい。以前は日数が経ってソース状になった
“濃い口醤油”で我慢したものだった。時代も変わり生活スタイルが向上したのだろう。
恒例となっている
OCさんの
謡曲(謡:うたい)が披露がされた。このところ謡曲を会得したやや若手の
IMさんも披露した。延々と歓談していたが、
午後2時30分過ぎに仕事絡みの
電話が入り、途中で退席させて頂いた。この日は
日本酒をやらなかったので、さほど酔いが回らない程度に収まった。

区役員の挨拶の後、作業開始となる。

分岐点から当地区の用水路に入る。

高齢いや恒例により集落入口で休憩をする。

しばらく担当しなかった集落北側の排水路に回った。

大きな排水路に入ってからは相当の土砂が堆積していたが、スコップ隊が少ないのであまり捗らなかった。

お礼を兼ねて挨拶するEJ区長。

乾杯の音頭を取るEK農事組合長。

場所を移動しながら歓談は続く。

肉汁が復活。

馬刺しは時期場所をを問わず登場。

刺身醤油が2種類とは贅沢になってきたものだ。区役員の配慮に喜びの声が上がる。

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