21日は
ホームレスさんが
宿泊することに決定した。ホテルは市内にある
「O」。
エンピロは最初から
歓迎会を計画していたので、
乾杯なしで終わったのでは、
オフ会の喜びも半減になってしまう。エンピロがとことん付き合うと言うと、ホームレスさんも喜んでくれた。
ホテルでチェックインを済ませ、向かった先は何度も行っている居酒屋
「ゑびす亭」。しかし
満席で入ることができなかった。隣の
「さぶろく亭」に入ることにした。こちらも酒の種類が豊富で
焼き鳥が美味しいと評判の店である。こちらは余裕で座ることができたが、二人だけなので
カウンタ−に座ることにした。しばらくすると、お客が入ってきて、いつの間にか狭い店内は
満席になっていた。
まずは
生ビールで
乾杯。しかし、お互いに
酌をしたいので、以降は
ビンビールに切り替えた。乾杯をやり直したのは言うまでもない。ホームレスさんは車の中で、会津の
郷土料理を食べたいと言っていた。郷土料理と言っても、
「こづゆ」「ニシンの山椒漬け」「棒たらの煮つけ」「わっぱめし」とか思い浮かんだが、筆者が好まないものも含んでいるので、
居酒屋にしたのである。会津と言えば
「馬刺し」が有名なので注文した。もちろん会津では馬刺しは特製の
ニンニク味噌で食べる。ちなみに
熊本では
ショウガ醤油で食べるのが一般的。
目の前の
メニュー表に見慣れないものが目に留まった。
「酒盗(しゅとう)」と書いてあるのだが、
珍しいものにはすぐに飛びつくホームレスさんは、直ぐに
マスターに尋ねた。
「カツオの塩辛」らしい。そう言えば、前に1度聞いたことがあったような気がする。きっと、
漁師が船の上で食べる
「とっておきのもの」なのだろう。もちろん注文して食べてみたが、
カツオの内蔵だけのようである。
日本酒が好きな人には
塩を載せた
升酒を飲んでいる味わいかも知れない。こんな時は、
「酒盗」をネット検索してみればよい。
この店のおすすめである
焼き鳥を何種類か注文した。
話が弾んだせいか、料理の注文はやけに少なかったような気がする。店に入ったのは
6時近く。現在8時30分近くなので、
2時間30分以上は経過しているはずだ。ジャンルを問わない会話が続き、あっという間に時が過ぎて行った。このまま帰るのも惜しい気がする。
2次会は近くの
「pb」に向かったが、いつものレギュラーの店員が揃っていた。
「ホームレスさんときょう初めてお目に掛った」と話すと、店の人達は一同に驚いていた。それもそのはず、
エンピロは
初対面の人でも何年も付き合っているような顔をしているのだから。
芋焼酎の
ボトルがあったが、ホームレスさんが
芋焼酎を飲まないというので、不本意ではあったが
麦焼酎を
キープした。ここで
2時間ほど過ごしていたのだが、後半はかなり酔いが回っていたらしい。デュエットした覚えはあるのだが、それ以降はほとんど記憶がない。とことん付き合うはずだったが、これも想定内である。
携帯履歴から確認したのだが、
運転代行を呼んだのが
22:42である。それ以降はほとんど眠っていたらしい。運転手も
契約代行で
レギュラーなのであるが、到着間近になって
道を間違えたらしい。筆者を起こすしかないなかったが、事なきを得て無事我が家に到着した。ホームレスさんはどのようにしてホテルに帰ったのかは定かではない。

「酒盗(しゅとう)」とい珍味。酒がほしくなるほど美味ということなのだろう。
「さぶろく亭」でのツーショット?満面の喜びが伺える。
スナック「pb」での風景。「エンピロ&ホームレス」と書いたボトルを手にするホームレスさん。
【追記】11月24日
運転代行を呼んだ
携帯履歴の時刻は
前日のものでした。この日は店側が代行を手配してくれたようです。かなり酔っていたものと推測されます。ホームレスさんも代行に乗って一緒に宿まで帰ったそうです(汗・笑)

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