2日9時から我が地区の
初区会が開催された。
区や
公民館、
農事組合、
寺院の
予算を審議するもので、すべて提出された案通りに
承認され
可決決定された。その後、
方丈様を迎えて
合同先祖供養を行った。
11時からは恒例の
新年会である。
前区長や
新区長が挨拶したあと
方丈様が挨拶された。いつもどんなことを話されるか
楽しみにしているところである。
法話の中に
「脚下照顧(きゃっかしょうこ)」ということばが登場したが、
初めて耳にしたことばである。もともと
禅の言葉で
「身近なことに十分気をつけること」の意味であり、
「自分の本性をみつめよ」ということらしい。
「脚下」は足もとで
「照顧」は照らしかえりみると考えれば分かりやすいかもしれない。
さらに
「老いる」ことについても話された。新年を迎えて、歳をとっていやな気分になるのでなく、
「精神的に深みが増したのだ」と
解釈するようにと説法された。
筆者は年々、
白髪と
顔のシミが増えて、がっかりしているといころである。しかも
「精神的にも人間的にも深みが増した」とも考えられない。最近は一段と激しくなる
老齢の進みに
「老いるショック」を隠しきれない毎日である。
読経をあげる方丈様
新年のあいさつを兼ねた説法をする方丈様
配られた折箱。この料理は手を付けないで家へ持ち帰る。新年会で食べるオードブルや刺身、すしなどは別に準備されている。

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