タラの芽をこの前
テンプラにして食べたと思ったら、あっという間に
葉が広がってしまい、食用には適さなくなってきた。昨日
2回目の天ぷらにしようと思い、
新芽のいいところを収穫しておいたのだが、ちょうど
妹が家に寄る機会があり、
土産代わりに渡してやった。今朝水稲苗の水遣りが終わった後、畑に回って、まだ食べられそうなところを摘んできた。
山菜同様、木の芽の類は子孫維持のために時期をずらして出て来るので、2、3回は食べられる。きょう収穫したものは
「タラの芽」と言うよりは
「タラの葉」に近いだろう。
タラの葉になってからテンプラで食べても美味しく頂けるので問題はない。今までテンプラでしか食べたことがなかったのだが、
女房が最近
「『和え物』にしても美味しく頂ける」という情報を得てきた。当然ながら今夜は
和え物で決まり。女房にしてみれば、テンプラより
手間が掛からないから楽なはず。
午前中は、また田んぼの
「くろ付け」と
「ネズミ穴埋め戻し作業」に従事してきた。この前
ヒロゴを摘んできた場所なので、またヒロゴを掘り起こして来ようという
目論見が最初からあったのは言うまでもない。一回では食べ切れないほどの量があったが、
調理方法を分散してみた。一番
ポピュラーな食べ方は、
生みそをつける方法である。あとは、昨年情報収集した
麺つゆに浸して食べる方法だ。さらに、
味噌で炒める方法も耳にしていたので、この方法で口にしてみたが、なかなかの美味であった。
生で食べられるものは、炒めても美味しく食べられる傾向がありそうだ。
いずれも
自然の恵みであるが、
酒の肴には打ってつけである。自然の恵みに
感謝をしながら、今夜も
ビールと
焼酎がかなり進んでしまったようだ。

新芽が出たばかりのタラの芽。 【4月27日撮影】

気温が高い日が続き、あっという間に葉が広がってしまったタラの木。【5月9日撮影】

きょう収穫してきた「タラの芽」それとも「タラの葉?」

タラの芽のごま和え。正直なところ、アクが抜けず美味しいとは言えなかった。

タラの芽のテンプラ。手前はコゴミ。どちらもグー!【5月2日撮影】

畦畔の法面に自生しているヒロゴ

ヒロゴの味噌炒め。

ヒロゴの麺つゆ浸し。
【追記】5月10日
bluetearさんのコメントによれば、
松本では
ヒロゴを
「ねんぼろ」と呼ぶらしい。どちらも全国で一般には
「野蒜(のびる)」と言われるものである。

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