きょうは
秋分の日。昼と夜の長さが同じであることの解説は省略させて頂くとして、春と秋それぞれ彼岸の
お中日には
彼岸料理?を作って仏壇に供える。もちろん
彼岸の入りと
お帰りにも一品を作るのが一般的。
きょうは、
朝から
餅をついた。我が家は餅が好きで、年に何回もついているが、7月の
「半夏もち」は省略してしまったので、久しぶりの餅となった。メニューと言えば、
納豆もち、
ツユもち、
ゴマもちの3種類。我が家では、
おふくろも餅が好きだったので、ことある度に餅をついて食べることが多かった。出来上がると、真っ先に
仏壇と
神棚に餅を供えた。
昼は、
天ぷらを揚げた。どうしても
天ぷらにして食べたい
素材があった。それは、
「金山赤カボチャ」で、正式名称を
「奥会津金山赤カボチャ」と言い、
商標登録が掛かっている。少し前に
金山町のある方から
1個頂いてきたものがあったのだ。先日
煮物(煮っ転がし)にして食べたが、
糖度も十分(約16度)で絶妙な味わいであった。残りの
半分は、本日の天ぷらのために取っておいた。
揚げ立てのカボチャの天ぷらに
塩を掛けて食べたが、サツマイモよりも甘く、その甘みが口の中に広がる。先に
味見をしてしまったが、こちらも仏壇へ供えた。
午後
妹が焼香にやってきたので、
もちと
天ぷらを出したが、食後にもかかわらず、とても美味しそうに食べていた。このカボチャは今まで何度も食してきたが、自信を持って
おすすめできる。天ぷらの内容はというと、他に
サツマイモ、
ピーマン、
ミョウガ、
まんじゅう。さらに
冷凍にしておいた天ぷら用
エビ、
イカ、
キスと豊富に揃った。
夜も天ぷらが
メインディシュである。夜になってから、天ぷらのメニューに、食べきれずに処分をしている
ナスがなかったことに気付いた。

定番の納豆もち

つゆもちの具は、鶏肉、玉ねぎ、ゴボウの3種類。七味唐辛子を掛けると味が引き立つ。

ゴマもちは手軽に作られる。すりごまに砂糖をまぶすだけ。

ミョウガを天ぷらにする場合は、スライスにすると、火が早く通る。

ミョウガを揚げているところ。天かすが出てきて油がだいぶ汚れてきたが、イカやエビ、キスの魚介類の天ぷらは最後に揚げる。野菜系の天ぷらに臭いが移らないようにするためである。

仏壇用に盛り付けた天ぷらセット。当然ながら魚系は含まない。

仕上がった天ぷら。サツマイモ、カボチャ、まんじゅう。

第2弾はミョウガ、ピーマン。イカやエビなどの魚介類は最後に揚げる。

奥会津金山赤カボチャの煮っ転がし。ポコポコとネットリの中間種である。収穫後、1週間〜10日間ぐらい天日干しすると、ねっとり感が増してくるという。糖度はメロンより高い場合がある。

赤カボチャはオレンジ色の濃いものがよい。
他の品種と交雑(かぼちゃの表面に緑色が混色する)と商品価値が下がる。

何と言っても特徴は尻のリングとヘソ。

種の部分が少なく身が厚いところも特徴。

面取りをしなかったが、煮崩れは起こさなかった。

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