ここ
会津では
1月3日に
「とろろ」を食べる風習がある。いわゆる
「三日とろろ」と言うものだが、
ネット検索しても、これと言った詳しい説明がない。
参考になりそうな
ブログ「さらたび」を見つけたので、その一部を紹介しよう。
福島をはじめとする東北の一部で食べられていると書かれている。須賀川市出身で
東京オリンピックの
マラソン銅メダリストの
円谷幸吉選手まで出てきたのには驚いた。
「三日とろろ」が
遺書に登場するのだという。
さらに他のブログでは、
南東北(宮城、山形、福島)、
北関東(茨城、栃木、群馬)、
濃尾地域(岐阜恵北、尾張など)などで今も残っている
風習だという。
年末年始に疲れた胃腸の調子を整えることと、この日にとろろを食べると、一年中風邪を引かない、一年を無病息災で過ごせる、長生きをする、などの言い伝えがあるそうだ。
我が家でも毎年欠かしたことがない。また正月でなくても食卓に上ることは多い。
千切りにして
ワサビ醤油ときざみ海苔で食べるのも美味しい。
「三日坊主」や
「三日天下」などと、
三日がつく言葉はあまり褒められたものではないが、
「三日とろろ」だけは長く続けたいものである。
親父が11月末に長いもを掘ったが、その中に
珍しい形のものを見つけた。
手と足を足して2で割ったような形をしている。もったいないと思いながらも、
写真に収めたので、この正月に食した。
きょうは
仕事初めだった。
野田佳彦総理ではないが、
とろろと
納豆で、
ねばねばーギブアップ!

長芋だけに通常は細長い形をしている。

土の中から人の手が出てきたと思うほど、不気味な感じの長芋。ゴム手袋にも似ている。

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