喜多方市塩川町の
塩川市(しおかわいち)が
15日、賑やかに行なわれた。
休日と重なり、昨年に続いて塩川市に足を運んだが、
好天にも恵まれ大勢の人出で賑わった。3年前、会津若松市の
「十日市」に何十年ぶりかに行ってきたことを記事にしたことがある。どこの初市も
開催日が限定しているので、
土日の休日に当たらないとなかなか行くことはできない。昨日
14日は会津坂下町の
「坂下市」があり、恒例の
大俵引きが行なわれたが、そのニュースは
全国放送でも流れていた。こちらも天気に恵まれ大勢の人出があったようである。総じて休日に当たった初市に顔を出していることになる。
昨年
塩川市で見逃した
「開運舟引き祭り」を見ようと、現地に
午後2時前に到着した。何と
舟引きが丁度終わったところであった。実は
親父から「開運舟引き祭り」の開始時刻を聞いて出掛けたのである。親父が自信たっぷりに
「2時からだ」と言ったことを信用して行ったのだが、実際は
午後1時30分開始だったのだ。またしても見ることはできなかった。
「開運舟引き祭り」は
東が勝てば
「商売繁盛」、
西が勝つと
「五穀豊穣」と言われる舟の引き合いである。残念ながら結果は、わからず仕舞いであったが、
どちらが勝っても悪い結果にはならないことだけは確かである。
初市に毎年出掛けるのは、
縁起物を買って来るという目的があるからだ。
「起き上がり小法師(こぼし)」と
「風車(かざぐるま)」が代表的な縁起物だろう。起き上がり小法師については以前、拙ブログで紹介したことがあるが、
家族の人数より1個多く買うという“ならわし”がある。昔から
家族が増えるようにとの願いが込められているもので、我が家では
5個買ってきた。今さらではあるが、家族に飼い犬のミルは含まない。縁起物の風車は
「一年中風車のようにマメ(元気)に働けるように」と祈願するもの。大半の風車は中央が
「大豆」で止めてある。風車のように頭の方ももくるくる回ればいいのだが、最近はどうにも鈍くて仕方がない。一方
酔いが回ることだけは人一倍自信がある。
「開運舟引き祭り」が終わったところに到着。
七福神の姿になった参加者もいたが、縁起ものなので写真に収めさせて頂いた。
東西に分かれて引きあう「開運舟引き祭り」。どちらが勝っても悪い結果出ない。舟の名前は「塩川丸」。
天候に恵まれ大勢の人出で賑わった塩川市。これほどの人出は最近見たことがない。
お好み焼き屋の前で、「家で作った方が美味しそうだね」と話している?女房と娘。
毎年長蛇の列ができる「きんつば屋」。30人ぐらい並んでいたので、買わずにパスして、喜多方市のスーパーできんつばを買ってきた。
舟引きが終わって、トラックに積みあげられようとしている「塩川丸」

縁起物の「だるま」も並ぶが、初市では買ったことがない。値段が高いので、
ダルマ同様にエンピロも手も足も出ない。

たこ焼きを買ってきて夕食時に頂いた。店頭に並んでいるタコは驚くほど大粒だが、買ってきたたこ焼きの中のタコがやけに小さく感じる。焼くと小さくなるのか…。

家族の人数より1個多く買うという起き上がり小法師。

中心が大豆で止めてある風車。風車に負けないくらいマメに動き回りたいもの。

0