きょうは
同僚3人と
金山町に出張した。午前中の仕事が早めに終わってしまったが、金山町の
「こぶし館」で
カツ丼を食べるという楽しみがあった。同僚3人は
こぶし館のカツ丼を食べたことがないような
メンバーが揃っていたので、是非とも食べて堪能してもらいたかったのである。いろんな場所で食事をする機会は多いが、
こぶし館の
煮込みカツ丼の美味しさは群を抜いている。少しでも多くの人に味わってもらおうと、機会ある度に
PRしてきた。
平成4年に
オープンしたのだから、
丸20年が経過したことになる。
金山町に向かう
車中でも
カツ丼の話題を出し、全員に煮込みカツ丼を奨めた。女性の
Sさんは肉をあまり食べないと言っていたが、最終的には
全員煮込みカツ丼で決まり。さらに車中では、
金山町特産である自慢の
「金山赤カボチャ」の宣伝にも時間を費やした。仕事を終えてから、こぶし館に到着したのが
11時30分前だったので、まずは売店を眺めながら
「金山赤カボチャ」を購入することにした。
筆者は
福島市の知人から
「金山赤カボチャ」を買って来て欲しいと依頼されていた。彼はカボチャに
こだわりがあり、
他の市町村で販売されている“赤カボチャ”では納得いかないらしい。やはり
「金山」の冠が付いた
“純正の赤カボチャ”でないとダメだという。今まで何度か話題にはしてきたが、
「奥会津金山赤カボチャ」として
商標登録してあり、
他の市町村では
「金山赤カボチャ」としては販売できないのである。なお、
本家本元の赤カボチャには
「奥会津金山赤カボチャ」の
シールが貼ってある。
Sさんは翌日
法事に出席する予定が入っており、
「金山赤カボチャ」を
おみやげに渡したいと
6個買い求めた。これには
従業員も驚きで、奥から新たなカボチャを
追加してきた。入荷が少ない時は
「お買い求めはお一人様1個に限定させていただきます」の貼紙が置いてある。この日は
在庫が豊富にあり、
限定販売の制約はなかったようだ。従業員の代わりに、
エンピロが
「赤カボチャ」の美味しいものの
見分け方や
商品価値の違いなどをSさんに
解説した。
時間調整して
煮込みカツ丼を注文した。Sさんは食べ切れないと思い、食べる前に煮込み
カツ丼の肉を我々男性に一切れずつ
“配分”した。
エンピロが
「それでは食べる分が無くなってしまうだろう。後悔すんぞ」と念を押したのだが。食べ始めるや否や、Sさんは
「美味しい!」と声を出した。こんなにカツ丼が美味しいものと思わなかったのだろう。
「紅葉の時期にでも金山方面に足を運んで、こぶし館の煮込みカツ丼を食べるよう家族親戚に紹介したい」と話したほどである。
Wさん、
Iさんもエンピロが
前宣伝した通りの美味しさで満足していたようだ。赤カボチャのような
どんぶりもやや大きめで
量も十分。なお、エンピロは
4週連続で、こぶし館の
煮込みカツ丼を食べたことになる。
20年間食べ続けてきたが、もちろん
初の快挙・偉業達成?である。
きょうも自称
“金山町の観光大使”としての役割を十分に果たした。こぶし館の
支配人である
Kさんに本日初めて
拙ブログを紹介させて頂いた。
●関連記事
エンピロのネタ箱「こぶし館カツ丼」2009.3.10付け
作家の
椎名誠がお気に入りの店として
「こぶし館のカツ丼」を紹介している。

美味しいと評判の
「煮込みカツ丼」。テーブルにおいてある七味唐辛子と「ソバの実のふりかけ」を掛けた。手作り豆腐も美味しい。ソースカツ丼もメニューにはあるが、やはり「煮込みカツ丼」がお奨め。ともに900円。
オーダーをとったり品物を運んだりと大忙しのK支配人。エキゾチックな顔立ちのイケメンである。

館内にはいると売店に並んだ金山赤カボチャが目に入る。

大きめのものは1個850円ぐらい。小さめのものは500円程度。値段以上の美味しさを堪能できる。色の濃いものは値段も高い。商品価値が高いものは、オレンジ色が濃いもの、緑色が混じっていないもの(交雑・交配していないもの)、軸が太いもの、尻のリング(へそ)がある程度の大きさがあるもの(出っ張って大きすぎるもの以外)、扁平であることが条件となる。

商標登録されている
「奥会津金山赤カボチャ」のシール。この
シールがないものは「金山赤カボチャ」として販売することはできない。下のナンバーは
生産者番号。これで、
トレーサビリティ(生産履歴)が一目瞭然。

「金山赤カボチャ」の特徴であるヘソ(リング)。ヘソがやや大きいものが美味しいが、食べるところが少なくなる。

1