きょうは午前中2時間、午後1時間30分
サトイモ掘りを行った。稲刈りが終わってからのサトイモ掘りは
恒例行事となっている。この時期に避けては通れない作業である。今週はサトイモ掘りをやろうと決めていた。
天気予報によれば、明日の
日曜日が雨模様なので、本日やらないと今度やる時が無くなってしまう可能性がある。
平日の朝仕事でサトイモ掘りは辛いものがある。
サトイモ掘りは土がやや柔らい時がやりやすい。土が硬いと相当の力仕事になり、疲れが溜まりいやになってしまう。土の
乾燥具合が作業に影響する度合いが高い。きょうは土が柔らかく、
スコップで掘り起こすのが大変楽だった。
畑に到着してサトイモ畑を眺めると、いつもの年に比べ、
茎と
葉っぱに勢いがないばかりか
背丈が短い。
収穫量はあまり
期待できないと思ってしまった。しかし、作業を進めていくと、何と
期待を裏切る出来具合であったのだ。
株に
イモがたくさん付いているではないか。今年は
雨不足でサトイモの
生育が悪かったはずだ。実際に
近所の方の話を聞けば、出来具合があまりよくなかったらしい。では、なぜ我が家のサトイモは良かったのか。
女房に確認したところ、
親父が小まめに
水遣りをしたらしい。
パイプラインからホースを繋いで水を遣ることができるようにしてあることが幸いしたようである。
親父の
ファインプレーと言ってよい。
写真を見れば、大変な作業であることがお分かり頂けるだろう。しかもサトイモの
掘り方もわかるはずだ。毎年
記事で触れていることだが、株の中心となる
「カシライモ(親芋)」は食べないので畑に置いて来る。後で親父が
「食われんだからもったいない」と家に持ってくるのは必至。今年は
豊作なのでそこまでやる必要はない。本来の
「カシライモ(子芋)」と呼ぶところは
収穫している。実は
店頭に並んでいる「サトイモ」は「孫イモ」なのである。好みはあるが、筆者は「カシライモ」をほとんど食べない。

例年に比べ、背丈が短く勢いがない。

茎は10〜15cmを残して切る。茎を持ちあげて引っ張るために残しておく。

引き抜いた株。株の回りに円を描くように掘る。イモを傷つけないように注意する。

今年はイモの出来がよくたくさん付いている。雨不足だったが親父が小まめに水遣りをしたことが奏功した。

とりあえず、株からカシライモ、サト芋を取って区分けして置く。

1時間でカゴにいっぱいになった。

想定外の収穫となり、疲れも吹っ飛ぶ。

入れものが無くなったので家に帰ってバケツを持ってきた。

株の中心部やカシライモは食べないので畑に置いてくる。

親父が使っていた軽トラックが空いたので、家に運んで物置パイプハウス内に広げた。洗って干せば、女房が料理しやすいというのだが、その余裕はなかった。

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