14日(日)の朝は起きてすぐに
温泉に入り、
朝食をとり出発の準備に取り掛かる。混雑が予想される
「ファーム富田」に少しでも早く到着しなければならない。
ダキさんは自称?
“会津の観光大使”を務めており、旅先には会津の
赤ベコの
キーホルダーを
50個ぐらい欠かさず携行している。旅先で出会った人に差し上げて
会津をPRしている。この日も、前日
BBQでお世話になった
Aさんに
フロントを通して届けたところ、頂いた
赤ベコを大そう喜んでいらっしゃったとの報告を受けた。前日朝食をとった苫小牧港にある
「マルトマ食堂」にも届けてきたことも付しておきたい。
宿舎を
午前8時に出発して、
「ファーム富田」には
8時30分前に到着した。ダキさんの指示により、幸いにも「ファーム富田」の隣にある商業施設
「富田メロンファーム」の
駐車場に車を停めることができた。さすがに
「ファーム富田」を何度か訪問した経験から来る
学習能力に一同驚く。
「ファーム富田」の
駐車場は
満杯で、道路には空きを待つ車の
長い行列ができている。
「富田メロンファーム」は高く舞い上がる
アドバルーンが目印となる。
最初に
「彩りの畑」と
「森の彩りの畑」を見学した。
展望台から眺める畑の奥には、
十勝岳連峰の雄姿が目に入る。案内版に書いてあった
十勝岳の
標高2,077mは今も覚えている。
前富良野岳は
1,912mだったと思うが自信はない。次に少し道路を歩いて
「トラディショナルラベンダー畑」を見学した。
ラベンダーの
グラデーションを堪能することができる。ひと口にラベンダーと言っても
早咲き、
遅咲きの種類がある。
観光客を満足させるうえで、時期をずらして早生種、晩生種を作付けするのは必須条件であろう。
さらに、
「花人の畑」など広い園内を見て回り写真を撮りまくったが、もう写真の出来は関係あるまい。
ユートピア、
まほろばの里、
桃源郷と呼ぶに相応しい眺めである。色とりどりの花が我々の目を癒してくれる。たぶんラベンダーだけでは飽きてしまうかもしれない。売店では
ラベンダールームスプレーや
ラベンダー線香の
みやげを買い求めた。メンバーは
メロンを食べたり
ラベンダーソフトクリームも食べたりと大満足である。
10時30分に「ファーム富田」を出て、今度は
十勝連峰方面を目指した。喉が渇き、途中
上富良野の
ドラッグストアーで
ドリンクを買い求めた。ここからはダキさんが運転して山あいの道路を登って行ったが、時間の都合上、
十勝岳望岳台に向かうことにした。温泉好きな
イワンさんの希望もあったが、
吹上温泉入浴は
パスとなる。
望岳台に到着して
ダキさんが驚いた。
「今まで数回訪れているが、こんなに車があるのを見たことがない」というほど
駐車場は満杯であった。連休を利用した
登山客の車もあるのだろう。実にすばらしい眺めである。
山を一気に下り
白金温泉近くの
「白髭の滝」を見学した。ここもダキさんのお奨めの場所である。メンバーは思い思いに何度もシャッターを切る。さらに少し下って今度は
「青い池」に立ち寄った。ここも
駐車場が
満杯状態。幸いにも道路左脇に入ったところに
駐車スペースを見つけた。
美瑛方面から来た車は
数珠繋ぎで身動きが取れない状態である。
回るコースが
逆だったらと思うとゾッとなった。
「青い池」もマイナーと思われていたが、7月
3連休の
北海道ならではの混雑ぶりであろう。遊歩道を歩いていて、青い池にカメラを向けているうちに
エンピロはメンバーからはぐれてしまい、
駐車場に駆け足で戻った。
時間を急いでいたので、既にメンバーは戻っていたものと判断したのだった。結局エンピロが駐車場で
15分待つことになった。
この後、
富良野市に戻ることになるが、
上富良野町に抜ける看板が目に入り、
Uターンして車の往来がほとんどない
近道を通ったのは大きかった。
エンピロのファインプレーだとお褒めの言葉を頂いてしまった。もしも気付かずに
美瑛町に向かっていたなら、とんだ
遠回りをするところであった。
ダキさんが「ファーム富田」を出発する時に
ナビの
目的地に
「白金温泉」を設定したのだが、
ナビは逆回りのこの近道を選んでいたことがわかった。ダキさんは十勝岳展望台に行くために
反対から攻めて行ったのである。昼食を予定していた富良野市にある
「ふらのワインハウス」や
「ふらのワイン工場」には思いのほか早く到着した。途中
「ファーム富田」に向かう車の混雑で
数キロにわたる
渋滞が発生していた。逆方向に向かっている我々はそれを尻目にスイスイと車を走らせた。
ワイン工場の見学はパスし
試飲だけにした。昼食を取るためにその少し先にある
「ふらのワインハウス」に向かったが、
混雑していて諦めざるを得なかった。結局
「砂川オアシスハイウェー」までは遠いので、富良野市内の
コンビニに立ち寄って各自が
おにぎりなどで昼食を済ませた。これでかなりの
時間短縮と
経費節約となった。
ダキさんが
得意の忘れ物をしたために
「ハイランドふらの」に立ち寄った。ダキさんが途中で忘れ物を取りに向かう旨を
宿舎に
電話で伝えておいたので、ベランダに干した
シャツ1枚とは言え、係の人が準備しておいてくれた。
ここからは
滝川ICまでは未知の世界であるが、
「砂川ハイウェーオアシス」までは
1時間15分くらいは掛かるだろう。メンバーがとろんとしたり
熟睡している間に、
安全運転で無事
「砂川ハイウェーオアシス」に到着した。
「滝川市」が出るたびに
「滝川クリステル」が話題に上がる。
東京オリンピック招致での
フランス語での
プレゼンテーションなど話がはずむ。我々メンバーから見ても
魅力的な女性であることは衆目の一致するところ。
「砂川ハイウェーオアシス」では
50分の
買い物タイムを設けた。
北海道のおみやげが集約されていると言っても過言ではない。買い物でレジに並んでいる間にイワンさんに頼んで
北華楼の
ソフトクリームを注文した。全員が手に持ち切れないほどのみやげを買いこんだ。後は苫小牧港のフェリーに向かうだけとなった。
朝食バイキングをとるメンバー。

エンピロの朝食。ごく普通の盛り合わせでつまらない?

ファーム富田の隣にある「富田メロンファーム」も賑わいを見せる。「ファーム富田」との相乗効果だろう。駐車場提供?はありがたい。

ビール用麦?もあった。ビール党にとっては親しみを覚える。
“麦の親友?”(笑)
「ファーム富田」の展望台にて。イワンさん撮影。ダキさんは別行動で一人歩き。

中富良野町と十勝岳連峰を眺める。

観光客でにぎわう園内。
ファーム富田「トラディショナルラベンダー畑」前にて写真に収まるエンピロとイワンさん。

イワンさんにお褒めを頂いたハチの接写。

ラベンダーのグラデーション撮影は難しい。高台から眺める。
ファーム富田「春の彩りの畑」前にて。しか〜しさん撮影。

燃えるようなサルビア・スプレンデンス。

手前の黄色い花は「フレンチマリーゴールド」。
十勝岳望岳台にて記念撮影。左後方が
十勝岳(2077m)? いや角度的には
美瑛岳かも? 結局わからず仕舞い。

目前に迫る連峰。

ズームしてみた。

外科医いや下界を眺める。

白金温泉近くにある
白髭の滝。

滝の上に川らしい川がないことに驚く。
青い池。

散策コースは一方通行。帰りは側道を歩いて帰る。エンピロはメンバーからはぐれ走って帰った。

幻想的な雰囲気が漂う青い池。

美瑛方面からは車の長い行列ができた。我々は逆方向でラッキー。
北華楼の
チョコレートソフトクリームに舌鼓を打つメンバー。

どうにも
“限定品”には弱い。
「砂川オアシスハイウェー館」の売店で店員とツーショットに収まるイワンコロフさん。

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