6日は朝は冷え込んだが、
太陽が顔を出し
青空が広がった。喜びも束の間、
午後は
雪が降り始めると同時に
西風が強くなってきた。こうなると
地吹雪が発生する。まだ積もった粉雪が吹き飛んでいる本格的な地吹雪の状態ではなく、降っている雪が
横殴りになっているだけであって、車が立ち往生するような状態にまでには至らなかった。それにしても地吹雪の発生は少し早すぎる気がする。
地吹雪などと言っても、雪の降らないところの人々には、どのような状態なのか想像がつかないだろう。降雪量の多い山間地の方でも知らない人もいるはずだ。
これは、
会津盆地の
平坦部で人家が密集していないところで見られる現象である。
積雪量はさほでないが、積もった
粉雪が
北西の強い風にあおられて、ほぼ
水平に流れてくると考えて頂くとよい。同じ時間帯でも、
市街地や住宅密集地にいては、荒れ模様などには全く想像もつかない。また、
吹きだまりができて、車が
亀のこになって
走行不能になることもある。
視界が0mになることもあり、車の運転はほとんど不可能に近い。少なくとも
1月、2月に4、5回は発生する。ハッと思い
急ブレーキをかける。また、先が見えないので立ち止まっている。そこに後ろから車が
ガシャーンなんてことがよくあるのだ。停車した時は
ハザードランプを点けることが重要。当然がら走行中は
ヘッドライト、
フォグランプを点灯しなければならない。重要なことは他のドライバーに
自分の存在を知らしめることである。
秋田県や
青森県では
「地吹雪体験ツアー」なるものを実施している自治体もあると聞く。雪の降らない
都市部に住まれる方々も、
地吹雪がどんなものか
体験してみるのもいいだろう。

地吹雪としては、まだ序の口か。

それでも、このような中での車の運転は恐ろしい。

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