6月になると
ナマズの
産卵時期を迎える。
親父はこの時期を待ち焦がれている。自他共に認める
魚獲り好きでしかも
名人の域に達している。
梅雨時期に入れば当然ながら雨が降る日が多くなるが、
雨上がりがチャンス到来なのだ。
ナマズは川が増水したとき、川の浅瀬や川の脇の堀や小川をさかのぼって産卵場所を探す。そこを
「待ってました!」とばかりに捕まえてくる。
産卵時期は
6月いっぱいなので、もう獲る機会は少ないだろう。獲ってきたナマズは庭の池のイケスに入れてあるが、
5匹入っていた。
八代亜紀の
「雨の慕情」は
親父の好きな歌である。
「♪雨雨降れ降れもっと降れ〜」のフレーズが聞こえてきそうだ。
晴れ男の
エンピロには無縁の歌かもしれない。
しかし、我が家では
ナマズ料理を食べたことがない。
親父も獲るのが趣味で食べることはほとんどない。
女房の友人でナマズが好きな人がいて差し上げている。友人にナマズの
料理人がいて、ナマズを開いて
蒲焼にして食べるという。
ナマズパーティーと言ったところか。一旦食したならば、
ウナギの蒲焼の比ではないらしい。肉厚で食べ応えがあるらしい。
「まいう〜」

体長が50cmぐらいあるナマズ。

ズームしてみた。

運搬するので水を入れる。

親父から喜んでナマズを頂いて行ったSさん。

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