30日(土)は畦畔の
草刈と
ヒエ抜きに汗を流した。涼しくなってきたので、日中の作業でも汗まみれになることはない。
24日(日)にも
ヒエ抜きを実施しておいた。その日は草刈をやろうとしていたところに、
親父からの
指示があったので、自宅から離れた圃場の
ヒエ抜きに専念した。
親父は今週の
平日に一部の
法面の草刈をやっていた。これはかなり堪えたはず。さすがの親父も疲れたと言っていた。筆者が
毎日残業で帰りが遅いので、親父が法面の草刈まで手を伸ばしたてくれたのだろうが、
「法面はオレがやるから残しておいていい」と伝えた。
女房が気を使って疲れ切った表情の親父の
肩揉みをやっていた。
ヒエ抜きは
「いたちごっこ」と何度も話題にしているが、3週間にわたり相当のヒエを抜いた。すべてを記事にしているわけではないが、
休日は草刈とヒエ抜き作業に専念していることが多い。先々週と先週抜いたヒエは
乾燥したので
焼却処分した。燃やすと言っても
消防署に届け出るほどの量ではない。一部を残して大半の草刈とヒエ抜きを終えた。ヒエ抜きをやっている時に、専業農家の
Oさんが通りかかり、
「ヒエ抜きに田んぼに入ると、稲が倒伏するぞ」とアドバイスしてくれた。さらに
「来年ヒエ用の除草剤を散布すればよい」と補足した。確かに倒れやすくなるには事実である。とは言うものの、圃場からヒエが消えたのを眺めると気分がよい。
今年は
「クサネム」が少なかった。毎年抜いて圃場に入らないように努めているのだから、本当のところ増えては困るのだが。これが厄介者で、万が一
「クサネム」が紛れ込んでしまったら、
ライスグレーダー(調整機)で抜けないので、コメが売り物にならなくなってしまうので細心の注意が必要である。
近くで
ヒエ抜きをやっている人はほとんどいない。
JAの
カントリーエレベーターに搬入するので、刈り取った「もみ」以外の
ヒエなどは極力混ざらないように務めている。カントリーエレベーターは
共同集荷・出荷という性質上、ヒエなどの異物が入ればみんなの
迷惑になってしまう。そのために、誰もやらないようなヒエ抜き作業を労力を惜しまずに続けている。草刈とヒエ抜きは間もなく
最終章を迎える。

2週間前に抜いたヒエを焼却処分。

ヒエの種がこぼれている。これが雨で流れて田に入ってしまう。
親父からヒエは側溝に向けて並べるように指導があった。

きょう抜いたヒエ。左側のヒエは今まで抜いてきたもので、右側3本は別の品種のヒエ。圃場には3種類ほどのヒエが生えている。

畦畔は親父が除草済み。法面が厄介で2回に分けて草刈をする。

まずは1回目。

2回目は圃場に入って除草した。最後畦畔回りのへり刈(際刈り)をやる。

春先の肥料散布の時に、肥料が余分に掛かったところは倒伏しやすくなる。

背の高いヒエが目に入った。

上の写真のヒエの株を見て頑丈なのに驚く。

24日に抜いたヒエ。

上のヒエも焼却処分。

焼却している間に新たなヒエを抜く。午前と午後で6時間近くの草刈と稗抜き

隣接するヒエぼうぼうの圃場。これを見て優越感に浸るしかない。

午前、午後の6時間に及ぶ農作業が終わった後の、慰労を兼ねたビールがうまい!

女房が準備してくれた晩酌の肴はナス漬け。野菜系が多いw

ソーメンかぼちゃの漬けもの。

ゴーヤの佃煮。ゴーヤが食べきれないほど畑に生っているという。

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