とばりが
3時過ぎに床に入り、朝は
6時30分に
アラームを掛けてはおいたが、
6時には目が覚めていた。
シャワーを浴びてからテレビを見ながら仕度をし始めた。ほどなく
ダキさんから電話があり、いつもの癖で部屋の外に出て話をし始めたのだが、想定内の
「メシ食いに行くぞ」との内容だった。
職場で携帯に電話が入った時は、事務所の外に出て話をする習慣がついているので、ついそのような行動に出てしまったのである。そこに思わぬ
落とし穴が待っていたのだ。非情にも
オートロックのドアが締まってしまったのだ。これが本当の
「非情ドア」? フロントに行って
予備キーを借りて事なきを得た。すぐに
朝食を取って出発することにした。今度は
腕時計を忘れたことに気づき、またキーを借りて来て忘れ物を持ってきた。
得意技なので仕方ないところか。
新幹線での
福島駅から
仙台駅までの所用時間はわずか
21分。何と早いことに驚かずにはいられない。仙台駅
8:13発の
「はやて11号」は当然ながら
指定席なので、場所も決まっており、
しか〜しさんと合流するのに時間はかからなかった。これまた
久しぶりの対面に笑みがこぼれる。
新青森駅までは
2時間足らずで到着する。東京からも仙台まで
大宮しか停車しないが、この先も
盛岡と
二戸、
八戸、
七戸十和田のみである。
新青森駅には
10:01に到着予定という。車内では持参した
缶ビールを
しか〜しさんと
あっおれかさんに渡した。
ダキさんと
エンピロは函館到着後、レンタカーを
運転するためお預け。新青森から
「スーパー白鳥11号」に乗り換え、函館に向かった。
新青森駅に降り立つのも初めてながら、
青函トンネルを渡るのも初めてのことである。会津人としては特に珍しくない
雪景色を見ながら進んだが、
石川さゆりの
「津軽海峡冬景色」を思わず口ずさんでしまいそうな味わいである。
函館駅には
12時30分過ぎに到着した。駅前の
どんぶり横丁で
「5周年企画海鮮丼(1500円)」を食べた後、予約をしておいた駅前の
レンタカーに乗りホテルに荷物を預けた後、目指したのは
大沼国定公園。10年ほど前に訪れて以来となるが、冬の大沼公園は初めてのことである。エンピロの他の
3名は
昨年のこの時期も訪れているのだが、違うところは
天気に恵まれたところだろう。
超人的な
晴れ男の出現に一同驚くばかり。雲の切れ間から見え隠れする
駒ケ岳を入念に撮影していた。ちなみに
大沼公園は
新日本三景の一つになっている。
次に向かったのが
「五稜郭」。お目当ては何と言っても
「五稜星の夢」ライトアップである。日没前からタワーに登り、薄暗くなるのを待つ。やがて五稜郭の輪郭が青白い光で浮かび上がった。回りからは
感動の声が上がるともに、
写真に収めようとする
観光客がカメラ片手にタワーの回りの窓際に立ち並ぶ。みやげもの売り場では、
しかーしさんがPR?したこともあって、相当の数の
飾り物が売れた。夢と希望を与えてくれた
「五稜星の夢」を後にして、宿泊先である
「ラビスタベイ函館」に向かった。

宿泊した「東横イン福島東口T」

3,500円の宿泊代で朝食付きとはありがたい。
仙台駅でしかーしさんと合流。ここで「はやて11号」に乗り換える。

「♪青森駅は雪の中〜」と口ずさんでしまいそうな雪が降っていた。青森駅には降りないので影響はない。

函館駅。快晴が我々を出迎えてくれた。
駅前どんぶり横町で昼食。予定していた店が混雑していて隣の店に入る。とりあえず、サッポロクラシックで乾杯。エンピロとダキさんはウーロン茶で我慢。

「5周年企画海鮮丼(1500円)」なるものを頂く。イクラが醤油付けになっていたが、新鮮さが伝わらない気がしないでもない。「
イクラなんでも…」と辛口評価をするしかない。

大沼公園に架かる
「後楽橋」。冬の間、沼は氷が張っていてスノーモービル乗り場に「変身」している。夏場は
遊覧船が橋の下をくぐるというのだが、背丈の低い船であることは間違いない。橋の名前は、しかーしさんに教えて頂いた。大沼公園は
「千の風になって」誕生の地。訳詩・作曲はもちろん新井満さん。
テレビ局が取材をしに来ていた。その脇で無我夢中で写真撮影をしているしかーしさん。たぶんローカル放送で映ったことだろう。

神がかりな天候に同行者一同驚ばかり。雲が流れて行き、駒ヶ岳の剣が峰を見ることができた。
エンピロのおまじないは驚異的? またしても
晴れ男の面目を保った。5年前の道東旅行(2泊3日)、昨年の道北旅行(2泊3日)はいずれも雨に当たらなかった。ちなみに日程の前後は大雨であった。

まぶしいほどの青空の中に聳え立つ五稜郭タワー。

夕暮れ前に五稜郭を眺める。【ビフォー】

ライトアップしたあとの五稜郭【アフターー】

ズームイン

夜の帳(とばり)が下りて、函館の街に灯りが点る。
願い事を書いて下げるカード(星形の短冊)があったので、娘に代わり書いて下げてきた。さすが五稜郭だけにカードは星型である。

可愛い縁起物の飾り物。女房へのみやげとして買ってきた。
【お詫び】1月27日
時間の都合上、写真の説明は明日行ないます。本日は宿泊で不在となります。

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