18日(日)は
午前8時から
神社に奉納する
注連縄(しめなわ)作りをおこなった。昨年が午前9時からだったので、のんびりと構えていたところに、総代の
OYさんから
電話が入った。こちらから掛けるものの繋がらない。そうこうしているうちに、
責任総代の
ITさんが来宅し、
しめ縄作りが始まっているとの連絡を受け、身支度を整えITさん宅の
作業場へ向かった。
「宮総代(神社総代)」の役職に就いて
3年目になるが、未だに勝手がわからないことが多い。
任期は
8年で先は長い。
しめ縄作りも
3年目になるが、1年経つと記憶はあいまいなもので、手順が思い出せないことがある。きょうの
スタッフは
ITさん、
WEさん、
OYさん、
エンピロの
宮総代4人と、
割当手伝いの
OCさん、
EJさんの
計6名となる。
しめ縄の
中身(あんこ)となる
芯作りから始まる。芯は
藁(わら)や
ひもで藁を束ねて縛りながら繋げていく。
端の方は細く中ほどはやや太く作るところがコツ。一昨年は
神社本殿のしめ縄を作ったが、
4.3mの長さの注連縄を作り、大幅に
弛(たる)みができてしまったことは記憶に新しい。今年は全員の
学習能力と
記憶で、長さを
3m程度にまとめた。
玉縄は
3分と
2.5分、
2分がある。縄が細いと芯に巻き付けるのに相当の時間を費やすことになる。一番適しているのが
2.5分で
ホームセンターから買って来て用意されていた。長さは3m程度なので、
巻き付けはそれほど苦にならなかった。
しめ縄は
3本を縒って作るのだが、どのように縒るのかわからない。OCさんとEJさんのリードで何とかしめ縄が仕上がった。今年は細いしめ縄に下げる
平仄(ひょうそく)を
宮司から調達したとのこと。手間が省けたのはありがたい。さらに、太いしめ縄の下にぶら下げる
「〆(しめ)の子」作りは、神社総代の経験が長かった
EJさんにとっては
お手の物。全部で
3個作ったが、
藁揃えのカットは
エンピロが担当した。
OYさんの
軽トラックにしめ縄を載せて
神社へ向かい、しめ縄を
本殿に飾り付けることになる。
エンピロは近い親戚で不幸があったばかりで、鳥居をくぐることができない。飾り付けは他のメンバーに託すことにした。残念ではあるが、拙宅は新年の
元朝参りができない。なお、古いしめ縄は
1月16日に行われる
歳の神の時に燃やすことになる。なお、
四十九日にならないので、当然ながら来年の歳の神にも参加はできない。
一連の作業を終えたのが午前11時45分。その後、ITさん宅で
昼食会(慰労会)を催した。準備されたビールと肉汁などで労をねぎらった。
エンピロは所用があり、
ノンアルコールビールを頂いて、途中で退席させてもらった。

最初は
芯作りから始まる。途中を紐で縛っておくのだが、解けないように間隔を狭くして縛った方がよい。
【訂正】
平仄(ひょうそく)ではなく、
幣束(へいそく)が正しいことがわかった。

縄の巻き方は結構な力仕事ととなる。

巻き方がスムーズに行くように芯を回してやる。

一服の缶コーヒーで体を温める。
「〆(しめ)の子」作りはEJさんの得意技。

しめ縄にぶら下げる
「〆(しめ)の子」。下部の揃え方(カット)はエンピロが担当した。

しめ縄から出た藁くずをカットするWEさん。

3本の長さが揃わないと、編んだ後の見栄えが悪くなる。

何とか完成したしめ縄。

神社に向かうスタッフ。エンピロは神社には向かわず見送りをした。

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