読者が選ぶ
福島民友新聞社の
「2011 県内十大ニュース」が10日決定し、
11日の
朝刊で発表された。3月11日の
東日本大震災と
東京電力福島第1原発事故の災害が
1位、
2位となったのは予想通り。県内で約2千人が犠牲となり、甚大な被害をもたらした大震災の地震と津波は、大勢の県民が避難を強いられた。さらに原発事故で放射性物質が拡散し、避難生活、風評被害など大きな影響をもたらした。読者が選択するのは
当然といえば当然か。続いて
会津地方の
豪雨災害が
3位となり、
大災害に見舞われた本県の1年間を象徴する結果となった。
「2011県内十大ニュース」は10日正午に締め切られ、有効総数
1,156通の
応募が寄せられた。これは、指定した主なニュース
50項目の中から
読者が
10項目を選んで応募するもの。投票総数の多い順に10項目を選び、順位を付けて
十大ニュースとする。筆者は
毎年応募している。組み合わせを変えて
女房の名前でも応募している。
ハガキだけなら
元手も掛かるが、
ネット(新聞社HP応募フォーム)でも応募できるのはうれしい。毎年
ハガキと
応募フォームの両方を使っている。
万が一抽選となった場合は、恐らくハガキが優先されるだろうという勝手な思惑からである。
前置きが長くなったが、10日の夕方、
福島民友新聞社から
電話が入った。
女房が出たのだが、女房が応募したものの中から
1項目違いの
抽選で当選したとの報であった。
「新聞に名前と市町村名が掲載されるのでご了解いただきたい」との内容であった。
個人情報の観点からだろう。電話に出た
女房は
「新聞社というから何か悪いことでもしたのかと思った」と話していた。
1項目違いの抽選で
女房が当たったのだ。なお、
全項目的中者は
4人で、それぞれに
3万円分の図書カードが贈られる。また1項目違いの女房を含む
3人には
1万円分の図書カードが贈られる。
「せめてどちらかが1項目違い賞に当たってくれれば」という念願がかなった。なお、昨年までは賞品が
「現金」だったのだが、今年から
「図書カード」になってしまい、意欲が半減してしまったのは否めない。筆者の場合、1年を通して
書籍を買うことがほとんどないからである。しかし、
女房の発案で
「娘へのお年玉プレゼント」とすることに決まった。娘は
大喜びである。
「今年の県内十大ニュース」は次の通り。
1 東日本大震災発生、県内は地震、津波で甚大な被害 1150票
2 東京電力福島第1原発事故が発生 1127票
3 会津地方で記録的豪雨災害 905票
4 合唱コンクール全国大会で県勢が「合唱王国ふくしま」の底力 841票
5 夏の甲子園に5年連続で聖光学院出場、開会式の大会歌や入場行進で本県高校生参加 827票
6 台風15号が縦断、県内に大雨被害 743票
7 県内でも高速道路無料化スタート 575票
8 県人口200万人割れ 520票
9 玄葉光一郎衆院議員(福島3区)が重要閣僚歴任 506票
10 急激な円高、株安の影響県内にも 456票
女房が外したのは、
10番目の
「急激な円高、株安の影響県内にも」である。女房が応募した1項目違いは5種類あった。10番目以外に選んだものは次の通り。
「県、市町村職員、教職員の不祥事やまず」、
「二本松市のJAで強盗、1億1000万円奪われる」、
「2013年の大河ドラマに『八重の桜』」、
「『なでしこジャパン』に県内から祝福の声」、
「福島医大発注工事に絡む汚職事件で、県職員ら逮捕」の
5つである。一方、抽選には漏れたが、
エンピロも1項目違いが
3種類あった。10番目の
「急激な円高、株安の影響県内にも」を外したのは女房と同じ。
「箱根駅伝で柏原竜二選手が3年連続区間賞」、
「警察官の逮捕、不祥事が相次ぐ」、
「7カ月遅れで県議選実施」を選んだのだが、どれも及ばなかったようだ。
「急激な円高、株安の影響県内にも」は全く候補に上げなかったわけでもない。数年前にも
トップ10入りしたことがあったからである。しかし、県内のニュースとしては相応しくないと判断して外してしまったのだ。いずれにしても、目標が達成できて
万々歳である。昨年は
エンピロが
「福島民報の十大ニュース」の
1項目違いの抽選で1万円をゲットした。
連続当選は初の快挙である。いよいよ13日は
「福島民報の十大ニュース」が決定する。
新聞発表は
14日となるが、決して
柳の下にドジョウが2匹いるとは思っていない。
他の
懸賞はほとんど応募しないが、県内新聞社の
十大ニュースは
毎年応募している。
宝くじの発表と同じくらい
夢が持てる懸賞だ。宝くじと違うところは、筆者の場合、
当たる確率がすこぶる高いことである。
競馬をやられる方はお分かりだろうが、
馬券(勝馬投票券)を買うときは、
本命を軸としていくつかの組み合わせで買うのが一般的。 十大ニュースも同じである。
本命と対抗馬をウマく組み合わせて選ぶようにすればよい。いい
ヒントになったことだろう。

12月11日付け福島民友新聞朝刊
【追記】
「福島民報の十大ニュース」が
14日の朝刊で発表になった。前日に
取材の申し入れがなかった時点で、
全項目的中でなかったことは明らかであった。それでも
1項目違いのチャンスはあると僅かながら期待していた。しかし、何と
全項目的中者が
5人いて、それぞれの
顔写真が載っていた。5人にそれぞれ
3万円が贈られる。
賞金総額が
15万円なので、この時点で1項目違いの賞はなかったわけである。
十大ニュースになった項目は、自分で候補に挙げた
14項目に入っている。当初応募したものでは、十大ニュースに入った
10項目の中の1項目を
本命とした
6項目に入れなかったため、全項目的中することはなかった。それでも、
民友新聞の十大ニュースに
「福島県の人口が200万人を割る」が入ったので、これを
本命に置き換えて、
締切日当日の朝、急きょ
追加で応募したが、時間がなく数組の組み合わせしか応募できず、大きなチャンスを逃してしまった。来年は1項目違いでなく、
全項目的中するよう
時間に余裕を持って勝負してみたい。

12位になった
「LIVE福島 風とロックSUPAR野馬追開催」を7番目までの
本命に入れた時点で、全項目的中することはなかった。
福島民報主催の特別イベントで大々的に報道してきたが、若者向けで年配の方にはややインパクトが薄かったと見える。十大ニュースの
応募者は
年配の方が多いと判断する。
「LIVE福島 風とロックSUPAR野馬追開催」を本命から外し、「県人口200万割れ」を本命に入れて、数組分を
再度応募したが、締め切り時刻が迫っていて既に時遅し。あえなく敗退したが、やや悔いを残す結果となった。

0